子供にお金の価値を教えるのは親の役割でもあります。
そこで、子供の金銭感覚を育てるコツを紹介します。
- お店屋さんごっこをする
- お手伝いをしたら自作クーポンをあげる
- 計算の勉強に力を入れる
- プレゼントに予算を設定する
- おやつは子供に選ばせる
- 買物には子供を連れていく
- 貯金箱を使う
- お得な買い方を教える
- 無駄なお金を持たせない
- 毎月お小遣いを渡す
- 学校主催のバザーに参加する
- お金を使い過ぎたら教育する
- 水道光熱費を教える
- お金の貯め方を教える
- 金銭感覚の有無を定期的に確認する
- まとめ
1. お店屋さんごっこをする
小さな頃は、お金のおもちゃを使いお店屋さんごっこをすると、お金のやり取りを覚えることができます。
いきなり金銭感覚を持たせることは難しいので、最初は取引の流れを教えてあげることが大切です。
お店屋さんごっこは、やり方さえ分かれば子供だけで遊ぶようになるので、遊びの中で子供の金銭感覚が育っていきます。
2. お手伝いをしたら自作クーポンをあげる
家のお手伝いをしたら、自作のクーポンをあげるのも子供の金銭感覚を育てるコツです。
クーポンには数字を入れて、数字の種類によって価値の違うことをしてあげるのが理性的です。
例えば、50クーポンはプリンをあげる、100クーポンはアイスをあげる、1,000クーポンになったら好きな洋服を買ってあげるなど、楽しみながら金銭感覚を育てます。
3. 計算の勉強に力を入れる
計算ができないや苦手の場合は金銭感覚が身に付き難いので、計算の勉強に力を入れることが大切です。
数字に強い子にすると、自然と金銭感覚が育っていくので、効率的な対策と言えます。
500円の予算で買物をする場合、数字に強いとどのくらい好きな物を買えるか分かりますが、数字に弱いと想像できません。
500円でどのくらい買えるかという点は金銭感覚でもあるので、計算力は金銭感覚を育てるコツです。
4. プレゼントに予算を設定する
誕生日などのプレゼントに予算を設定すると、金銭感覚が身に付いていきます。
子供が欲しい物を言われたまま購入すると、金銭感覚を無くす可能性があります。
特に最近は高額なゲーム系が多いので、数万円の価値を軽く感じる傾向です。
その為、プレゼントには予算を設定して、欲しい物の予算に届かない場合はお小遣いやお年玉を充てるなど、工夫させることが金銭感覚を育てます。
5. おやつは子供に選ばせる
子供のおやつは子供に選ばせると、幼い子でも金銭感覚が身に付きます。
自分でおやつを選ぶと商品によって値段の違いが分かり、高い物はどういう商品か把握できます。
ただ、子供同士で買物に行かせると間違った買物をする可能性があるので、なるべく親がいる時におやつ選びをさせるのが理想的です。
6. 買物には子供を連れていく
買物に行く時は子供を連れていくと、お金のやりくりや買物のやり方など自然に見て学べるので、なるべく子供と一緒に買物をするのがおすすめです。
買物に行く機会が少ないと、ジュース1本幾らかということも把握できないので、金銭感覚の無い子供になってしまいます。
金銭感覚を育てるには、流通の現場を見ることが大切で、見る機会が多いほど金銭感覚が育っていきます。
7. 貯金箱を使う
子供に貯金箱を使わせると、お金を貯める習慣や貯めることで可能になることなどが勉強できます。
貯める行動は金銭感覚を育てやすく、お金の価値を高めることができます。
大人でも貯めることが苦手な人は金銭感覚が無い傾向のため、子供も貯める習慣を持たせることが大切です。
また、貯金箱は楽しく貯めることができ、習慣にしやすいというメリットもあります。
8. お得な買い方を教える
お得な買い方を教えると、お金の価値が身に付き金銭感覚が育っていきます。
例えば、A店だと300円で販売しているアイスは、B店だと150円で販売しているからB店へ行って購入しようという教育は、金銭感覚を育てるコツです。
