失言に傷つけられたことはありませんか。
一度ならまだしも、失言が何度もある、その上そこまで親しくはない、なぜそのようなことをするのか疑問を抱きます。
思ったことをすぐに口に出してしまう人は、相手との関係性も考えず、失言が増えます。
そのような人には、どのような心理、特徴や共通点があるのでしょうか。
- 思ったことをすぐ口に出す人の心理
- 特徴や共通点
- まとめ
1. 思ったことをすぐ口に出す人の心理
何も考えず、思ったことをすぐ言う人にはどのような心理があるのでしょうか。
わざと傷つけているのか、そうではないのか考えてみましょう。
- 会話を盛り上げたい
- 自分は正しい
- 嫌われてもいい
1-1. 会話を盛り上げたい
沈黙が苦手で相手との会話を盛り上げたいと思っている人は、失言も増えます。
自分を芸人のように思っていて、テレビで見ている芸人と同じようにツッコミして場を盛り上げようとします。
しかし、プロの芸人ではないので、瞬時に出てくる言葉は今思ったことをそのまま言うだけです。
結局、言ってはいけないことを言ってしまっていることが多くなります。
コンプレックスをネタにして仕事をしている芸人と一般人との区別ができていません。
今を全力で楽しもうとしているだけで、憎めない部分はありますが、あまりにも失言がひどい場合は注意が必要です。
1-2. 自分は正しい
自分はもしかして間違っているかもと発言することに躊躇しません。
すぐ反対意見を言い、「なんでそう思うの」と詰め寄る人がいます。
反対意見を伝えることが悪いことではありません。
しかし、自分だけが正しいと思い過ぎているので、相手に同調することは全くなく、自分と同じ考えではないことを責め、自分の意見を押し付けてきます。
誰もが危険と判断するようなことをしていた親しい友のためを思い、厳しく反対し、注意することはあると思います。
彼らは誰に対しても、とてもどうでもいい話題に対しても、熱心に反対意見を押し付けてきます。
そのため、多くの人はきつい人だと思い引いてしまいます。
1-3. 嫌われてもいい
これを言ったらどうなるか、これからも相手と親しくなれるだろうかとはあまり考えず、言いたいことをそのまま言っています。
言いたいと思っても、相手との関係性を考えると、言えずにぐっと我慢することは多くの人が経験しているでしょう。
彼らは思ったことを言えないぐらいだったら、嫌われてもいいと思っています。
その考え方を取り入れると、とても楽に生きられます。
しかし、間違っていることを自分が正しいと思い込んだまま生きていいては、ただ無知で恥ずかしい人間になっていきます。
思っていることをすぐに口に出しても、相手の話に耳を傾け、素直さや柔軟性がある人だと好かれるでしょう。
2. 特徴や共通点
思ったことをすぐに口に出してしまう人には、どのような特徴や共通点があるのでしょうか。
具体的に知っておき、どのように対応していくか考えていきましょう。
- おしゃべり
- 怖いリーダーキャラか、いじられキャラに分かれる
- 幼稚
2-1. おしゃべり
基本的におしゃべりな人が多く、失言があっても面白い人と捉えられ、友人が多くなります。
行動力もある人が多いので、サークルや習い事などに通って行動範囲を広げます。
きつい失言によって去っていく友達がいても、また得意なおしゃべりによって新しい友達を追加していきます。
秘密は守らない可能性があるので、重要な相談は彼らにはしない方が身のためでしょう。
ただ、彼らは何かあなたが困っていると感じたら、強引に聞き出そうとします。
思ったことはすぐ口に出し人を傷つけるくせに、なぜか微妙な変化に気づき、勘が鋭いのが特徴です。
ばれないように気を付けましょう。
2-2. 怖いリーダーキャラか、いじられキャラに分かれる
プライドが高いタイプだと、失言に反論すると怒ってしまい、陰口を言いふらし、怖くて誰も指摘できず、恐ろしいリーダーにのし上がっていきます。
もともと人から嫌われることを恐れないので無敵になります。
プライドが高くなければ、失言を注意されても、受け入れてくれるので、仕方ないやつだと可愛がられ、いじられキャラへとなって愛されていきます。
いじられキャラの人から失礼な発言は頭にきますが、その場で言い返しても怖い反撃はしてこないので、ストレスがたまりにくいでしょう。
しかし、怖いリーダーと一緒にいることは気疲れしてしまいます。
距離を置きましょう。
2-3. 幼稚
思っていることをすぐに口に出す人の中でも、承認欲求が強いけれど、何も誇れるものがない場合は、幼稚な発言、行動が多くなります。
たとえば、できもしない約束をすぐに口にしてしまい、守れないということが多々あります。
約束を守れなかったときに恥ずかしい、ある程度目処がついてから人に話そうという考えはありません。
少しずつ周りから呆れられ、信用を失っていきます。
それでも、人から承認してもらいたくて、できもしない約束を繰り返します。
そのような人の言うことは、いらいらしますが、信用せず、真に受けないように気をつけましょう。
3. まとめ
思っていることを口に出してしまう人に傷つけられたときは、自分の気持ちを伝えましょう。
相手は遠慮していないので、こちらも遠慮することはありません。
故意に傷つけることはよくありませんが、嫌われてもいいと思う考え方は取り入れましょう。
相手がどう出るかよく見て、正面から向き合ってみてください。