タフで少々のミスにもめげず、恋愛も仕事もうまくいきやすい!鈍感力を身につけるコツをご紹介します。
- 物事に敏感に反応しないよう訓練する
- 深く考え込まない
- まず問題の重要度を見極め、些細なことは見逃す
- 身体と金銭とに害が及ばない範囲で鈍感になる
- 鈍感力の高い人を見習って行動する
- 敏感に反応しないよう訓練する
- 敏感すぎる人は鈍感力を身につけることで気楽になれる
- 楽観的な思考を心掛ける
- まとめ
1. 物事に敏感に反応しないよう訓練する
鈍感力とは、周囲の言動に対して敏感に反応しない能力を言います。
自分の周囲で起きている出来事に頓着せず、多くは無感覚なため傷つくことがなく、ストレスもたまりません。
この鈍感力は、両親の教育等により身につくことが多いのですが、後天的に身につけるためには、自分で鈍感力を身につける訓練をする必要があります。
以下に鈍感であることのメリットを挙げますので、その利点を理解しつつ、鈍感になるよう、自らの言動に気を付けてみましょう。
まずは日々、敏感に反応しないよう努力することこそが、鈍感力を身につけるコツと言えます。
2. 深く考え込まない
鈍感力を身につけるには、まず周囲の出来事に対し、深く考えないようにすることが重要です。
感性が鋭すぎると、相手の気持ちを察するあまり、考えすぎて動けなくなることがありますが、鈍感力を高めると、相手の気持ちを察することが減り、逆に素直な気持ちが吐露できるようになります。
周囲の人が「察して欲しい」と思っている事象にも気付かない上に、嫌味や皮肉も気にならなくなります。
ここで相手は、察して欲しいと思っても無駄だと悟り、言葉で要求してくるようになります。
これこそ鈍感力により人間関係が好転している証拠です。
3. まず問題の重要度を見極め、些細なことは見逃す
鈍感力を身につけるには、ミスや問題に気づかないふりをすることも重要です。
些細なミスや問題点を見知っても、あえて指摘せず、見逃します。
ただし全ての事象に対して鈍感なのは、ただ愚鈍なだけになってしまうので、重大なミスの場合にはしっかりと反応し、厳しく指摘します。
ある一定レベルまでは鈍感になり、小さなミスは不問にし、重要な問題だけはきっちり対処する事で、指摘にメリハリをもたせることができます。
4. 身体と金銭とに害が及ばない範囲で鈍感になる
鈍感力を身につけるコツとして、鈍感でいていい場合と鈍感でいてはいけない場合とに、素早く仕分けできるようになることが必要です。
周囲の事象に無頓着になるのは、思考停止をすればよいので簡単ですが、社会生活において、あまりに気が利かないことによる弊害もあります。
基本的に金銭の損害や身体・精神に危害が及ぶような問題は鈍感でいてはいけません。
もちろん犯罪にも鈍感でいてはいけません。
しかしそれ以外は、敏感に反応しなくていい、鈍感で居ていい場面を拡大していく努力を、不断に続けていくことが大切です。
5. 鈍感力の高い人を見習って行動する
鈍感力を身につけている人は、人間関係や恋愛感情にも大らかな場合があります。
鈍感力が高い場合、相手を思いやる感性が薄い上、機敏に反応しないため、他人に対してとても寛大であり、また自分自身も同様に許されてしまうと判断するようです。
こうしたラフな考えをもっている人は、ストレスがたまりにくく、傷つきにくいため、周囲からはとてもお気楽に見えます。
鈍感力を身につける方法の中には、こうした人を観察し、そのメリットを見知って、自らもその考えに傾倒していくやり方もあります。
6. 敏感に反応しないよう訓練する
鈍感力を身につけることは、異性に対する意識を低めにキープすることも訓練になります。
例えば「相手からのメールの返事が遅いとイライラする」という場合、鈍感力を鍛えるためには、返信への意識を極力低くし「今日は返事がないけど、どうしたんだろう」「遅いこともあるよ」と考える程度にとどめるようにします。
返信遅い理由を詰問するのは、鈍感力を高めるのとは逆の行動になります。
7. 敏感すぎる人は鈍感力を身につけることで気楽になれる
自他ともに認める敏感な人が、物事に対して鈍感になるのは難しいことです。
ただし、身の回りのことに、機敏に反応してしまうことで、忙しくなりすぎたり、気を病んだりするのは、些細な事象に鈍感になり、思考を停止することで、問題を回避できることがあります。
敏感力の高い人こそ、率先して鈍感力を少しだけ身につけるべきなのです。
家族が洋服を脱ぎ散らかしたり、部下の態度に気に入らないところがあったりしても、重大な問題点以外は見逃すよう、鈍感になることも大切です。
8. 楽観的な思考を心掛ける
心配する、気にする、不安を解消しようとする、といった行動は、その事象にとらわれていることであり、敏感力の高い人は、自分が強くならなければと高める努力をします。
一方、鈍感力の高い人は、物事に頓着しないため、あまり心配をせず、困ったことが起きても「何とかなるさ」という楽観的な考え方をもっており、自分を高める努力をしたり、追い込むこともありません。
思考は一朝一夕に変えられるものではありませんが、楽天家であろうと努力することも、鈍感力を身につけるコツといえます。
まとめ
現代人は敏感すぎるゆえに傷つきやすく、ストレスをためている傾向が強く、生きずらく感じていることが多いです。
鈍感力を身につけることは、物事に機敏に反応しないように努力することであり、敏感すぎることで苦しんでいる人が、気楽に生きられようにする考え方や、現代における処世術の一種ともいえます。
周囲で起きる事象の中で、些細な事象に無頓着になることから、鈍感力を磨いてみてはいかがでしょうか。