自由を損なう束縛は恋愛の中でもされたらイヤなことの上位に入りますが、一方ですすんで彼女には束縛して貰いたいと積極的な彼氏もいます。
いろいろと制限されてしまうのになぜ彼氏は自分から束縛してほしいと思っているのでしょうか。
今回は、束縛してほしい彼氏の心理とちょうどいい感じの軽い束縛の例を紹介します。
- 束縛してほしいと言う彼氏の心理
- 彼氏を夢中させる軽い束縛の例
- まとめ
1. 束縛してほしいと言う彼氏の心理
束縛を喜ぶ女性が一定数いるように束縛してほしいという彼氏も珍しいものではなくそれなりにいます。
男性は束縛を嫌うものというのが定説ですが、束縛されたい彼氏は一体どんな心理でそれを望んでいるのでしょうか。
- 愛情を体感したい
- 彼女を束縛したい
- 不自由がないと恋愛している実感が得られない
1-1. 愛情を体感したい
彼女からの愛を具体的に体感したいからという理由で束縛を望む男性は少なくありません。
恋愛中に愛情を体感するチャンスというのは意外と少なく、はたから見れば相思相愛で上手くいっているのに当人同士はピンときておらず愛情に不安を抱いているカップルは多く見られます。
愛情を形にするといえばプレゼントやサプライズなどが定番ですが限度があります。
もっと簡単に愛情を確かめられるものはないかと考えた結果、束縛という形で愛情を求めます。
束縛とはパートナーのために時間と労力を割く行為です。
彼氏のことを考え彼氏のために手間をかけるという彼女のある意味では一生懸命な行為に対し彼氏はやや屈折した形で愛情を体感します。
1-2. 彼女を束縛したい
束縛とはパートナーに時間や行動を支配されている状態を指します。
行動監視や連絡などで不自由が発生しますが、束縛されている時間は彼女もそのために時間と労力を費やしています。
連絡している時間は彼女もほかのことはできませんから。
彼女に束縛されている状態は裏を返せば彼女を束縛している状態でもあります。
束縛のことを考えているとき彼女の頭のなかは対象である彼氏のことでいっぱいです。
今どこにいる、連絡はまだかなど束縛が強くなるほど彼女の心に占める彼氏の割合は大きくなります。
相手の心を自分で満たすというのは典型的な束縛にほかなりません。
自分への束縛を利用して彼氏は彼女を逆に束縛することに成功しています。
1-3. 不自由がないと恋愛している実感が得られない
どんなときに恋愛していると実感するかはひとによって異なります。
多くの人は楽しい時間を過ごしたり満たされたりしたときに恋愛している実感を得るものですが、中には困難や制限など自由が効かない状態に対して恋愛している実感を強く得られるという人もいます。
例えばダメな男とばかり付き合うだめんずうぉ~か~と呼ばれる女性は典型的な不自由でしか恋愛を実感できないタイプです。
このタイプの男性は女性に振り回されたり束縛されたりするほど恋愛をしている実感を強くもちます。
一緒に過ごす時間が少なくても束縛を通じてつながって要られることを喜ぶ人はたくさんいます。
束縛された状態が幸せなのですから何も言うことはありません。
2. 彼氏を夢中させる軽い束縛の例
束縛されたい彼氏だからといってやりすぎは禁物です。
束縛で上手くいくカップルに見られる共通点は互いに負担にならない程度の束縛を実践していることです。
軽い束縛の例からやり方を学び彼氏を夢中にさせましょう。
- こまめに連絡する
- 一日の終りに何があったか報告する
- 出かけるときは二人一緒
2-1. こまめに連絡する
こまめに連絡するというのは束縛の基本中の基本です。
今どこにいるから始まり何しているの、いつ終わる、誰と一緒にいるの、帰りは何時など内容はさまざまですが彼氏にこまめに連絡させることで距離は離れていても常につながっているという安心感が生まれます。
ポイントは負担にならない程度の連絡回数です。
仕事中の彼氏に10分毎に連絡しろというのは現実的ではありません。
休憩など無理なく連絡できるタイミングごとに連絡するなら仕事にも影響市内程度に軽く束縛できます。
負担なく連絡してくれるタイプの彼氏でも度が過ぎれば気持ちは離れてしまいます。
無理なくこなせる回数でしつこく詮索しないのが彼氏を夢中にさせるコツです。
2-2. 一日の終りに何があったか報告する
一日の終りに電話やLINEで互いのことを報告する、というのはよくあるカップルの光景です。
当たり前のようにやっている連絡ですがこれもまた束縛の一つの形です。
相手のことを思うままに動かすためにルールを作るのが束縛です。
その日のことを報告するという行動もふたりの間での約束事として習慣化されれば束縛として機能します。
お互いに連絡するのを楽しみながら時間を過ごしているから気づきませんが何を話そうと彼女のことを考える時間が増えれば増えるほど束縛の効果は高まっていきます。
ポイントは彼氏に楽しい約束だと感じさせることです。
我慢や苦労だけが束縛ではありません。
喜びでコントロールすることで思いはより深まります。
2-3. 出かけるときは二人一緒
出かけるときは必ず二人一緒でひとり行動は禁止、というのもよくあるパターンです。
付き合っているカップルならふたりで行動するのは珍しいことではありません。
一緒に過ごす時間が増えるのは互いにとって喜ばしいことですが、どこにいくにもひとりで行動してはダメというのは冷静に考えればかなり強い束縛です。
実践するならあまり強く要求しすぎないようにしましょう。
束縛が強い彼女だと仕事仲間との集まりなど彼氏個人の知人と会うときまでついてきたがります。
束縛を好むタイプの彼氏でも個人的な人間関係まで彼女がコントロールしたがれば心は離れてしまいます。
たまにはひとり行動を許すくらいの軽い束縛にとどめておくのが正解です。
3. まとめ
束縛を望む彼氏に対して軽い束縛はとても効果的です。
上手に束縛すれば愛情はを深まり二人の距離も縮まりますがやりすぎには要注意です。
上手く束縛するコツは相手を尊重することです。
彼氏をひとりの人間として尊重すると同時にかけがえのないパートナーとして束縛することで彼氏の愛情はよりいっそう強いものになります。
ふたりにとって理想的な束縛関係をめざしてください。