心のキレイ人になるということは難しいことです。
しかし少しずつでも心磨くことはできます。
その方法についてまとめました。
- 毎日のあいさつを大切にする
- 日頃のちょっとしたことを感謝する
- 人の縁を大切にし、選ぶ
- 物を大切にする
- 相手のことを思いやる
- 自己主張しすぎない
- 偏見を持たない
- さまざまなことに興味を持ち挑戦する
- 勉強や読書をする
- ボランティアをする
- まとめ
1. 毎日のあいさつを大切にする
心磨く近道は、人とのコミュニケーションを大切にすることであり、その基本である、あいさつをしっかりすることなのです。
あいさつができなければ、人との縁は結べません。
そして誰とも関係を作ることはできないのです。
礼儀正しさや、マナーを守ることももちろん大切です。
しかし一番大切な、あいさつを欠かしてしまっては何も始まらないのです。
笑顔で明るくあいさつができる人になりましょう。
2. 日頃のちょっとしたことを感謝する
多くのことに感謝することも、心を磨くための大切な方法です。
人は優しさに甘え、運に甘え、存在に甘え、自分へもたらしてくれる全てを当然だと思いこんでしまいがちです。
1日1日の出来事や、人との出会いは、常に奇跡の積み重ねなのです。
自分が生まれたこと、生きていること、生かされていることを胸に抱き、さまざまな事柄にありがたみを感じながら生活をしていきましょう。
そして簡単に、自分は不幸だと思ってはいけません。
誰しも辛い事や、苦しいことを体験します。
しかし、生きているからこそ幸せを感じることもできるのです。
ですから命を大切にし、感謝することが大切なのです。
3. 人の縁を大切にし、選ぶ
人と人と巡り合わせや、縁も、稀有なものです。
出会いに感謝することもまた大切なことです。
しかし、時には良くない縁もあるでしょう。
多くの試練や苦痛を経ることもあります。
そのように辛い時は切ってしまっても構いません。
相手の心に執着しすぎたり、傷つけられてばかりでは、自分の心も濁ってしまいます。
結ばれた縁には感謝をし、切るべき縁は切る、こうした取捨選択も大切なのです。
4. 物を大切にする
物を大切にすることも、心を磨く上で必要なことです。
現代は、多くの広告や流行に支配され、消費することで生きている人が多いです。
しかしその過程で多くの物を無駄にし、お金も無駄にしています。
そして、自分の心も消費してしまっていることも多いのです。
本当に欲しい物は何なのか、必要な物は何なのか、今一度考え、選ぶことが大切です。
そして本当に不要になったものとはお別れすることも大切です。
物に未練があったり執着しぎることは、過去への執着と同じです。
ネガティブな気持ちにとらわれすぎず、断ち切ることも大切なのです。
5. 相手のことを思いやる
相手への思いやりも、心を磨く上で大切なことです。
自分のために生きることが一番大切なことですが、自分勝手に周囲を振り回す人は、心がキレイとはいえません。
次第に多くの人が離れ、孤独を感じることが増えるでしょう。
優しさや思いやりを忘れずに、他者に接しましょう。
情けは人のためならず、というように、優しさは優しさでもって自分へと返ってくるのです。
6. 自己主張しすぎない
「自分が」「私が」「僕が」と自己主張しすぎるのもよくないです。
自分の意見や、意思を持つことは大切です。
しかし、相手に押し付け強要したり、無理に理解を求めるのはNGです。
人それぞれ、違う意見や思想を持っていて当たり前です。
お互いに全てを理解しなければならないということもないのです。
ただ、違う意見や思想がある、そのことを認識して行動することが大切なのです。
また、特定の思想や文化、人種などを否定したり、嫌悪することもやめましょう。
ヘイトは言葉の暴力です。
相手への思いやりや気配りを忘れてはいけません。
7. 偏見を持たない
人は、偏見を持ったり、思いこんでしまうことも多いです。
完全にステレオタイプを打ち消すことはできません。
認知の歪みや、知識の偏りは誰にでもあるのです。
しかし、その偏見を攻撃に変えることは許されません。
憎しみや怒りは、相手だけではなく、自分の心さえも傷つけます。
憎悪が憎悪を呼びこみ、攻撃の応酬がされ、争いが避けられなくなります。
相手の立場になって考える、冷静さや配慮が大切なのです。
8. さまざまなことに興味を持ち挑戦する
狭い世界で生きていると、心が曇ったり、歪んでしまうことも多いでしょう。
ですから、さまざまなことに興味を持ち、視界を広げることも大切です。
無理をするのはよくないですが、自分ができる範囲で挑戦をしてみることも大切です。
そして、どんな小さなことでもいいので夢や目標を持って行動することが大切です。
自分の内にある心の芯や、小さな希望は、自分を支える大切なものになるのです。
生きがいをみつけて生きて行きましょう。
9. 勉強や読書をする
外界に目を向けているばかりで、知識が伴わないのも危険です。
薄っぺらい情報ばかりを集め、思いこんでしまうことが多いからです。
多くの経験をするためには知識が必要です。
さまざまな書籍に触れ、教養を高めましょう。
そしてその知識を持っているだけではなく、活用することも大切です。
経験と学習を積み重ねることで、心豊かな人になれるのです。
10. ボランティアをする
ボランティアすることも大切です。
しかし、自分本位に行動し周囲を巻き込んでしまっては、それは慈善活動ではなく単なる自己満足です。
自分の生活は自分で賄う余裕があってこそ、初めてボランティアができるのです。
そして、優しさと言うのは押しつけがましさではなく、自然と出るものです。
また、ボランティアをしたからといってすぐに自分の心が変わるわけでもありません。
ボランティアはきっかけであり、経験の内の一つです。
その中での出会いを大切にし、人生における糧にすることが大切なのです。
まとめ
心は一朝一夕にキレイになるものではありません。
人生観はひとそれぞれですし、生き方もさまざまです。
ただ、相手への思いやりと感謝を忘れずに、1日1日を大切に生きていきましょう。
それが心を豊かにし、磨いていく大切な道なのです。