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サボテンの花言葉や花の解説・種類

サボテンの花言葉や花の解説・種類 | 恋のミカタ

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サボテンの花言葉や花の解説・種類

手のかからない植物の代名詞としてよく使われるサボテンですが、トゲのあるワイルドな見た目からは想像もできないような、ビビッドでポップな色合いの可憐な花や、飴細工のように繊細でゴージャスな花などを咲かせる品種もあります。

過酷な環境を生き抜く知恵を持つサボテンの、様々な魅力について解説します。



  • サボテンとはどんな植物?
  • サボテンの花言葉
  • サボテンついて解説
  • サボテンのマメ知識
  • サボテンを育てる時の注意点
  • サボテンの種類(原種、園芸品種・花言葉など)
  • サボテンに似た植物(原種、園芸品種・花言葉など)
  • まとめ

1. サボテンとはどんな植物?

サボテンとはどんな植物?

サボテンは乾燥している地域に多く分布しています。

寒さには弱いイメージがありますが、氷点下でも枯れない品種もあります。

栄養が乏しい土地など過酷な環境でも生きていけるように独自の進化を遂げてきました。

丸い形のもの、平たい形のもの、トゲの色が赤いもの、黄色いもの、トゲのないサボテンなど、見た目のバリエーションが豊富なのも魅力の1つで、コレクターも多いと言われています。

花を咲かせる品種も多く、花色や花の形状、花の付け方も様々で、毎年花を付ける品種もあれば、30年以上経たないと花を付けない品種もあります。

2. サボテンの花言葉

サボテンの花言葉

サボテン全般の花言葉には、「秘めたる情熱」「枯れない愛」「燃える心」「偉大」などがあり、どれもサボテンが持っている性質に由来しています。

  • 「秘めたる情熱」
  • 「枯れない愛」
  • 「燃える心」
  • 「偉大」
  • 英語の花言葉

2-1. 「秘めたる情熱」

決して華やかな風貌とはいえないサボテンですが、花の時期になると、情熱的な色をしたとても美しい花を咲かせるものもあります。

そのことから、この花言葉がつけられたと考えられています。

2-2. 「枯れない愛」

サボテンは水分を貯えておくことができ、トゲからも湿気を吸収できるので、乾燥した土地でも枯れません。

そのような性質があることから、この花言葉がつけられたと考えられています。

2-3. 「燃える心」

サボテンが咲かせる花がビビッドな赤やオレンジなど情熱的な色をしていることから、この花言葉がつけられたと考えられています。

2-4. 「偉大」

サボテンは太古の昔から地球上に存在しており、過酷な環境で生き続けてきた植物です。

そのことかr、この花言葉がつけられたと考えられています。

2-5. 英語の花言葉

英語の花言葉は「endurance(忍耐)」「ardent love(燃えるような愛)」「grandeur(雄大、偉大)」「warmth(優しさ、暖かさ)」です。

