赤字の家計を見直すにはどんな点に注目したらいいのでしょうか。
そのコツや見直すポイントをまとめました。
- 家計簿をしっかりつける
- 保険は何年か置きに見直す
- 車を購入する際は必要最低限のものを
- 見栄を張って子供の教育費をかけすぎないこと
- 洋服は家族で着回せないか検討する
- 食べたいものではなくある中から調理する
- 家電製品を減らす
- 洗濯をするならお風呂のタイミングと合わせる
- ママ友からざっくりでも支出を聞いて参考にする
- ジャンルごとにお金をきっちり分けて管理する
- 通帳の記帳は忘れない
- レシートを見ながら買わなくてよかったものをチェックする
- 貯金は別に管理して家計が厳しいという意識を持つ
- クレジットカードは使いすぎないこと
- 通販での買い物もしっかり把握しておく
- まとめ
1. 家計簿をしっかりつける
赤字の家計を見直すのには家計簿をしっかりつけることが欠かせません。
それによって急に出費が減るなんてこともありませんが、書き込む際に「これは高すぎたな」とか「今月は買い物が多かったな」などと反省できるのでやりくりの意識が高まります。
また、家計簿でパートナーにもチェックされると思えば無駄遣いも減るでしょう。
書く手間も面倒に思える人なら買い物すら躊躇うかもしれません。
2. 保険は何年か置きに見直す
保険は何年か置きに見直す必要があります。
家族が増えれば必要になる備えも増え、子供が巣立てば備えも減らせるからです。
また、保険会社のサービスや保険内容も何年かごとに更新されるため、その時いいと思っても今ベストな保険は変わっていることがあります。
何年か置きに見直すという意識があればそれ以外においても確認しようという気持ちが生まれて節約に繋がります。
3. 車を購入する際は必要最低限のものを
車を購入するなら必要最低限のものにしましょう。
家計が赤字なら車を所有する必要性があるのかも考えなくてはいけません。
それほど使わないなら安い車でもいいはずですし、仕事でもよく使うなら長持ちするように高くても新車にすべきなどと条件が変わります。
また、実家が近いなら親と車を兼用したりすることも可能です。
車を購入してしまう前にこれらのことも検討してみてください。
4. 見栄を張って子供の教育費をかけすぎないこと
見栄を張って子供の教育費をかけすぎないようにするのも家計を見直すコツと言えます。
ひとつ習い事を始めると他にもやらせたくなる欲が出てきてしまったり、いくつも習い事をしている他のお子さんの話を聞くとうちの子にももっとお金をかけたくなってしまいますが、家計に見合った出費でなくては結局は子供に我慢をさせる事態となってしまうでしょう。
教育費は大きな出費となるため、子供に必要なものなのか、まだ続けるべきなのか、定期的に話し合って決めていくべきです。
5. 洋服は家族で着回せないか検討する
洋服は小さくなったら捨てるのではなく、家族内で着回せないか検討してみることも節約において大切です。
そでがよれてしまっても切り取って半袖にしてみたり、ボタンを替えて違った雰囲気にリメイクしてから家族に薦めたりもできます。
赤字なら洋服をなるべく買わずに済むのが理想的です。
重ね着で傷んだ部分を隠しながらオシャレを楽しむなんてことも考えてみてください。
6. 食べたいものではなくある中から調理する
食料品を買う時は食べたいものを買うのではなく家にあるものの中から調理する意識を持ちましょう。
すると、買い物の際も安いものだけ買うという習慣がつきます。
子供が大きくなると食費は痛い出費です。
極力抑えるために、安いものを買ってそれをうまく調理するという工夫が必要になります。
それが当たり前になればたまにの外食も随分贅沢した気になり、外食ばかりを求められることもなくかるかもしれません。
7. 家電製品を減らす
家電製品を減らしてしまえば電気代も節約できます。
また、赤字の家計の見直しの際はいらなくなった家電を売ってお金にしてしまいましょう。
また、古い家電製品も電気代がかかると言います。
定期的に家にある家電製品をチェックして、安く入手できる時に買い替えてしまうというのも悪くはありません。
