毅然とした態度とは、意思をしっかりと強く保ち、物事に対して動じない姿勢の事です。
毅然とした態度で接することが出来ると、周りから一目置かれるような存在になる事が出来ます。
今回は、毅然とした態度を取るコツを15選紹介したいと思います。
- 自分は正しいんだと強く思う
- 相手の目を見て話す
- 意思を曲げない
- 事前に考えられるハプニングを想定しておく
- 物事の最悪なケースを考えておく
- 努力を自信に変える
- 声を大きくゆっくり話す
- 嫌われる覚悟を持つ
- 割り切ることが出来る
- 身なりをきちんと整え、見た目を意識する
- にやにやしない
- すぐに謝らない
- 事実をきちんと伝える
- 弱音を吐かない
- ポジティブに捉えることが出来る
- まとめ
1. 自分は正しいんだと強く思う
毅然とした態度を取るには、自分に自信を持つことが先決です。
自分の考えに不安を抱いていると、相手にもそのぐらついた心を見透かされてしまいます。
間違っているかもしれないという気持ちの迷いがあると、あたふたしてしまい、ボロが出てしまいます。
何でもかんでも自分が正しいと思う事が大切なのではなく、きちんとした理論をつけておくことで、相手の行動や言動に対しても動じずに平然と対応することが出来ます。
2. 相手の目を見て話す
毅然とした態度を取る時に大事なのは、相手に対して意思が強い人間だとをきちんと伝わるかどうかです。
相手にペースを乱されてしまう人でありがちなのが、しっかりと目を見て話すのが苦手というのがあります。
毅然とした態度を取りたいのに、目がキョロキョロと泳いでいたら、間違いなく相手から弱々しい人間だと思われ、舐められてしまうでしょう。
大事な場面では相手の目を直視することで、堂々とした態度をアピール出来れば、それだけで相手が受ける印象がガラッと変わります。
3. 意思を曲げない
何か頼まれごとをされた時、すべて受け入れたり、断れなかったりすると、すべて相手の言いなりになって行動してしまいます。
相手の都合に合わせてしまっているので、自分の意思とは違う方向に行っている可能性があります。
これだけは絶対に譲れないという気持ちを持ち、認識することが大切です。
都合が悪い時は、はっきりと断る勇気が必要です。
何でもかんでも相手の考えに任せてしまっているようでは、信念を貫くことは出来ないでしょう。
4. 事前に考えられるハプニングを想定しておく
毅然とした態度を崩さないために、「こういうハプニングが起きたら、こう対処しよう」というイメージを頭の中に持つことが大切です、シミュレーションを何度も頭の中で積み重ねる事で心に余裕が生まれ、いざという時に動じないで対処することが出来るようになります。
相手の言動なども頭の中に把握することで、きちんと返すことが出来れば、相手につけいる隙を与えることなく、恐れずに立ち向かう事が出来ます。
5. 物事の最悪なケースを考えておく
人間は、いつ死ぬかわかりません。
家族や大切な人が事故にあってしまったり、病気になってしまって平然を保てる人はいないでしょう。
何事にも動じないためには、物事の最悪なケースを考える事も必要です。
そうすることである程度は心の準備をすることが出来るのです。
スポーツの試合なども、勝つことだけを考えていては、負けた時に取り乱してしまうでしょう。
恐れずに物事に立ち向かうためには、起こりうる最悪なケースを頭の中に入れておくと、どんなことが起こっても動じない態度を取ることが出来ます。
6. 努力を自信に変える
自信を持つことが大切だと言いましたが、自信を持つためにはきちんとした実力を持っていることが必要です。
努力を積み重ねる事で、相手に負けない気持ちを手に入れる事が出来ます。
相手に努力したと思われるのではなく、自分自身が努力したと思えるようになることが大切です。
毅然とした態度を取るには、日頃からがんばっているという自信と気持ちが大切です。
7. 声を大きくゆっくり話す
小さい声で早口で話す人にどういう印象を持ちますか?大抵の人は力弱く、頼りない印象を持つことだと思います。
逆に声が大きく、ゆっくりと話す人は、迫力があり、相手に威圧感を与えることが出来ます。
そうすることで、相手があなたから受ける印象はまったく異なったものになります。
相手はあなたの事を堂々としていて毅然としている人間だと思うようになるでしょう。