3. サボテンついて解説

サボテンついて解説

サボテン(学名:Cactaceae)はサボテン科・サボテン属の植物の総称で、多肉植物の1つです。

主に南北アメリカとその周辺の島の乾燥地に生えています。

サボテンの特徴であるトゲには、動物などに食べられないよう身を守ったり、砂や冷気、強力な日差しを防ぐなど、様々な役割があります。

花は、赤、白、ピンク、オレンジ、紫などとカラーバリエーションが豊富です。

トゲを鑑賞する品種や花を観賞する品種など、鑑賞目的で利用されるほか、食用、薬草、そして蓄音機の針にも利用されています。

熱心な愛好家が多いので有名な植物でもあります。

  • 英語での呼び名
  • 原産地
  • サボテンの名前の由来
  • サボテンの誕生日花の日

3-1. 英語での呼び名

サボテン全般を指す英名は「Cactus(カクタス)」です。

ギリシャ語でトゲだらけの植物を意味する「カクトス」に由来しているとされています。

3-2. 原産地

サボテンの原産地は、主に南北アメリカ大陸とガラパゴス諸島などです。

主に乾燥地に多く見られますが、サボテンの中には、熱帯アメリカの森林地帯の樹木に着生したり、岩場に育つ品種、高山や北米の冷帯に育つ種もあります。

15世紀末のアメリカ大陸発見以降に、アフリカ大陸やユーラシア大陸にもたらされたと言われています。

3-3. サボテンの名前の由来

和名でも「サボテン」といいます。

日本へサボテンが渡ってきたのは16世紀後半と言われています。

当時のポルトガル人やスペイン人がサボテンの樹液を石鹸(シャボン)として使っていたことから「石鹸体(さぼんてい)」と呼ばれるようになったことに由来しています。

「シャボテン」「仙人掌(センニンショウ)」「覇王樹(ハオウジュ)」とも呼ばれています。

3-4. サボテンの誕生日花の日

7月16日、7月29日、8月20日、8月21日の誕生花です。

サボテンは鉢植えが一年中手に入ります。

サボテンには様々な姿形の品種があり、咲かせる花も可憐なものからゴージャスなものまで様々なものがありますので、贈る人のイメージに合ったものを見つけることができます。

4. サボテンのマメ知識

サボテンのマメ知識
  • 食用にもなります。
  • 薬としても利用されています。

4-1. 食用にもなります。

ウチワサボテンの新芽は、外皮が柔らかく食用にされています。

原産地のメキシコではポピュラーな野菜で、メキシコ料理には欠かせない食材といわれています。

日本でも栽培されており、通販などでも手に入れることができます。

サンカクサボテンの果実であるドラゴンフルーツは、鱗状の赤い皮が特徴で、果肉は白く胡麻のような種子があります。

キウイフルーツのようなさっぱりとした酸味と甘みがあり、日本でもよく見かけるようになったフルーツです。

4-2. 薬としても利用されています。

サボテンは古くから、民間薬として傷の手当に利用されてきました。

又、熱を下げる効果や、肥満、糖尿病、便秘、二日酔いにも効果があるとされています。

日焼けによるシミなどを予防するとも言われています。

5. サボテンを育てる時の注意点

サボテンを育てる時の注意点

サボテンは主に、湿度が低く乾燥した土地に生えています。

日本では冬場の管理がしやすい鉢植えで育てるのが一般的です。

手がかからず管理が簡単な植物ですが、水の与え方が他の植物とは異なります。

水やりのポイントを押さえて育てることが大切です。

  • サボテンの栽培環境
  • サボテンに適した用土、鉢
  • サボテンの水やり(1)
  • サボテンの水やり(2)
  • サボテンの肥料
  • サボテンの植え替え(1)
  • サボテンの植え替え(2)
  • サボテンの増やし方

5-1. サボテンの栽培環境

一年を通して日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。

日当たりの悪い場所で育てていると、ひょろひょろと長く伸びてしまいます。

真夏は強い日差しを避けて、レースのカーテン越しの窓際で育てます。

気温の下がる冬場は、窓際は特に室温が下がりますので注意しましょう。

5-2. サボテンに適した用土、鉢

サボテンは、水はけが良く通気性の良い土を好みます。

赤玉土(小粒)6:腐葉土2:川砂2の割合で配合した土を用意するか、市販されているサボテン用培養土を使いましょう。

鉢は、湿気を通す素焼きの鉢が最適です。

鉢内が多湿になると根腐れを起こしやすくなりますので、湿気を通さないプラスチックや陶器などの鉢よりも水の管理がしやすくなります。

又、底穴の開いていない鉢は、多湿になりやすいので注意しましょう。

鉢の大きさは、サボテンよりも一回り大きいくらいの鉢が適しています。

大きすぎる鉢は避けましょう。

5-3. サボテンの水やり(1)

