仲良しの友達同士が、喧嘩してしまった。
どちらの肩も持ちたいけれども、どうしていいか分からない。
こんなシチュエーションもあると思います。
友達同士の仲が悪くなった時の対処法と、仲直りのポイントをお伝えします。
- 友達と友達が喧嘩した時の3つの対処方法
- 友達同士を仲直りさせる方法やコツ
- まとめ
1. 友達と友達が喧嘩した時の3つの対処方法
友達同士が喧嘩すると、間にはさまれた立場としては切ない気持ちになってしまいます。
「早く仲直りしてもらいたいな」と思った時の、おすすめの対処法をお伝えします。
- 気にしない
- 丁寧に聞いてあげる
- まずは「自分の心」を優先させる
1-1. 気にしない
大好きな友達同士が仲たがいをしてしまうと、板挟みになってしまい辛いと思います。
あっちの顔も立てたい、こっちの顔も立てておきたいと懸命になってしまいます。
このような絶体絶命の時に、まず考えておきたいのは「喧嘩の原因は自分にあるのか」ということです。
もし2人の喧嘩の原因が自分の行動によって引き起こされたものなら、何とかしようと思うのは当たり前。
けれども友達同士の喧嘩の多くが「自分とはまったく関係なく始まっていること」も実は多いものです。
そもそも自分はまったく関係ないのに、外野がガヤガヤ言うのはおかしな話。
喧嘩に無理に割って入っても良いことは1つも無いので、ほうっておくことも大切です。
知らんぷりしておきましょう。
1-2. 丁寧に聞いてあげる
喧嘩している友達のどちらかから「ねえねえ、実はこんな事があったんだけど…」とトラブルについて打ち明けられることもあります。
こちらからあえて話を振る必要はありませんが、友達から話を持ちかけられた時は誠実に応じてあげましょう。
カウンセリングの言葉には「傾聴」というワードがあります。
少し難しそうに聞こえますが、これは「心に寄り添ってあげる」ということ。
うんうんと頷いたり、目を見てあげたりして、友達の心の音に耳を澄ましてあげましょう。
喧嘩した友達もきっと大好きな友達とトラブルになったことを、後悔したり反省したりしているはずです。
あなたに話を打ち明けることで、そうした負の感情がキレイにそぎ落とされていく効果も期待できます。
1-3. まずは「自分の心」を優先させる
友達同士が喧嘩すると、陰のムードに引っ張られてしまい、ついつい暗い気持ちになってしまいます。
また自分自身が悪い訳ではないのに、喧嘩が長引くにつれて「私があの時、あのひと言を言ったせいかも」と余計な考えが浮かんできて苦しくなることもあります。
身近な人がこぜりあいをしているのは、見ていて良い気分はしないもの。
だからと言って暗い気持ちにつられてしまっても良いことはありません。
ピリピリとした空気にストレスを感じたら、1人で散歩に行く・夢中になれる趣味を見つける・他のグループの友達に連絡を取ってみるなど、適度に気晴らしをおこなうこともおすすめ。
自分の気持ちが元気にならなければ、身近な友達同士を仲直りさせることは到底できないからです。
まずは自分の気持ちをハッピーにさせることを考えていきましょう。
2. 友達同士を仲直りさせる方法やコツ
喧嘩が長期化していると、ピリピリとした空気にしんどさを感じてしまうこともあります。
友達同士を仲直りさせる方法と、コツについて見ていきましょう。
- 「大丈夫?」と声をかける
- キッカケをつくる
- 知らんぷりする
2-1. 「大丈夫?」と声をかける
不穏な空気にモヤモヤしてしまったら、LINEなどを使って「どうしたの?何かあった?」と尋ねてみましょう。
喧嘩の話をストレートに出してしまうと、かえってこじれさせる可能性もあります。
いきなり喧嘩の仲裁をしようとせず「最近元気がないみたいだから心配しているよ」とやんわりメッセージを送るのもひとつの手になります。
心配している気持ちを送ることで、いら立っていた友達の気持ちにストップをかけることもできます。
「これ以上喧嘩がエスカレートして欲しくない」と思った時にも効果的な方法です。
2-2. キッカケをつくる
喧嘩が長引いていて、収まりがつかなそうな時は「合いの手を出してあげる」方法もあります。
2人がゆっくり話し合えるような席を設けてあげる、3人で気軽に会えるようなプランを出すなど、コーディネーターになった気分で2人の仲を取りたててあげましょう。
喧嘩はしたものの単純に「仲直りするキッカケ」が見出せなくてこじれている場合に、この方法はよく効きます。
「そろそろごめんなさいをして、元の関係に戻りたい」と友達のどちらかが思っている場合は、第三者として救いの手を差し伸べてあげましょう。
3人で会う時には、できるだけリラックスした雰囲気を心がけること。
あなたがにこにこ穏やかな表情をしていれば、残りの2人の友達も自然とやわらかな表情になってくれます。
2-3. 知らんぷりする
友達同士の喧嘩をどうにかして止めたい。
そう思っている場合は、一方で「深い肩入りはしない」と決めておくことも大切です。
そもそも喧嘩というのは、当人同士しか分からないもの。
第三者であるあなたが介入すると、かえって逆効果になったり恨まれたりする可能性もあります。
もともと仲が良かった友達のことなので、無理に間に入らなくても「時間」がいずれは解決してくれます。
いつまでも怒っていたり泣いていたりするのは現実的にあり得ないので、必ずやどちらかが歩み寄ってくれます。
これから3人で仲良くやっていくためにも、心を鬼にして知らんぷりすることも大切。
気にしないフリをしてあげる方が、かえって残りの友達も気楽に仲直りできることもあるからです。
あまり深く考えすぎずに、前を向いていきましょう。
3. まとめ
友達同士が喧嘩をした時の対処法と、仲直りしてもらうためのコツをお伝えしました。
身近な人が辛そうにしていると、こちらまでしんどく感じるものです。
仲裁を買って出る場合も、自分のハートは大切にすること。
トラブルに巻き込まれないように、冷静に対処してあげることも大切です。