自動車は高価な上に日常的に使う物なだけあり愛着が湧きやすく、個性を持たせるためにカスタマイズする男性も多いです。
その中には鬼キャンと呼ばれる、左右のタイヤを「ハ」の字に取り付けるカスタマイズがあり、ダサいともよく言われますし、鬼キャンの車に乗る男性は恋愛対象としてナイ女性も多く、当然それにも理由があります。
- 鬼キャンにするとダサいと思われる理由
- 鬼キャンの車に乗る人が恋人にお勧めできない理由
- まとめ
1. 鬼キャンにするとダサいと思われる理由
鬼キャンは確かに個性的な見た目にできますが、車にも乗っている人にもマイナスなイメージを持たれやすい個性です。
それも短絡的な印象ではなく、様々な理由で判断した結果ダサいという結論を出されてしまいます。
- 単純に見た目が格好悪い
- 短絡的な人物に見られる
- 他人に迷惑
1-1. 単純に見た目が格好悪い
太いタイヤを入れて安全性を上げるため、タイヤの角度を調整してつけることはありますが、鬼キャンは鬼とつくように、一目で他とは違うと解るほど角度を付けているものです。
そのため車体からタイヤが大きくはみ出ますし、角度を付ければ付けるほど、タイヤが寝ているような形に近付いてていきます。
このタイヤの形が単純に格好悪いというのが、鬼キャンがダサいと思われる大きな理由です。
鬼キャンにすると車高が低くなり、タイヤが横に出ているせいで横幅も広く見え、ずんぐりした印象を与えます。
タイヤが外れかけで壊れてるようにも見えますし、本人が感じている格好良さを感じられる人は多くありません。
1-2. 短絡的な人物に見られる
鬼キャンにした車に乗っている人は、本人をよく知らない人には短絡的な人と思われる可能性も高いです。
車に乗っている人ならわかりますが、タイヤと地面の接地面が少なくなると、グリップ力が低下して滑りやすく、ブレーキが効きにくくなります。
接地面に負荷が集中しやすいので、タイヤの摩耗も激しくなるでしょう。
また目立つカスタマイズではありますが、先述した通り一般受けする格好良さのあるカスタマイズでもありません。
なので鬼キャンにする人は、目立てれば何でも良いと考える、考えなしでダサい人と見る人は普通にいます。
1-3. 他人に迷惑
マナーを守り他人に迷惑をかけないことは大人として当然であり、迷惑な人は子供のまま歳をとったダサい人と思われがちです。
そして鬼キャンは、他人にとって迷惑なカスタマイズと言えます。
車体からタイヤが大きくはみ出ているので、曲がる時に道路脇のブロックや、横を通っている通行人や自転車を巻き込みやすいというデメリットがあります。
またただでさえグリップ力が低下しているのに、普通のタイヤよりタイヤが損耗してスリップしやすく、事故を起こす可能性も高いです。
そんな車が近くを走っていれば、歩行者も他の運転手も安心できませんし、迷惑な大人と思われても仕方のないカスタマイズでしょう。
2. 鬼キャンの車に乗る人が恋人にお勧めできない理由
車に拘りを持っている人と付き合うことは悪くありませんが、鬼キャンにしている人はあまりお勧めできません。
拘りは本人の問題だから気にする必要ないと思うかも知れませんが、理由を聞けば納得できるはずです。
- センスが人とずれている
- 危険なドライブデートに誘われがち
- 拘りが強すぎる人も多い
2-1. センスが人とずれている
鬼キャンの見た目は一般受けする見た目ではありません。
ということは鬼キャンにカスタマイズする人は、人とセンスがずれている可能性が高いということです。
単純にファッションや美的センスがずれていて恥ずかしい思いをしたり、誕生日や記念日にセンスの悪いプレゼントを貰い反応に困ることもあるでしょう。
自分とセンスの合わない相手と一緒にいるのは、中々辛く感じることもあるので、付き合うならセンスのずれから起こる問題も覚悟しておく必要があります。
2-2. 危険なドライブデートに誘われがち
車のカスタマイズをしている男性は、自分の好きなものを相手に気に入ってもらいたいという理由で、恋人をドライブデートに誘いがちです。
ドライブデート自体は十分楽しめるデートプランですが、鬼キャンの車では安全性が問題になります。
ただでさえ鬼キャンは事故を起こしやすいのに、ドライブデートとなると、彼女に良い所を見せようと考え、いつもよりスピードを出したがる男性もいます。
そうなれば危険は高まる一方です。
勿論鬼キャンの車でも事故を起こすとは限らず、普通の車でも事故が起きる可能性はありますが、鬼キャンの車のほうが間違いなく事故の危険度は高いです。
2-3. 拘りが強すぎる人も多い
鬼キャンはカスタマイズする時に、デメリットについて注意されることが多いです。
それでもあえて鬼キャンにしている人は、並々ならない拘りを持っている人も少なくありません。
なのでなんで鬼キャンにしているか理解できなくて、その理由を聞いたり、普通にしたほうがよくないかなど、拘りを否定したり疑問に感じるようなことを言うと、不機嫌になってしまう可能性があります。
ですが当人には強い拘りがあっても、他人にとっては理解できないことに関して指摘し不機嫌になられると、指摘した自分も腹が立つものです。
3. まとめ
車のカスタマイズは個人の好みで自由にして構いませんが、それは法に触れず他人の迷惑にならない場合に限ります。
車検も通らないような鬼キャンの車に乗っている人に近付くと、交通的な意味でも人付き合い的な意味でも、本人の意思と関係なく迷惑をかけられる可能性があるので、注意するべきです。