大抵の人はモラルに従い、自分と相手の距離感にも左右されるとは言え、ある程度公平に付き合うものです。
ですが世の中にはその公平さや良識を徹底する、いわゆる公明正大タイプな人もいます。
悪い人ではないのですが、付き合う上では大変なこともあるので、特徴と恋愛傾向を見て、彼氏としてアリかナシか考えましょう。
- 公明正大な人の特徴
- 公明正大タイプの恋愛傾向
- まとめ
1. 公明正大な人の特徴
公明正大と言われても、聞き慣れない言葉なのでどういう人のことを指すのかわからない人もいるかも知れません。
以下の特徴に当てはまったら、公明正大な人と思っても良いでしょう。
- モラルが高い
- ダメなことは口に出して注意する
- 正義感が強い
1-1. モラルが高い
公明正大な人は、言ってしまえばモラルの優先順位が非常に高い人です。
人を差別してはいけない、悪口を言ってはいけないなど、当たり前ですが重要なことを大切にしています。
そのため人の模範となるような行動を心がけていますし、約束を破ったり待ち合わせに遅れるようなルーズさとも無縁です。
人として公平に扱ってくれるので、仕事仲間としても頼りになるでしょう。
仲良くなっても特別扱いはしてくれないこともありますが、悪い扱いをされる心配がないという点では、頼りにできる人と言えます。
1-2. ダメなことは口に出して注意する
公明正大な人は自分がモラルを守るだけでなく、他の人もモラルに反する事をしていた場合、口に出して咎めることが多いです。
そのためルーズなところのある人にとっては、口うるさい嫌な人として扱われることもあります。
公明正大な人の中には優しく注意してくれる人もいますが、ついつい口調が厳しくなってしまう人も少なくないので、言っていることは正しいけど苦手と思われてしまうことも多いでしょう。
ただ苦手に思う人もいますが、正しく人に注意できることを格好いい、頼れると感じる人も多いので、人から嫌われがちというわけではなく、人からの評価が両極端になりがちです。
1-3. 正義感が強い
正義感が非常に強い人が多いのも、公明正大な人の特徴でしょう。
そのためモラルを守っていない人を見ると強いストレスを感じ、そのせいで厳しい口調で指摘してしまい、上手く人と付き合えない人もいます。
弱い人やいじめられている人も進んで助けに行ける強さを持っていますが、正義感が強すぎて融通が利かず、モラルに反している人には徹底して強く当たってしまうこともあるのが難点です。
なあなあで済ませられることでも社会のモラルに反していたら指摘してしまい、無用な問題を起こしてしまう不器用な人もいます。
2. 公明正大タイプの恋愛傾向
恋愛関係になっても公明正大な態度は変わらず、人によっては息苦しさを感じます。
以下の傾向が合わないと感じたら、恋愛の相手にするのは避けたほうが無難でしょう。
- 良くも悪くも公平に扱う
- ケンカはすぐに終わるか長引くかの両極端
- 追求が多くなりがち
2-1. 良くも悪くも公平に扱う
公明正大な男性は、よくも悪くも彼女を公平な態度で扱います。
女性だからと下に見ることはありませんが、自分が男だからデート費用は自分が多く出すということもありません。
デートプランも彼が決めてリードしてくれるというよりは、二人で相談してどこに行くか決めることが多いです。
女性だからと言って一方的に奢られたりするのは落ち着かないという女性にとってはありがたいでしょう。
ですが頼れる男性、リードしてくれる男性が好きで、公明正大な人がリーダーシップを発揮しチームを引っ張ってくれる姿を好きになったという人には、期待はずれに感じることもあります。
2-2. ケンカはすぐに終わるか長引くかの両極端
付き合っているとケンカしてしまうこともあるものです。
そして公明正大な男性とのケンカは、すぐに終わることも多いですが、長引いて恋愛関係に亀裂が入ることも少なからずあります。
客観的に見て彼の方が悪い場合、彼は素直に謝ってくれて、ケンカはすぐに収まるでしょう。
ですがもし彼女側が悪い場合、一歩譲って謝りケンカを収める可能性は低く、彼女が謝るか時間を置いてお互い冷静になるまでケンカが終わりません。
素直に謝ることができるなら、もしケンカしてもすぐに決着が付くので、ケンカをしても尾を引かないことも多いです。
しかし自分に非があることを認められない女性は、盛大なケンカ別れをしてしまう可能性も高いでしょう。
2-3. 追求が多くなりがち
公明正大な彼と付き合っていると、返事が遅れたときなどに追求してくることが多くあります。
忙しくて確認できていない間に何度もどうかしたのか、なんで返事をしないのか確認するメッセージやメールが来ていることもあるでしょう。
もし待ち合わせに遅刻すると伝えれば、どれくらい掛かるかは勿論、どうして遅刻するのか、遅刻の原因をどうにか出来なかったかもネチネチ聞いてくる人もいます。
自分が約束を絶対に守るタイプだったり、相手からの連絡はすぐに返事をするタイプなら問題はないですが、そうでない場合追求が嫌になったり、束縛されていると感じることもあるでしょう。
3. まとめ
公明正大な人は、人間として尊敬できる人も多いですが、人として尊敬できても彼氏彼女の関係となると上手く行かないこともあるのが恋愛というものです。
彼とは対等に付き合いたいという女性には良いですが、恋愛対象としてやや癖のあるタイプなので、付き合う前に問題がないか考えておきましょう。