世の中には彼女に行動を逐一報告させたり、彼女が他の男と一緒にいることを許さない、束縛してくる男性がいることを、聞いたことがある女性は多いでしょう。

中には彼女を束縛するけど、自分は好きに振る舞う男性もいますが、こういった男性には要注意です。

そう言った束縛男は、実は浮気をしやすいという傾向があります。

1. 一方的に束縛する男性の心理

束縛男の中でも、一方的に束縛し、自分は自由にする男性は、どういう理由で束縛するかが他の束縛男とは違い独特です。

そしてその心理は、基本的に自分勝手な考えになっています。

• 男女差別的な意識を持っている
• 彼女を自分のモノとして扱っている
• 彼女が大好きな自覚が強い

1-1. 男女差別的な意識を持っている

男女平等の意識は今では一般的となっていますが、日本で男女が社会的に平等な立場と認識されるようになってから、百年も経っていません。

なので未だに女性軽視的な意識や価値観を持っている男性はいます。

一方的な束縛もそう言った男尊女卑の意識から来ていることがあり、男性の方が恋愛においても上位で有利な立場だと考えている男性もいるものです。

女性は強く押されたら男性を跳ね除けられないから男の自分が管理して守らなければいけない、男の自分はいざとなれば力尽くで逃げることもできるから自由にしていい。

そんな間違った価値観と意識を持って、一方的に束縛する男性がいます。

1-2. 彼女を自分のモノとして扱っている

自覚がない人もいますが、付き合い始めると彼女を一人の人間ではなく、「自分の彼女」というモノとして扱う男性がいます。

彼女は自分のモノだから、誰が彼女と関わるかは自分に管理する権利があって当然、でも自分は彼氏彼女関係なく一人の人間だから、誰と人付き合いしようが文句を言われる筋合いはないと言う人達です。

これも男女差別的な価値観の一つですが、人扱いしていない分、このタイプは一際自分勝手に振る舞いやすいでしょう。

それを指摘されても自分のモノが自分に口出ししている、他人が自分のモノについてあれこれ言ってきていると、真面目に聞こうとせず不機嫌になるだけの男性もいるので厄介です。

1-3. 彼女が大好きな自覚が強い

彼女のことが好きすぎるせいで、考えが暴走して一方的な束縛につながる男性もいるものです。

愛情が強いから彼女の欠点が目に入らず、長所ばかりが見えて、他の男も放っておかないに違いないと考え、誰かに盗られる兆候を事前に察知するために束縛します。

しかし自分は彼女のことが大好きで他の女なんて興味もないから、束縛される必要はないという理屈です。

当然ですが感情論は浮気しない確証にはならず、最初はその気がなくても他の女性と会話する中で気持ちが揺らぎ、浮気する男性はいます。

2. 相手だけ束縛する男が浮気しやすい理由

なぜ彼女だけ束縛する男が浮気しやすいかですが、前提として一方的に束縛するような男は、根っこの部分が自分勝手だからです。

なので束縛する理由も、浮気をする理由も、自分勝手なものになります。

• 彼女を下に見ているから
• 自分が浮気をする心配はないと言う油断
• 束縛の理由が自分の浮気性だから

2-1. 彼女を下に見ているから

彼女を一方的に束縛する男性は、大なり小なり彼女を下に見ている部分があります。

そう言った下に見ている部分があるから、彼女以外の女性と多少仲良くしても問題ないだろうと考え、多少の範囲を超えて浮気にまで発展してしまうという事が多いです。

彼女と対等な付き合いができているなら、これをしたら彼女は嫌がるだろうと考えるでしょう。

ですが一方的に彼女を束縛するような、彼女を下に見ている男性は、彼女に対する配慮もなくなりがちなので、ブレーキが掛かりにくくなります。

2-2. 自分が浮気をする心配はないと言う油断

一方的に束縛する男性は、自分は束縛されなくても浮気しないという、無駄に自信がある男性も少なくありません。

そして自分はどんな事があっても浮気しないという自信があるから、彼女以外の女性とも距離をつめてコミュニケーションを取ります。

当然根拠のない自信は油断にしかならず、距離をつめた女性と会話している内に相手を気に入り、好きになっていくことも珍しくありません。

なので浮気しないという自信から生まれた油断のせいで、誰かと付き合う前より女性に惚れやすく、浮気しやすくなる迂闊な束縛男も多いです。

2-3. 束縛の理由が自分の浮気性だから

そもそも自分が浮気性だから、信用できなくて相手を束縛すると言う男性は少なくありません。

そして浮気をした人は何度も浮気をしがちになるので、自分が浮気性だから束縛するタイプの男性は、相手に束縛されることや浮気を我慢することができない男性も、必然的に多いです。

むしろ自分の浮気を隠すために、彼女を束縛することで執着心を見せたり、浮気を疑う余裕を奪う男性すらいるでしょう。

なので元が浮気性な男は、束縛男に変化したけど浮気男の性根は変わらなかったから、彼女を束縛しても、自分の浮気はやめられないと言う最低な男になっていることも度々あります。

3. まとめ

束縛することを愛情だと考え、あえて束縛を受け入れる女性もいますが、一方的に束縛してくる男性は、本当に愛情から束縛しているかは疑わしいものです。

相手が束縛してくるなら、相手が自分を束縛している裏で浮気しないか警戒したほうがいいでしょう。