誰かのために行動できる人、人の役に立てる人になりたいと考える方も多いでしょう。
しかしそう考えはしても、実際に人の役に立てり人間になるのは難しいものです。
人の役に立つことが出来る人になるにはどうすればいいか、その条件を覚えて、少しずつ人の役に立てる人を目指しましょう。
- 人の役に立てる人間になる条件
- 役立つことが好きな人の心理
- まとめ
1. 人の役に立てる人間になる条件
人の役に立てる人間になるためには、当然ですがどうすれば人の役に立てるかを考える必要があります。
ポイントはいくつかありますが、最初から全部こなそうとせずに、段階的にできることを増やしていきましょう。
- 自主性を持つ
- 周りをよく見る
- 周りの人が求める技術を身につける
1-1. 自主性を持つ
人の役に立つ人間になるためには、自主性が大事です。
困っている人に声をかけて手伝いを申し出ることも、人のためになるような技術を身につけることも、自主性がなければできません。
どうすれば人の役に立てるか、何ができれば人の役に立てるかを探り、実行に移せるように、人に言われなくても動ける自主性を持つ必要があります。
いきなり自主性を持てと言われても難しいかも知れませんが、まずは困っていそうな人を見かけ、自分でも絶対に失敗しないだろうという確信があったら手伝いを申し出ましょう。
そうして成功体験を積み重ねていけば、自然に自信も付きも自分から行動を起こせるようになります。
1-2. 周りをよく見る
人の役に立つ人間になりたいなら、周りの人をよく見るようにしましょう。
人に助けを求められれば人を助けるという人は、どこにでも普通にいますが、そう言った人たちは人の役に立つ人とはみなされません。
自主的に困っている人を見つけて手を差し伸べられる人こそ、人の役に立つ人と評価されます。
なので人の役に立つ人間になりたいなら、誰かが困っていないか、周囲に気を配れるように、余裕を持つことも大事になります。
些細な困りごとや手伝ってもらいたい事というのはありふれているものなので、周りをちゃんと見回せば、役に立てる機会は意外と簡単に見つかるでしょう。
1-3. 周りの人が求める技術を身につける
何かしらの技術があったほうが、誰かの助けになり役に立てる機会は増えるでしょう。
技術というと大げさに聞こえるかも知れませんが、仕事について後輩や新人にアドバイスができる、効率的に整頓を手伝うことができるなど、些細なことでも構いません。
仕事に不慣れな新人が増えたり、片付けが苦手な人が多い環境なら、そう言ったちょっとしたことでも十分役に立つ技術になります。
困っている人を探すために周りをよく見れば、どういう技術があればより人の役に立ちやすくなるかも一緒に見えてくるはずです。
2. 役立つことが好きな人の心理
人の役に立つ人になりたいなら、実際に人の役に立つことが好きな人の心理を知っておくことも助けになります。
そうすることで、自分の気が楽になることもあるでしょう。
- 人に必要とされたい
- 人が喜んでくれている姿が好き
- 好きな人の助けになりたい
2-1. 人に必要とされたい
自己肯定力が低く、誰かに必要とされたいから人の役に立つために行動している、誰かに感謝されると自分が要らない人間じゃないと実感できるから人の役に立つことが好きという人は多いです。
自己満足が目的なのはどうかと思う人もいるかも知れませんが、動機が自己満足のためであっても、助けられた側からすればありがたいのは変わりません。
助けられた人は楽になったと喜び、自分も役に立てて嬉しい気分になれるなら、お互い損はしないWIN-WINと言えるでしょう。
人に必要とされたいからという気持ちも、人の役に立つ人を続ける理由には十分です。
2-2. 人が喜んでくれている姿が好き
純粋に人が喜んでくれている姿が好きだから、その姿を見るために人の役に立ちたいという人もいます。
自分のしたことで誰かが喜んでくれると、それだけで大なり小なり気分が良くなるものです。
時には善意が伝わらず悲しい思いをすることもあるかも知れませんが、それでも人の手伝いを続けたいと思えるくらい、人が喜ぶ姿が好きという方は案外います。
人の役に立てたという達成感もありますし、人の役に立つということは意外と楽しいことです。
2-3. 好きな人の助けになりたい
好きな人のためには何でもしてあげたいという人もいますが、それと似た理由で人の役に立ちたいという人もいます。
例えば家族に手を貸すのは当然と考えている女性も多いのではないでしょうか。
それと同じで、恋愛感情とは関係なく、人間として好意を抱いた相手なら手助けもするという人も普通にいますし、その気持が強い人は、友人や仕事仲間に対して役に立てる人間になりたいと思う人も珍しくありません。
このタイプの人は、他人には無関心だけど、多少でも仲良くなったら面倒見のいい人も多く、友人とそれ以外で評価が大きく別れる人が多いです。
3. まとめ
人の役に立ちたいと思う動機は、自分がいい気分になれるからという理由だけでも十分です。
むしろ自分のために他人の役に立つつもりの方が、自然体で無理もなく人の役に立ち続けられるでしょう。
人の役に立つ人間になりたいなら、自分を犠牲にせず、自分が満足できる範囲で、人の役に立って行くことをお勧めします。