「やられたらやり返す、倍返しだ」が流行語になったのは記憶に新しいところですが世の中には「目には目を歯には歯を」を地で行く性格の人が少なくありません。
そんな性格の人はいったいどんな恋愛をしているのでしょうか。
今回は、「目には目を歯には歯を」な性格の人の特徴と恋愛傾向について紹介します。
- 「目には目を歯には歯を」な性格の人の特徴
- 「目には目を歯には歯を」な性格の人の恋愛傾向
- まとめ
1. 「目には目を歯には歯を」な性格の人の特徴
「目には目を歯には歯を」と聞くとなかなか厄介そうな正確に思えます。
何かあったらやり返されそうでできれば関わりたくないものですが、本当のところそういった性格の人にはのような特徴が見られるのでしょうか。
- 損得に強くこだわる
- 効率の良さを追求する
- 社会的評価を大切にする
1-1. 損得に強くこだわる
「目には目を歯には歯を」な性格な人の根底には「自分だけ損をしたくない」という強い思いがあります。
自分だけが理不尽な目に遭う、自分だけが不幸になるのを受け入れられないからこその「目には目を歯には歯を」でありどんなことにおいても損得には強くこだわるのが大きな特徴です。
一番わかり安いのがお金です。
このタイプの性格の人は自分だけが金銭的に損することを強く嫌います。
奢らされる、高く買わされるといったことは絶対に受け入れません。
物事の評価基準にもお金が強く絡みます。
報酬が高いほど評価も高い、と単純に考えるのは特徴のひとつであり自分のために使った金額によって相手の愛情や信頼を判断しがちです。
1-2. 効率の良さを追求する
「目には目を歯には歯を」タイプの人は何事につけても効率の良さを追求する傾向が見られます。
「目には目を歯には歯を」というのはもともとは刑罰の考え方ですが現在では負担を平等にする、相手と自分を同じ立場にするという意味でも使われます。
性格としては公明正大で正々堂々といういい面がありますが、諸々の事情よりも自分なりのルールや効率の良さを強く主張するという厄介な面もあります。
効率の良さを追求する事態に何も問題はありません。
注意が必要なのはそのために生じるコストや振り回される人達への配慮です。
正しさは何よりも優先される、という気持ちから時として横暴な行動に出る点には警戒すべきです。
1-3. 社会的評価を大切にする
基本的には誰に対しても平等であり恥じるところがないという考え方が「目には目を歯には歯を」の元になっています。
このタイプの人は自分なりのルールや価値観よりも社会的な評価や報酬が強い動機付けになります。
出世や表彰、高額報酬や特別待遇など目に見える形での社会的評価を大切にするのが大きな特徴です。
成果は出なかったが自分なりにやりたいことができたので満足、というような考えはこのタイプの人にはありません。
内的な価値観よりも外的な評価が優先されるので自分なりの価値観を持つ職人的な考え方に対しては批判的です。
数字での評価などわかりやすい客観的評価を喜ぶのは「目には目を歯には歯を」タイプならではの特徴です。
2. 「目には目を歯には歯を」な性格の人の恋愛傾向
「目には目を歯には歯を」な人も恋愛には興味があります。
しかし、なかなかに個性の強いその性格のせいで恋人ともめることも少なくありません。
このタイプの人の恋愛傾向はどのようなものなのでしょうか。
- 支払いはワリカンが基本
- 恋人への接し方はあなた次第
- 積極的な愛情表現は苦手
2-1. 支払いはワリカンが基本
「目には目を歯には歯を」の人は恋人と対等な立場でのお付き合いを望みます。
彼にとって重要なのは対等な関係であり自分が一方的に負担を負わされるのを嫌います。
損ばかりの関係はもちろんですが自分だけが尽くされて得をする関係も良しとしません。
おごるのも嫌いますがおごられるのも同じように嫌う対等主義者であり、男女平等が叫ばれる昨今の恋愛においてはある意味理想的な性格です。
象徴的なのは金銭負担です。
「目には目を歯には歯を」は基本的に貸し借りを嫌います。
恋人であっても貸し借りを嫌うため支払いはワリカンが基本です。
たまには奢って欲しいと思うタイプとの相性はいまいちです。
2-2. 恋人への接し方はあなた次第
どんな態度をとるのか、恋人への接し方がパートナー次第で変わるのも大きな特徴です。
恋愛傾向としては好みにはうるさくない代わりに「目には目を歯には歯を」という自分の根本を押し付けてくることが多いのですが、具体的な接し方についてはまるで鏡のようにパートナーによって対応が変わります。
こんなところにも「目には目を歯には歯を」の影響があるのかと驚かれることも多いものの、優しさには優しさで答えてくれると思えば悪い態度ではありません。
こうなってほしいという希望があるなら自分から積極的にそういった行動を取りましょう。
ただし付けたく接するなど悪い態度も自分にそのまま返ってきてしまうので要注意です。
2-3. 積極的な愛情表現は苦手
大きな特徴として見られるのが積極的な愛情表現への苦手意識です。
「目には目を歯には歯を」タイプの人にとって恋愛とは等価交換が大原則です。
愛情を与えたら返して欲しい、傷つけられたら傷つけ返すというのが根本にある考え方なので愛情表現もお互いがすべきものであると考えます。
こちらから愛情を表現したのに返してもらえなかったら損をしてしまう、という考えを無意識に持ってしまうのが「目には目を歯には歯を」な性格のやっかいなところです。
このタイプと付き合うのであれば自分から積極的に愛情表現するのが効果的です。
愛情表現そのものが嫌なわけではなく一方通行を警戒しているだけなので必ず応えてくれます。
3. まとめ
「目には目を歯には歯を」と聞くと物騒に思えますが実際には全く警戒する必要はありません。
性格の特徴と付き合うコツさえ押さえれば恋人として良い関係を築けます。
くせのある性格をポジティブに考えて上手に付き合ってください。