交際前はいい人だったのに付き合った途端に本性を見せる男性を「豹変男」と呼びます。

自分を良く見せようと猫をかぶるくらいは男女ともにあることですが、身の危険を感じるほど豹変してしまう男性には注意が必要です。

今回は、豹変男の特徴と彼氏のことを怖いと思ったら別れた方がいい理由についてを解説します。

1. 豹変男の特徴

豹変男は本性を隠すことに長けています。

多くの人は上手に取り繕われる上辺に騙されてしまいますが注意深く観察するとあちこちに本性が見え隠れします。

豹変男の特徴を知り騙されないようにしてください。

• 人付き合いが上手く外面がいい
• 親しい人との距離が近い
• 自分に甘く他人に厳しい

1-1. 人付き合いが上手く外面がいい

ほとんどの豹変男に共通して見られるのが「人付き合いが上手く外面がいい」という特徴です。

豹変男は付き合うまで、交際するまでは相手に本性を隠し続けます。

隠しているのは交際相手だけではありません。

友人知人や会社関係、場合によっては家族に対しても自分自身の本性を隠し続けています。

豹変男が本性をみせるのは自分のものになったと感じた交際相手にだけで、他の誰にも本性を見せず生活しています。

知られるとまずい本性を隠すことに長けた豹変男は人付き合いが非常に上手く外面がいいため周囲からの評判が高く信頼されています。

本性に気づいて周囲に助けを求めても信用してもらえないことも多く、別れるのは非常にやっかいです。

1-2. 親しい人との距離が近い

人との距離感には個人差がありますが、豹変男は総じて親しい人との距離が近い傾向が見られます。

親しくなるほど距離が近くなるのは当たり前ですが豹変男は距離の縮め方が極端であり、交際相手を自分の一部であるかのように扱います。

何かにつけてダメ出しをして自分好みに変えようとする、行動を制限して束縛するなど交際相手をひとりの人間として尊重しようとせず自分の支配下に置きたがります。

このような傾向は交際前にも兆候が見られます。

ただの知り合いなのにやたらとなれなれしい、スキンシップと称して辛かったり叩いたりしてくる、アポ無しで家に押しかけるなど一歩間違えれば非常識ギリギリの行動をとります。

1-3. 自分に甘く他人に厳しい

豹変男は「自分に甘く他人に厳しい」タイプです。

交際後に豹変するのは自分の希望や好みを押し付けるもので、交際相手を大切にしていればとらない行動です。

そんなことをしてくるのは自分に甘く他人に厳しい人以外におらず、自分は努力しないままいい気持ちになりたいがゆえに彼女に対してあれこれと要求ばかりする問題児に豹変します。

普段抑圧しているストレスや欲求を豹変後は全くガマンしようとしないので些細な事であっても彼女に厳しく注意したり怒ったりします。

豹変ほど極端ではなくても普段から楽を従ったり他人に面倒を押し付けようとするタイプの男性は付き合ったトタン態度を豹変させる可能性大です。

2. 怖いと思ったら別れた方がいい理由

付き合う前とは豹変してしまった彼氏を少しでも怖いと感じたらすぐに別れるべきです。

我慢して付き合い続けてもいいことなど何もありません。

事件やトラブルに巻き込まれる恐れもあるので早急に決断してください。

• いつ自分の身に危険が及ぶかわからない
• 改善が期待できない
• 時間がたつほど別れにくくなる

2-1. いつ自分の身に危険が及ぶかわからない

なぜ豹変男とはすぐに別れたほうがいいのか。

それは「いつ自分の身に危険が及ぶかわからない」からです。

豹変男にもいろいろなタイプがありますがよくあるのが暴言や暴力です。

怒鳴る、小突く、からかうといった行動は交際相手に対してとるべき態度ではありません。

暴言や暴力が続くと必ずエスカレートします。

最初はふざけ半分であってもどんどんエスカレートしていけばいつかは自分の身に危険が及ぶのは確実です。

被害が出てしまっては手遅れです。

彼の粗暴なふるまいにもなんとか対処できているうちに距離を起きましょう。

直接別れを切り出すのが怖いなら親やお世話になった人など第三者の力を借りてでもきっぱり決別してください。

2-2. 改善が期待できない

豹変する前の優しかった頃の彼に戻って欲しい。

期待する気持ちは理解できますが残念ながらあなたの願いが彼に届くことはありません。

あなたからすれば彼氏が豹変してしまったように映りますが、彼からすれば取り繕っていた外面を脱ぎ捨てて本性を隠さなくなっただけです。

変わってしまったのではなく元に戻ったというのが彼の認識であり、偽りの姿として作りあげた優しい彼氏が戻ってくる可能性はゼロです。

交際を続けても改善は全く期待できません。

改善が期待できない以上これ以上交際を続けても何も得るものはなく彼氏に怯え続けるだけです。

不毛な関係を終わらせるためにもさっさと別れるのが賢明です。

2-3. 時間がたつほど別れにくくなる

彼氏が変わってくれる部の悪いかけに一縷の望みをかけて交際を続ける、というのもひとつの選択肢ですがはっきりいってオススメしません。

彼氏が変わる可能性はほぼゼロですし、何よりも時間がたてば断つほど別れにくくなってしまいます。

外面のいい彼氏はあなたが決断できないでいる間にどんどん外堀を埋めていきます。

家族や友人、知人を味方につけ気がついた時には頼れる人がいなくなってしまいます。

そうなれば別れるのは至難の業です。

暴言や暴力がある環境に身を起き続けると気力がどんどん削がれてしまい別れる行動力を失ってしまいます。

行動を起こすエネルギーがあるうちに別れないと狡猾な彼氏に絡め取られてしまいます。

3. まとめ

豹変男と付き合っても未来はありません。

情や未練に引きずられれば待っているのは不幸です。

一番いいのは豹変男には最初から近づかないことです。

言動や態度に注意し外面のよさにだまされないようにしてください。