世間で当たり前とされることを教わらずに大人になってしまった人のことを世間知らずだと言います。
若いうちは可愛らしい、まだ若いで済みますが年齢を重ねるうちにそれは通用しなくなっていきます。
今回は世間知らずの直し方をご紹介します。
- 積極的に目上の人と話す
- 挨拶はきちんとする
- 食事のマナーを学ぶ
- マナーを良くする
- 一通りの家事は覚える
- 一日一回はニュースを見る
- 漢字を読めるようにする
- 妄想はほどほどに
- 自分を知り、謙虚でいる事
- 相手の立場に立つ
- まとめ
1. 積極的に目上の人と話す
敬語がしっかり話すことができない人は世間知らずだと思われます。
そもそも敬語は実際に目上の人と話し、自然と身についていくものです。
敬語を使えない人は今まで目上の人と話す機会が少なかったのでしょう。
今からでも遅くないので、積極的に目上の人と話をして敬語を身につけましょう。
慣れないうちは言葉づかいを間違ってしまうこともあるでしょうが、きちんと謝って言い直せば相手にとって大きな問題になることはないです。
むしろいつまで経っても敬語が全く使えないことの方が大問題なのです。
2. 挨拶はきちんとする
挨拶は社会人の基本です。
出社した時、帰宅する時に必ず挨拶をします。
はっきりした声で相手に伝えられることが望ましいですが、そもそも挨拶をする習慣がない人にとっては難しいのかもしれません。
まずできることとしては、家族や近隣の方にきちんと挨拶をする習慣をつけることです。
たかが挨拶、されど挨拶です。
これができて損をすることはありません。
3. 食事のマナーを学ぶ
食事のマナーが悪いことでも世間知らずだと思われてしまいます。
食事のマナーは全て覚えようとしてもきりがないので、最低限のことを身につけましょう。
最低限のマナーとは、一緒に食事している人を不快にさせないということです。
食事中に大きな音を立てる、肘をつく、食べ物を口に含みながら話すなどです。
相手を不快にさせないということだけきちんと守れば、世間知らずだとは思われないでしょう。
4. マナーを良くする
電車やバスの中で大きな声で話したりしていませんか。
タバコの吸い殻をポイ捨てしていませんか。
一緒にいて恥ずかしいと思われてしまうような行動は控えましょう。
自分では気づいていないだけで他人や友人を不快にしているかもしれません。
公共の場では周囲の目をきちんと意識してください。
5. 一通りの家事は覚える
いくら実家暮らしだとしても、最低限自分で生きていけるだけの家事はできるようになりましょう。
洗濯機が使えない、コンロが使えない、お米の炊き方がわからないなど、そもそもやり方を知らないことは世間知らずだと取られてしまいます。
特に女性は最低限の事ができないと世間知らずなお嬢様といった印象を持たれてしまうので、わからないことは随時覚えていきましょう。
6. 一日一回はニュースを見る
世の中の大きな事件、事故、災害などは自然と耳に入って来るものです。
周囲との会話で自分だけが知らないことがあまりにも多いと、世の中の情報収集が足りなすぎるのかもしれません。
現代はネット社会なのでテレビを見る時間がなくても、スマホやパソコンで情報を手にする事ができます。
積極的に情報を得ることを心がけましょう。
7. 漢字を読めるようにする
世間一般的によく使われている漢字を言い間違えることは大変恥ずかしい事です。
普段からテレビや本を読むことが一番良いのですが、なかなか実践しにくいという人もいるでしょう。
せめて読めない漢字があった時に調べるようにしましょう。
8. 妄想はほどほどに
世間知らずな人はやたらと目標が多いという特徴があります。
月に100万稼げるようになりたい、彼氏は年収1000万以上で家持ちが良いなどかなり高い目標を掲げています。
実際にそういう人がいないわけではないので不可能ということはありませんが、こういったことを口にする人は目的を達成するために努力するわけではなく、何も努力しないで高望みしているだけという場合が多いです。
周りから見て、何を言っているんだろうと思われてしまうような言動は避けましょう。
9. 自分を知り、謙虚でいる事
自分の常識が世間の常識ではないということを理解しましょう。
まずはそこがスタート地点です。
自分がものを知らないことを知り、謙虚でいる事で周りの人は見離さずに物事を教えてくれます。
周りの言う事に一生懸命耳を傾け、素直に受け入れる姿勢をとることで、実際は世間知らずだとしても世間から浮いてしまうことはありません。
むしろ将来的にきちんと世間を知った常識的な人になれるでしょう。
10. 相手の立場に立つ
空気が読めない事も世間知らずだと思われてしまうでしょう。
日頃から自分が何かをする時に周りの反応を窺ってみましょう。
今まで相手の気持ちがわからなくて世間知らずな行動を取っていたのでしょうから、きちんと気付くことが必要です。
もし相手の反応が悪ければ、素直に理由を聞いてみましょう。
教えてもらったことを受け止め、改善しようと努力を重ねられれば徐々に世間知らずを改善できます。
まとめ
世間知らずな人の特徴と合わせて、改善方法もご紹介しました。
そもそも世間知らずな人は自分が世間知らずだと気付いていないことが多いので、まずは気付く事が大切でしょう。
世間知らずは必ず直せるので、諦めずに頑張ってみましょう。