人とのお付き合いが難しいいま。
頑張っているのに「場違いな人」と言われてしまうこともあるかもしれません。
場違いな性格の特徴と、治し方について見ていきましょう。
人付き合いの極意がわかります。
- いつも場違いな人の共通点や特徴
- いつも場違いを治すためのコツ
- まとめ
1. いつも場違いな人の共通点や特徴
どこかフワフワした人っていますよね。
自分自身や周りの人が「場違いな人」だったとしたら…。
よくある共通点について一緒にチェックしていきましょう。
- 不思議ちゃん
- 自分の世界が好き
- 本当は繊細
1-1. 不思議ちゃん
掴みどころがなく、いつでもマイペースな生き方をしています。
その場の空気を読むのが苦手で、本人はとても一生懸命なのになぜか空ぶりばかりしてしまいます。
「言ってはいけないひと言」をポロっと言ってしまう所もあり、無意識的に多くの爆弾を踏んでしまうこともあります。
いけないひと言を言ってしまい周りを凍り付かせてしまったのに、当の本人はいたってへっちゃら。
どこ吹く風という、とても涼しい顔をしています。
場違いな人というのは、周りがどんな表情をしていようがあまり気にならない人。
周囲の感情よりも自分の気持ちを大切にしている、不思議な魅力をもっている人です。
ミステリアスで謎めいているので、不思議ちゃんと呼ばれることもあります。
1-2. 自分の世界が好き
場違いな人の特徴として、自分の世界にどっぷりハマっているというものがあります。
集団行動があまり好きではなく、グループで行動するときにも仲間と協力し合うことが苦手です。
自分だけの世界の中で生きているので、他人と手を取り合ったり相談して前に進んだりするのが苦手なのです。
もともと孤独が大好きなタイプなので、集団の中にはいると浮いたような存在になってしまいます。
トークで盛り上げようとしても、他の人との共通点がなかなか見つからないので、会話自体がぎこちないものになってしまいます。
「どうしよう。
何を話そう」と思っているうちに、汗がたらたらと出てしまいちっとも距離をつめられないこともあります。
1-3. 本当は繊細
場違いな人と聞くと、自己中心的・ワガママというマイナスのイメージを持つこともあるかもしれません。
たしかに集団から浮いていて、空気を読まない人は場違いな人と括られてしまうこともあります。
場違いな人というのは、本当はとても繊細な人。
物音や雑音が気になり過ぎてしまい、考えなくてもいいことまで考えすぎてしまう人です。
また変化が苦手で「予想していなかった出来事」にぶち当たるのが苦手という面もあります。
突然思いもよらない出来事が起こると、軽いパニックを起こしてしまい言ってはいけないひと言や困らせるような態度を取ることもあります。
とても繊細だからこそ、起こってしまう問題です。
2. いつも場違いを治すためのコツ
がんばっているのに場違いを感じてしまうと、どうして良いか悩んでしまいます。
場違いな態度を改善していくためのコツをお伝えします。
人間関係で悩んだ時のヒントにしてみてください。
- 聞き上手になる
- 挨拶は忘れない
- オンとオフの区別を付ける
2-1. 聞き上手になる
集団やチームで浮いてしまっている。
そんな努力不足に悩んでしまったら、まずは聞き上手を目指すことがおすすめです。
場になじめている人・愛されている人というのは、実は聞く能力がとても高い人が多いもの。
まずは自分のトークを控えめにして「周りの人の話に耳をかたむけること」を目標に置いてみましょう。
聞くというのは集中力がないとできないことなので、簡単そうに見えてとても難しいことだからです。
相手の表情を見たり、話のトーンに耳をそばだててみたり、聞くことに慣れてくると「相手の心」まで見えてくるようになります。
今まで気づけなかった他の人の「意外な一面」に気づけるようになり、自然とチームの仲間入りができるようになります。
2-2. 挨拶は忘れない
場違いだと言われてしまう場合、そう言われてしまう何らかの原因をさぐってみることもおすすめです。
思い当たる節が見当たらない場合は、まずは周りの人に「こちらから挨拶してみる」こと。
「おはようございます」「お先に失礼します」「ありがとうございます」色々なシーンで挨拶を忘れないようにすると、常識がある人と周囲にいい印象を抱いてもらいやすくなります。
挨拶をしすぎたからと言ってお金が出ていくことは無いので、最初はし過ぎかと思うくらい小まめに声をかけることにしましょう。
小さな言葉が人間関係の潤滑油になって、いい関係をもたらしてくれるようになります。
2-3. オンとオフの区別を付ける
自分のことを「場違いな人間だ」と責めてしまう場合には、まずはこれまでの努力を自分自身で認めてあげることも大切です。
どんなに努力を重ねていてもどんなに一生懸命にやっていても、そこから先に進めないこともあるからです。
集団になじめなかったり、クラスや会社に浮いてしまったり、どうしようもない問題で苦しくなってしまったら、それ以上に頑張りすぎないことも大切です。
心と体が付いていけずに燃料切れしている恐れもあるので、まずはオンとオフの区別をしっかり付けていくこと。
~18時まではオンと決めたら、その間は集中して「その役割」に徹するようにします。
自分なりのルーティンができるようになると、メリハリができるようになり、自然に環境にとけこめるように。
自分だけの時間と明確な線引きをしながら、前にすすんでいきましょう。
3. まとめ
場違いな人の共通点と、治すためのコツをお伝えしました。
場違いは悪といわれることもありますが、心がけ次第ではいくらでも改善していくことはできます。
自分に自信をもって前に踏みだしていきましょう。