男性にも色々なタイプがいますが、中には本当にそんな人がいるのかと、にわかに信じられない性格をしている男性もいるものです。
上げ膳据え膳の男性は、正にそのタイプでしょう。
好みな部分があるなら交際はしてもいいかもしれませんが、結婚は絶対におすすめできません。
- 上げ膳据え膳な人の特徴
- 上げ膳据え膳な人と結婚してはいけない理由
- まとめ
1. 上げ膳据え膳な人の特徴
上げ膳据え膳というのは、簡単に言うと何でも人の世話になって当然という態度の人です。
そのまま大人になる人は流石にそれ程多くはありませんが、上げ膳据え膳のまま育った男性には共通した特徴があります。
- ワガママ
- プライドが高い
- 面倒くさがり
1-1. ワガママ
親を始めとして周囲の人間が甲斐甲斐しく世話し続ける環境にいなければ、上げ膳据え膳な性格には育ちません。
逆に言えば、上げ膳据え膳な男性は周りに尽くされ、甘やかされて育ってきたので、非常にワガママな性格をしています。
家族や親族が何でも言うことを聞いていたので、そうじゃない他人も言うことを聞くだろう、言うことを聞いて当然だと思ってしまうからです。
大抵は学校などで他の人と触れ合う内にそんなことはないと理解するものですが、理解できなかった場合、信じられないくらいワガママな大人に育ってしまいます。
1-2. プライドが高い
実態はともかく、自分に尽くしてくれる人が多いと、自分が偉い人間なんだと思い込んでしまうものです。
そのため上げ膳据え膳な人はプライドも高いです。
言うことを聞かなければそれだけで不機嫌になりますし、何かに付けて褒めてもらいたい、認めてもらいたいという気持ちを強く持っています。
また仕事でミスをして責められたりしているとかなり不機嫌になり、八つ当たりをしてきたり、そこまで行かなくても刺々しい言葉遣いをしてくる可能性も高いです。
寛容な人でなければ、男女の仲ではない人付き合いをするのも難しいでしょう。
1-3. 面倒くさがり
何でも周りの人がしてくれたので、自分では何かをしたがらない面倒くさがりに育っているのも特徴です。
そのため自分は人に何かをさせるのに、自分は頼みごとをされても断ることもしばしばあります。
周りに誰もいないなら仕方なく自分で行動しますが、誰かがいるならその人にさせようとするでしょう。
社会人として生活する中である程度行動できるようになりますが、それでもやるのは最低限だったり形だけで、自分の好きなこと以外は熱心にやろうとはしません。
2. 上げ膳据え膳な人と結婚してはいけない理由
上げ膳据え膳な人は、結婚するから今までの態度を改めて自立した人間になろう、とは決して思いません。
結婚すれば、上げ膳据え膳な人と付き合うデメリットを、大きく受けることになるでしょう。
- 自分が面倒を見ないといけなくなる
- 感謝の気持ちが薄い
- 協力してくれないことが多い
2-1. 自分が面倒を見ないといけなくなる
結婚するなら、大抵の場合は夫婦二人で暮らすことになるでしょう。
それはつまり、他に面倒を見る人がいない状態で常に二人っきりになり、何かに付けて相手が自分を頼ってくるということです。
好きな人に尽くすことが好きという女性もいますが、それにも限度というものがあります。
四六時中一緒にいる旦那がことあるごとに何かするよう言ってくれば、心も体も休まる暇がないでしょう。
付き合っている間は一緒にいない時間もあったので、相手のために色々と行動するのも問題がなかったのに、結婚して一緒に暮らしたら相手のために何かをすることが苦痛になるというケースは多いです。
2-2. 感謝の気持ちが薄い
上げ膳据え膳な人は、人の世話になることが当たり前の環境で育ったので、感謝の気持も薄くなりがちです。
言葉だけの感謝はする人も多いですが、軽い言葉だけという人も多いでしょう。
結婚して毎日何度も相手の言うことを聞いてあげてるのに、返ってくるのが気のない感謝の返事だけだと、都合のいいように使われていると感じ、ストレスが溜まっていきます。
そんな生活が続けば、いつかストレスが爆発して、大喧嘩担ってしまう可能性も高いです。
2-3. 協力してくれないことが多い
夫婦生活で何が一番大切かと言えば、やはりお互いが協力し合うことでしょう。
ですが上げ膳据え膳な人は、特徴で説明した通り、ワガママで面倒くさがりな人が非常に多いです。
そのため結婚をした場合、非協力的な旦那になり、自分だけに大きく負担がかかる、対等ではない夫婦関係になってしまう可能性も高いでしょう。
対等でない夫婦関係は破綻しやすく、長続きせず離婚しやすいですし、離婚まで行かなくても恨みつらみを溜め込みやすく、負担のかかる方が不幸になりがちです。
それなら最初から結婚しないほうがマシでしょう。
3. まとめ
上げ膳据え膳な人には悪意がない人もいるので、指摘すれば改善されることもあります。
しかし何が悪いかわかっていないので、指摘されても改善できない人もまた多いです。
最低でも付き合っている間に上げ膳据え膳な態度を指摘して、改善する努力を見せない男性とは、結婚するべきではないでしょう。