喉元過ぎれば熱さを忘れる…とは、昔からよく言われるもの。
いわゆる熱しやすく冷めやすい人の特徴や、そうした性格を直すコツはあるのでしょうか。
ご自身や周囲の方の性格に、悩んでいる方はぜひチェックしてみてくださいね。
- 喉元過ぎれば熱さを忘れる人の性格や特徴
- 喉元過ぎれば熱さを忘れるような性格を直すコツ
- まとめ
1. 喉元過ぎれば熱さを忘れる人の性格や特徴
「昔のことは覚えていない」あっけらかんとした人の性格と特徴をみていきましょう。
「あるある」と頷きながら、気楽に読み進めていってください。
- 落ち込まない
- 切り替えが早い
- 足取りが軽い
1-1. 落ち込まない
喉元過ぎれば熱さを忘れる人は、嫌な出来事が起こってもすぐに忘れられるひょうきんな人です。
一瞬ガクリと落ち込んでしまっても、またすぐにケロッと忘れられる人。
自分にとって良くない出来事ほど秒速で忘れてしまうので、落ち込んでいる暇はまったくありません。
何が起きても落ち込んだり悲しんだり、どっぷり暗闇にはまることがないので「あの人っていつも楽しそうだよね」と周りから明るく思われます。
悩むことが少ないのは、過去を振り返っても何も変わらないと知っているから。
ある意味精神力がとても強い人です。
1-2. 切り替えが早い
喉元過ぎれば熱さを忘れる人は、気持ちの切り替えがとても早い人が多いです。
ズルズルと同じ気持ちを引きずることは少なく、いつも新しい海原へ漕ぎ出していけます。
車のドライブチェンジをおこなうように、あっさり気持ちを切り替えられるとても得な人。
転んでしまっても、また何事もなかったかのように立ち上がれる、気持ちのスピードがはやい人です。
一方であまりに気持ちの移り変わりが激しいので、周囲の人に「ついていけない」と思われてしまうこともあります。
1-3. 足取りが軽い
喉元過ぎれば熱さを忘れる人は、フットワークがとても軽い人です。
新しいことや人が大好きで、知らない世界にどんどん自分から飛び込んでいけます。
足取りが軽くて、思い悩むことが少ないので、年齢にかかわらず色々な分野にチャレンジしていけます。
また他の人にどう思われるかをあまり気にしていないので、周りの人の目を気にしすぎずに自由奔放な行動がとれます。
執着したりとらわれたりしないので、いつでも自分らしい生き方をチョイスしていけます。
2. 喉元過ぎれば熱さを忘れるような性格を直すコツ
ポジティブで前向きな性格であっても、ときには「修整していきたい」と思うこともありますよね。
飽きっぽい性格を直すコツをお伝えします。
- 集中する
- 息抜きをいれる
- 受け入れる
2-1. 集中する
喉元過ぎれば熱さを忘れる性格を直していくためには、まずは目の前のことに集中することがおすすめです。
集中力が切れやすく、新しい物に惹かれやすい傾向があるので「まずは目の前のこと」だけを見るように神経を集中させてあげるのです。
遠くをみすぎてしまうとしびれを切らして嫌になってしまうので、まずは5センチ先の小さなことから続けるようにします。
とても小さなことでも「続けること」ができるようになると大きな自信につながっていきます。
また喉元過ぎれば熱さを忘れる人は苦労という言葉があまり好きではないので、小さなことでも楽しみながらおこなっていくこと。
楽しむ気持ちを大切に、ひとつのことを続けていくと、自分をうまくコントロールしながら良い成果を生み出していけます。
2-2. 息抜きをいれる
喉元過ぎれば熱さを忘れる人は、ずっと同じ作業を続けることがとても苦手なタイプです。
慣れてくると、すべてを知った気分になってしまい、他のことに手をつけようとしてしまいます。
色々な分野にチャレンジできる利点もありますが「もっと根気強く生きていきたい」と思ったら、自分の思考を少しずつ変えていくことも大切。
同じことを続ける作業にストレスを感じたら、まずは休息をはさんであげること。
張りつめっぱなしの神経を意識して休ませてあげるようにします。
自分の好きなこと、好きな趣味をうまく間に入れながら作業をおこなっていくと、飽きっぽい性格を紛らわせつつ、うまく前に進んでいくことができます。
喉元過ぎれば熱さを忘れる人というのは、実はとても繊細な人。
「変えていきたい」と思ったら、そんな自分の特性をうまく生かしてあげることも重要です。
2-3. 受け入れる
喉元過ぎれば熱さを忘れる性格を、少しずつ改善していきたい。
そんな時は「私って飽きっぽい性格なんだ」「あきらめやすい性格なんだ」「長続きしにくい性格なんだ」と受け止めてあげることも重要です。
無理に気持ちをごまかしたまま修整しようとすると、どこかで歯車がくるっておかしい状態になってしまいます。
まずは今の自分の様子を、客観的に見つめてあげること。
また飽きっぽい性格を、受け入れてあげることも大切です。
「私ってこんな性格なんだ」と理解してあげるようになると、どこかすっと心が楽になり「しっかり地に足をすえて生きていかなくちゃ」と思えるようになります。
自分を受けとめ認めてあげることで、肝の据わった生き方がおくれるようになります。
3. まとめ
喉元過ぎれば熱さを忘れる人の特徴や直し方のコツをお伝えしました。
喉元過ぎれば熱さを忘れるというのは、メリットも大きいもの。
ご自身や周囲の人の良い部分を認めながら、よりよい生き方を模索してみてください。