夫婦はもちろん恋人同士という関係も、お互い支え合うことが大事です。
男性であっても時には辛いこともありますが、弱音を絶対に吐かない男性もいれば、彼女に対しては弱音を吐く男性もいます。
どちらの方が魅力的に感じるかは好みにもよりますが、どちらの男性の心理も知っておくと、上手く付き合いやすくなるでしょう。
- 弱音を吐かない彼氏の気持ち
- 弱音を吐く彼氏の気持ち
- まとめ
1. 弱音を吐かない彼氏の気持ち
まずは弱音を吐かない彼氏の気持ちから見ていきましょう。
弱音を吐かない男性は辛い気持ちを一人で抱え込みがちなので、落ち込んでいそうなら気を配ってあげるのが上手く付き合うコツです。
- 彼女に格好悪いところを見せたくない
- 人に甘える方法がよくわからない
- 弱音を吐くことが惨めに感じる
1-1. 彼女に格好悪いところを見せたくない
男性というのは格好つけたがりな方が多く、彼女には格好いい所だけ見てほしい、格好悪い所は見せたくないと考え、そのせいで苦労している男性も少なくありません。
そういった男性とって、気が弱って彼女に愚痴を聞かせたり弱音を吐くというのは、非常に格好悪いことです。
たとえ彼女が気にしなくとも、むしろ弱さを見せてくれることが嬉しいと感じるタイプであっても、弱みを見せたことを恥ずかしく思ってしまいます。
こう言ったタイプの男性は、無理に弱音を聞き出そうとせずに優しくしてあげるのがポイントです。
1-2. 人に甘える方法がよくわからない
本人の気質や育った環境のせいで、人にうまく甘える方法がわからない男性もいます。
弟や妹が多くて頼れるお兄ちゃんを強要されていたり、女性に甘えるのは恥ずかしいという古い価値観の親に育てられた男性は、甘える方法を知らずに育ちがちです。
辛いことは辛く、その気持を吐き出して楽になりたいと思っていても、その方法がわからなくて辛さを解消できません。
このタイプの男性は甘え方を知らないだけなので、辛いなら相談に乗るということを伝えて、優しく聞き出せば、しっかり弱音を吐いてくれます。
1-3. 弱音を吐くことが惨めに感じる
愚痴や弱音を吐くことで、自分が惨めでつまらない人間に思えてきてしまうという、自虐的な男性もいます。
格好悪いところを見せたくないというタイプと似た所もありますが、他人からの評価を気にするのではなく、自己評価が下がり自己嫌悪してしまうタイプです。
このタイプには彼女以外の誰にも弱音を吐けない男性が多く、そのまま辛さに潰されてしまう男性もいます。
こういう男性とは、むしろ彼女の方から弱音を吐いてあげて、弱音を吐いてもいいんだと相手に思わせることが上手く付き合うためのポイントです。
2. 弱音を吐く彼氏の気持ち
弱音を吐かない男性もいれば、当然弱音を吐く彼氏もいます。
基本的には弱音を聞いて共感してあげればいいのですが、どんな気持ちで弱音を吐いているかによって、どう反応してあげるべきかも変わるでしょう。
- 優しく慰めて欲しい
- 弱音を否定して褒めてもらいたい
- 精神が参っている
2-1. 優しく慰めて欲しい
弱音を吐くことで、彼女に優しい言葉で慰めて欲しいという男性も多いです。
また彼女に甘えたいけれど上手く甘える方法がよくわからないから、甘える手段として弱音を吐く男性もいます。
仲が冷えてきていたり、弱音や愚痴を吐いてばかりで彼女に嫌気が差していなければ、まず優しい言葉を返してくれるだろうという信頼があるからです。
こう言った男性は弱みに対してコメントすることよりも、頑張ったね、大変だったねと本人に対する慰めをしてあげるのが一番でしょう。
2-2. 弱音を否定して褒めてもらいたい
仕事でミスしてしまったり、人から怒られたりすると落ち込んでしまうのは、女性も男性も同じです。
そういうことが何度もあれば自信をなくし、自己肯定力もなくなって、自分が悪いという考えに陥ってしまいます。
そして自覚している事もあれば無自覚なこともありますが、その考えを否定してもらいたくて、彼女に弱音を吐くということもあるでしょう。
この場合はとにかく彼が悪いわけじゃないと弱音を否定してあげて、彼を褒め、自己肯定力を取り戻させてあげるべきです。
2-3. 精神が参っている
辛いことが立て続けに起きたり、ストレスが掛かりすぎて気持ちに余裕がなくなり、精神が参ってしまった結果、言うつもりもなかった弱音が溢れてしまうこともあります。
特に普段弱音を全く言わない男性が急に弱音を履いてきた場合、かなり深刻に追い込まれていることが多いです。
単純に落ち込んでいるだけでなく、精神が参っているように見えたら、共感して言葉で慰めたり褒めてあげることも大事ですが、言葉以外の方法でも気晴らしさせてあげましょう。
普段行かないような場所や、落ち着いてリラックスできるような場所でデートするなどの方法で、気持ちをリフレッシュさせてあげる事が有効です。
3. まとめ
性別に関係なく辛い時には優しくしてもらいたくなるものですが、その辛さを表に出せるか、どういう風に優しくしてもらいたいかは、人によって違います。
彼氏がどういうタイプで、辛い時にどう接してもらいたいかを把握しその通りに行動できれば、彼からの評価も上がり、より愛されやすくなるでしょう。