この教育がないと子供は店を選ばない買物をするので、金銭感覚を持たない子供になります。
大人は知っていることでも子供は分からないことが多いので、なるべく細かく教育することが大切です。
9. 無駄なお金を持たせない
お金を必要以上に持たせると、持っているだけ子供は使ってしまいます。
子供の性格にもよりますが、無駄なお金を持たせるほど金銭感覚が無くなりやすく、必要最低限のお金でやりくりさせるほど金銭感覚が育っていきます。
その為、子供が持っているお金は日頃からチェックして、少し少ないかなくらいのお金を持たせることがポイントです。
10. 毎月お小遣いを渡す
お小遣い制は金銭感覚を育てるためにおすすめな方法で、お小遣いを多くしない限り自然と金銭感覚のある子供になります。
欲しい物があったらお金を渡す制度は、余ったお金も全て使う習慣が身に付き、残して他の日に使うという考えが起きなくなります。
その為、また後日お金を渡すことになるので、お金使いが荒く金銭感覚の無い子供になってしまいます。
11. 学校主催のバザーに参加する
学校主催のバザーに参加すると物とお金の価値を学べるので、なるべく参加させるのがおすすめです。
バザーの参加は出品側や購入側どちらでも良く、いづれの立場でも普段経験できないようなことを学べます。
例えば、500円相当の物を100円で買えた場合、500円相当という価値観が身に付き、金銭感覚を育てることに繋がります。
逆に、安いからといって買ったことに後悔するケースもあるので、安心なレベルで金銭感覚の勉強ができます。
12. お金を使い過ぎたら教育する
子供はいきなり金銭感覚を持つことができないので、お金を使い過ぎる時もあります。
その際は頭ごなしに怒るのは避け、失敗した買物を題材にして教育するのがおすすめです。
リアルな題材で教育できるため子供の頭に入りやすく、子供自信も失敗したという気持ちから成長します。
失敗と成功を繰り返しながら成長するので、失敗したら教育をして成功したら褒めるという方法が、金銭感覚を育てるコツです。
13. 水道光熱費を教える
小学生になったら水道光熱費を教えると、子供の金銭感覚を育てられます。
逆に、水道光熱費を教えないと価値観が分からないので、無駄な使い方をする傾向があります。
水道光熱費はリアルな数字として確認できるので、子供の金銭感覚を育てるには丁度いい材料になります。
無駄に使うとこれだけお金がかかる、という話を子供にすると節約する考えとお金の大切さが身に付きます。
14. お金の貯め方を教える
大人でも中々難しい部分ですが、お金の貯め方を教えることは金銭感覚を育てるコツです。
子供のお小遣いやお年玉などの貯め方を教えてあげると、無駄遣いしない子供になります。
お金の貯め方は、銀行貯金や貯金箱など色々ありますが、銀行口座を一つ子供用に作るのも良い方法です。
自分の口座にお金が貯まっていくという感覚は子供でも嬉しいので、金銭感覚が身に付きやすくなります。
15. 金銭感覚の有無を定期的に確認する
子供の金銭感覚はどうなのか、定期的に確認することも大切です。
年齢や生活習慣によって金銭感覚は変化するので、金銭感覚のある子供だと思っていても変わる可能性があります。
子供の金銭感覚を把握することが、効果的な対策をするポイントにもなるので、なるべく定期的に子供とお金の価値について話をすることが大切です。
子供のお小遣いは沢山あると思っていたら、全く無かったというケースもあるので、親は定期的に子供のお小遣い事情をチェックすることも必要です。
まとめ
子供の金銭感覚を育てるコツは、教育をして実践をさせるの繰り返しです。
また、実践の中で失敗があった際はしっかり教育することが大切で、失敗したままにすると改善されなくなります。
子供は親の姿を見て成長するので、親も金銭感覚をしっかり持つという点も子供の金銭感覚を育てるコツです。