ただ、そればかりしていると出費がかさむのでバランスが大切です。
8. 洗濯をするならお風呂のタイミングと合わせる
洗濯をするならお風呂のタイミングと合わせるようにしてください。
水道代を節約するために、お風呂の残りを洗濯に活用します。
水道代は家計の大きな割合を占めているとは言えませんが、ひとつの工夫や意識から全体への意識に変わっていくという意味ではこれも大切なことなのです。
お風呂の残り湯が発生するタイミングで洗濯をしてささやかでも水道代を節約しましょう。
9. ママ友からざっくりでも支出を聞いて参考にする
ママ友からざっくりでいいので毎月の支出を聞いてみると参考になります。
特に家族数が同じ家庭や子供の年齢が同じ家庭の情報は非常にためになります。
それを聞いて自分達はどのジャンルの出費が多いのか把握し、切り詰めていくようにします。
節約上手なママ友からは節約のアイデアやコツも聞き出してしまいましょう。
普段からママ友とこんなやりとりができてるとセール情報なんかも提供してもらえるかもしれません。
10. ジャンルごとにお金をきっちり分けて管理する
給料日にはジャンルごとにお金をきっちり分けて管理するようにしてください。
封筒などにそれぞれ分ければその中でおさめようという意識が働きますし、使いすぎた時も一目瞭然です。
ちょっと面倒ではありますが、節約するには手間を惜しんではいられません。
節約のためだけではなくお金を管理しやすくなるというメリットもあるので家計簿がつけやすくなります。
11. 通帳の記帳は忘れない
通帳への記帳は忘れないようにしましょう。
ズボラでいると家計の管理があいまいとなり、急にお金が必要になった時に「これしか残ってないの?」なんてパニックになったりもします。
また、記帳しておくことで赤字への意識も強くなり、自分をどんどん追いこむことができます。
たまには見返してしっかりやろうと強く思うようにしてください。
12. レシートを見ながら買わなくてよかったものをチェックする
買い物の後にはレシートを見ながら買わなくてもよかったものをチェックする習慣をつけましょう。
何をいくら買ったか確認するだけでは反省が生まれません。
それではまた無駄な買い物をしてしまう可能性があります。
大切なのはひとつひとつの買い物の必要性を考えることです。
そして、無駄だと思う買い物にはチェックをいれて金額を足していきましょう。
たまっていく無駄な金額を来年は越えないように意識します。
13. 貯金は別に管理して家計が厳しいという意識を持つ
貯金をするならそのまま通帳に残すのではなく別に管理するべきです。
通帳に残ったお金が貯金というやり方だと危機感が生まれませんが、別に管理することで手元にはそれほど残っていないような錯覚に陥り、「もっと貯金を頑張らないと!」とハラハラします。
この危機感が赤字解消に向けて大切なのです。
常に家計は厳しいものなのだと思い込んでおいてください。
14. クレジットカードは使いすぎないこと
クレジットカードを利用してポイントをためるというのも家計に大きなメリットとなりますが、そればかり意識しすぎてカード払いばかり多用するのはいけません。
なぜなら、カードでの支払いはあまりにも手軽なので無限に買い物ができてしまうような気分になります。
それは買い物が好きな人にはとても危険な感覚です。
クレジットカードは活用しながらも使いすぎず、いくら使ったかは正確に把握しておきましょう。
15. 通販での買い物もしっかり把握しておく
通販での買い物もクレジットカード払いと同じように手軽がゆえに危険です。
それだけ買ったか、どのように支払ったかなどをしっかりと把握しておいてください。
通販で買う方が安く買えることも多いですが、手軽なせいで必要のないものまで手を出してしまうこともあります。
ほしい物があってもすぐに購入せずに日にちをかけて選ぶようにしましょう。
まとめ
今回ご紹介したコツは赤字の家計に限らず節約を意識していきたい家庭全般におすすめできることばかりです。
どれくらい実践できていますか?ひとつでも多く実践できれば家計にもメリットが生まれるに違いありません。