8. 嫌われる覚悟を持つ
毅然とした態度を取るには、自分の意思を貫く心の強さが必要です。
相手に嫌われることを恐れていては、相手のペースに飲まれてしまい、自分の意志はなくなっていきます。
八方美人のように誰からも好かれようとしている人は、相手に頼まれごとがあると「NO」と言えない人です。
平然とした態度で何でも「YES」と答えられる人は、堂々としていて、何も恐れずに立派です。
誰からも好かれたいという八方美人のような考え方では、毅然とした態度を取る事が困難です。
あなたを馬鹿にするような人には、無理に仲よくすることもないので、嫌われる覚悟を持って自分の意思をしっかりと伝えましょう。
9. 割り切ることが出来る
世の中には理屈や屁理屈が通用しないこともあります。
自分の理屈通りに事を運びたいと思っても、そこにはたくさんの人間がいて、たくさんの考え方が存在しているのです。
自分の思い通りに行かない場面がいくつもやって来ます。
そういう時に、世の中はこういうもんだと割り切ることが出来れば、毅然とした態度を維持することが出来ます。
遅かれ早かれ割り切らなければならない時が必ずやって来ます。
10. 身なりをきちんと整え、見た目を意識する
毅然とした態度を取るためには、風貌を手に入れることが大切です。
物事を形から入るとスムーズに特徴を受け入れるようになってきます。
見出しが整っていなかったり、見た目がか弱い人が毅然としていても、相手はしっくりと来ませんし、自分自身も気持ちがぐらついてしまいます。
頼りない見た目の人はまず、身なりを整え、見た目を変えていくことで、毅然とした雰囲気を身に付けられるようになっていきます
11. にやにやしない
常ににやにやしていると、相手になめられてしまいます。
笑顔は心理的に相手への降状を意味しています。
自分は相手に気に入られようとして、争う意思がないことを相手に伝える意味が笑顔にはあります。
必要のない場面でにやにやしていると、相手にへりくだっているように見えてしまいます。
自分の心を相手にころころと動かされているようでは、毅然とした態度を取ることは難しいです。
にやにやせずに真剣で真面目な表情を意識するようにしましょう。
12. すぐに謝らない
必要がない時に謝罪をすると、物腰が軽い人に見られてしまいます。
低姿勢で威圧感がなく、口癖が「ごめんなさい」では、相手に意思が弱いなと舐められてしまうのは明確です。
自分が間違った事をしていないなら、謝らない。
これぐらいの意思を持って相手に接しないと、相手もあなたの事を毅然とした態度じゃないなと思う事でしょう。
とにかく謝っておけば事なきを得るという考え方は捨てるようにして、強い意志を持つようにしましょう。
13. 事実をきちんと伝える
事実をきちんと伝えることが出来る人は、思考力が備わっている人です。
そういう人は感情論で物事を判断することがあまりなく、必要な情報だけを会話に盛り込み、順序よく相手に説明することが出来ます。
経験不足から出てくる余裕のなさや焦りの色は、落ち着きがなく、毅然とした態度とはかけ離れています。
慣れないうちはなかなか上手くいきませんが、経験を重ねる事により、堂々と伝えることが出来るようになります。
14. 弱音を吐かない
毅然とした人は、何事もなかったかのように平然を保つことが出来る人です。
弱音を吐くと自分の心が乱れてしまい、信念を貫くことが出来ません。
仕事で失敗しても、弱音を吐かず動じない人が毅然とした態度を取る事が出来るのです。
困難が訪れても弱音を吐かず、堂々とした態度で臨むようにしましょう。
15. ポジティブに捉えることが出来る
窮地に立たされてもポジティブに考えれらる人は、何が起こっていも余裕を持っていて、取り乱しません。
ピンチの時こそ本性が現れたり、精神的な強さが試されます。
逆境に立たされても前向きに考えることが出来る人は、毅然とした態度を崩すことなく堂々と物事を対処することが出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
毅然とした態度を取ることが出来る人はカッコよくて魅力的です。
人生経験が浅い人は不安が多く、慣れない環境では毅然とした態度を取ることは難しくなってきます。
豊富な経験をすることにより、自分なりのポリシーを増やしていけば、毅然とした態度を自然と取ることが出来るようになっていきます。