友達だと思っていたのに、違和感を覚えたことはありませんか。
フレネミーとは、フレンドとエネミー、友達と敵を合わせた言葉です。
あまりにひどい場合はすぐ縁を切った方がいいですが、職場や学校など避けにくい場合は難しくなります。
縁を切らずにフレネミーを上手く対処するにはどうしたらいいのでしょうか。
- フレネミーから身を守る対策
- フレネミーへの対処方法
- まとめ
1. フレネミーから身を守る対策
なぜフレネミーは発生するのでしょうか。
友達は自分がフレネミーになっていることを自覚しているのか、どのような対策ならば、心穏やかに過ごせるのか、考えてみましょう。
- フレネミーを呼び寄せている
- 自分を謙遜しすぎない
- 自慢になりそうなことを言わない
1-1. フレネミーを呼び寄せている
フレネミーを周りに呼び寄せにくいタイプがいます。
たとえば、自分よりもずば抜けて美人だったり優秀だったりすれば、異常な対抗心を燃やすことはないでしょう。
何かにずば抜けた人は、卑屈な性格をしたフレネミーが寄ってくる確率は低くなります。
できるならば、その友達よりも群を抜いて優秀になれると一目置かれるので、フレネミーは寄ってこなくなります。
また、普通の友達だった人が、下に見ていた人物に何かで負けたとき、一気にフレネミーに化けてしまうことがあります。
フレネミーに化けやすい人は、素直ではない卑屈な性格で、今の自分の状況に満足していない人に多いでしょう。
1-2. 自分を謙遜しすぎない
フレネミーは、自尊心が低いため、なるべく下に見られるような人と仲良くしようとします。
そう思っていたにもかかわらず、自分より格下じゃなかったことがあったときに、怒りをあらわにし、陰で悪口を言い、不幸に陥れようとします。
つまり、初めに下に見られてしまっていることが原因になります。
下に見られないようにするには、容姿が全てではありません。
謙遜しすぎている態度があれば変えてみましょう。
「私なんか」が口癖になっていませんか。
自分に自信がなかったとしても、あまり友達と話すときに謙遜しすぎないように気を付けてください。
堂々とした振る舞いをしましょう。
1-3. 自慢になりそうなことを言わない
自慢が多い人は、フレネミーをより作りやすいでしょう。
自分の状況に満足していれば、自慢も聞いて流せるのですが、自分の状況に不満がある人は、自慢を許せなくなっていき、陥れたいという気持ちになっていきます。
自慢が多くなってしまい、自分の話ばかりしてしまう人は気を付けましょう。
また、定期的な友達同士の近況報告会の中で、事実をさらりと言っただけなのに、卑屈なフレネミーには自慢と思われ、嫌味なことを言われたことはありませんか。
フレネミーには近況報告すらできなくなっていきますが、できれば聞かれたら言うぐらいの対応に変えていきましょう。
2. フレネミーへの対処方法
対策していても、陰口や嫌なことを言われてしまったらどうしたらいいでしょうか。
二度と同じ思いをしたくなければ、再発防止することをお勧めします。
- やられたらやり返す
- 距離を置く
- 真に受けない
2-1. やられたらやり返す
しっかりと反撃して、黙っていないことを示しましょう。
しかし、陰口を言うなど、同じ方法を使うのはよくありません。
本人に直接思っていることをはっきりと言い、正々堂々と戦いましょう。
下に見ていたことが原因にあるため、どうせ反撃もできないだろうと考えています。
そのまま泣き寝入りしていたら相手の思う壺です。
また同じことをされます。
フレネミーの方が友達も多く、反撃しにくい場合もありますが、たとえ味方が誰もいないように見えても、堂々と言いたいことを言いましょう。
それを見ていて支えてくれる人が現れ、本当に信頼できる友達ができる可能性があります。
2-2. 距離を置く
許容範囲のことであれば、縁を切る必要はありませんが、距離は置いた方がいいでしょう。
会話は最低限にし、あまり自分のことを話さず、相手の話だけを聞くようにしてください。
フレネミーは自分の現状に満足していませんが、結婚などで自分が幸せになると、元の優しかった友達の姿に変わることもあります。
本性が分かっているので、警戒は解かない方がいいですが、また自然に話せる日が来るでしょう。
今はあなたが何を話していても全部自慢に聞こえる時期かもしれません。
そっとしておきましょう。
自分についての話を聞いてほしかったら、他の友達と話してください。
お互いの幸せを願って喜び合える友達が、本当の友達になります。
2-3. 真に受けない
友達だと思っていた人に、嫌味なことを何度か言われたり、陰口を言われたりしていると感づいたときは、とても傷つきます。
残念ではありますが、もう信頼しない方がいいでしょう。
傷つけるつもりはないのに、友達を知らないうちに傷つけてしまったことは、誰でもあることかもしれませんが、人の幸せを妬んで、故意に傷つけているフレネミーとは明確に違います。
卑屈なフレネミーだとしっかり認識して、言葉に振り回されることがないようにしましょう。
たとえ嘘の悪評を流され、周りからの評価が下がったとしても、真実ではないことを公表し、結果を出すことだけに集中しましょう。
あなたが成功した姿が一番の復讐になります。
3. まとめ
もしみなさんが不幸な状況で、嫉妬してしまう友達がいたら、少し距離を置いて、冷静になりましょう。
フレネミーになりにくい人には、フレネミーも寄ってきません。
類は友を呼びます。
自分をしっかりもっている人は無敵です。
みなさんにはフレネミーではなく、信頼できる友達ができることを願っています。