オフィスや学校に君付けしている女性がいたら「何を考えているのかな」と不思議に思うこともあるかもしれません。
周りの人を君付けする、女性の心理をみていきましょう。
悩める人間関係のヒントにしてみてください。
- 苗字を君付けで呼ぶ女性の心理
- 名前を君付けで呼ぶ女性の心理
- まとめ
1. 苗字を君付けで呼ぶ女性の心理
周囲の人を「さん」ではなく、君付けしている女性もいるものです。
君付けには、どのような心理が隠れているのでしょうか。
一緒にチェックしていきましょう。
- サバサバ系女子に見られたい
- 相手より「上」をアピールしたい
- 支配したい
1-1. サバサバ系女子に見られたい
周りの男性になれなれしい口調をする女性の心理として「サバサバとした姉御タイプに見られたい」という気持ちがあります。
豪快でカッコいい雰囲気の女性に憧れているので、つい苗字にも「君」をつけてしまうのです。
サバサバ系女性に憧れる理由として、周囲の女性を敵に回したくない・ぶりっ子に見られたくないなどの気持ちもあります。
女性が多い職場などでは「妙に女の子っぽい行動」が陰口をたたかれる原因になることもあります。
周りの女性の反感を買ってしまわないように、防御の意味から君付けをして自分をまもっているのです。
1-2. 相手より「上」をアピールしたい
苗字に君付けする女性は、相手よりも自分の方が上にいることをアピールしている可能性があります。
「私の方が何でもよく知っているんです」ということを周囲に主張したいがために、あえて君付けしていることがあります。
このように相手よりも優位に立ちたがる人は「実際の姿よりも大きく見せることにこだわっている」特徴があります。
本当はコンプレックスの塊で自信などはこれっぽっちも無いのですが、苗字に君付けすることによって「自分が相手より強くなった」錯覚をおぼえることができます。
盛んに君付けしてくる人を見かけたら「自分を守るのに必死なんだな」と思っても良いと思います。
1-3. 支配したい
苗字に君付けする心理として「相手をコントロールしたい」という心理もあります。
何でも自分の思い通りに進めたい人がなりやすい思考で「意のままに操りたい」という気持ちが暴走してしまい、自分より年上の男性にも君付けで呼ぶようになります。
自分が思い描いているビジョンがとてもはっきりしているので、それをかき乱すような人物が現れるとモヤモヤして反発したくなるのです。
気になる人物をあえて「君」と呼ぶことによって、まるで王様と家来のような上下関係が生まれます。
君付けされた人は、下に見られているように感じて、何か言いたいことがあっても意見を引っ込めてしまうようになります。
苗字を君付けする人は、大きな支配欲を持っている自己中心的なタイプです。
2. 名前を君付けで呼ぶ女性の心理
周囲の人に対して、下の名前をあえて君付けで呼ぶ女性もいます。
君付けで呼ぶ心理には、どのような心境があるのでしょうか。
チェックしていきましょう。
- お気に入り
- 若作りしている
- 仲良くなりたい
2-1. お気に入り
下の名前を君付けする女性は、その男性のこと好意的なまなざしで見つめています。
未来の恋人候補として色っぽい瞳で眺めているので、つい下の名前を君付けで呼ぶようになります。
下の名前を君付けで呼ぶと、自然とチャーミングで愛くるしい雰囲気が生まれます。
「さん」で呼んだときに比べてフレンドリーな印象になるので、自然と2人の距離も縮まるようになります。
他の男性のことはかた苦しく「さん」で呼ぶのに、ハンサムでカッコいい男性に限って君付けしている場合は下心がかくれている場合も多いです。
ひどくお気に入りの男性で、いつしか自分のものにしたいと思っている可能性があります。
2-2. 若作りしている
かなりの年の差が離れた男性のことを君付けしている場合は「若く見られたい」という気持ちが隠れています。
おばさんに見られたくない、いつまでもキャピキャピしていたいという願望から、周囲の男性の名前を君付けするようになります。
若い後輩たちの仲間入りをしようとして、無理にがんばっている所もあります。
本人はさり気なく年齢をごまかそうとしているのですが、露骨すぎるアピールがかえって痛々しく見えてしまうことも…。
親子ほどの年齢差がある女性が、ひと回り以上下の男性を君付けしていたら「また若作りしている」と割り切って考えることも大切。
見る人が見れば分かることなので、痛いお局さまは放っておくことも大切です。
2-3. 仲良くなりたい
下の名前を君付けで呼ぶ女性の心理として「もっと仲良くなりたい」という気持ちがあります。
初めて持った部下に対して、どのようにコミュニケーションを取ったらいいのか分からず、途方に暮れてしまっている所もあります。
上から目線で強い言い方をすると、パワハラで訴えられてしまう時代。
そうしたリスクを少しでも抑えたいと、下の名前に君付けをして「フレンドリーな上司」をアピールしているのです。
上司は強いもの…といわれますが、すべての人がそうした資質を持っている訳ではありません。
強い言い方ができる上司もいれば、強い言い方ができずに苦しむ上司もいます。
名前に君付けしてくる女性上司がいたら「悩んでいるんだな」と客観的に見てあげることも大切です。
3. まとめ
苗字や下の名前を、あえて君付けで呼ぶ女性の心理をお伝えしました。
君付けで呼ぶ心理には、立場や年齢によって色々な見方をすることができます。
人間関係に悩んで疲れたとき「このような考えもあるのだということ」をぜひ参考にしてみてください。