サボテンの生育期は5月〜9月で、12月〜2月は休眠期となります。

サボテンは時期によって水の与え方が異なります。

間違った水やりは根腐れを起こす原因になりますので注意しましょう。

サボテンが枯れる原因のほとんどは、間違った水やりによるものです。

5-4. サボテンの水やり(2)

5月〜6月には鉢土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。

7月〜9月の暑い時期は、サボテンの生長が緩慢になりますので、鉢土の表面が乾いてから3〜4日後くらいに水を与えるようにして、乾燥気味に管理をします。

水やりは朝か夕方の涼しい時間帯に行いましょう。

10月〜12月は、休眠期に向かって、水やりの回数を減らします。

2週間に1度を目安に水を与えましょう。

12月〜2月休眠期に入ると生長が止まりますので、水は与えません。

3月〜4月は、2週間に1度を目安に水を与えます。

5-5. サボテンの肥料

サボテンは養分の少ない土地に生えていますので、沢山の肥料は必要ありません。

春、夏、秋に1度、液体肥料を通常の規定量の更に3〜4倍に薄めたものを与えます。

肥料を与え過ぎると根を痛めて枯れてしまいますので、注意しましょう。

5-6. サボテンの植え替え(1)

3月上旬〜4月上旬頃に行います。

1〜2年に1度を目安に植え替えをしましょう。

成長とともに鉢内に根が詰まってきます。

根詰まりを起こすと根が呼吸できなくなり、生育が悪くなります。

植え替え前には水やりを控えて鉢土を乾燥させておきましょう。

根に付いた古い土を軽く落として、痛んだ根や伸びすぎた根を取り除き、風通しの良い日陰に置いて、根を2〜3日乾燥させます。

新しい鉢に鉢底石を敷き詰め、2/3くらいの深さまで用土を山型に盛って入れます。

根を広げて植え付けます。

5-7. サボテンの植え替え(2)

植え付け後2週間程は直射日光に当てないように日陰で管理します。

水やりは、植え付け後3週間程経ってから行います。

植え替える際には一回り大きな鉢と新しい用土を用意しましょう。

5-8. サボテンの増やし方

サボテンは挿し木、接ぎ木、種で増やすことができます。

挿し木

4〜9月ごろに行います。

仔吹きを切り取ったら、風通しの良い日陰で切り口を2〜3日乾燥させます。

川砂やバーミキュライトの上に乗せておくと、1か月ほどで根が出てきます。

この間は、直射日光に当てないように、風通しの良い日陰で管理します。

根が十分育ってから鉢に植え付けましょう。

接ぎ木

3月〜5月ごろに行います。

接ぎ穂のサボテンと、台木となるサボテンを、水平に切って重ねます。

糸などでサボテンを固定して、風通しの良い日陰で管理します。

種まき

3月上旬〜10月ごろに行います。

浅い鉢に底石を敷き詰め、川砂や赤玉土(小粒)などを入れます。

種をまいたら土は被せずに、鉢ごと水を入れた容器に設置して、ラップを被せます。

半日陰で管理し、発芽したら1日に少しずつ、3〜4日かけてラップを取り外していきます。

3か月ほど経ってから、鉢に植え付けましょう。

6. サボテンの種類(原種、園芸品種・花言葉など)

サボテンの種類(原種、園芸品種・花言葉など)

サボテン科には約200属2500種があるといわれます。

トゲを楽しむ品種(エキノカクタス属など)、花を楽しむ品種(エキノプシス属、シャコバサボテン属など)、交配によって改良種をつくりだして楽しむ品種など、熱狂的な愛好家が多い植物です。

  • クジャクサボテン
  • ゲッカビジン
  • シャコバサボテン
  • ウチワサボテン

6-1. クジャクサボテン

花を観賞するサボテンです。

5月〜6月頃に、赤、ピンク、オレンジ、黄色、白など美しい色合いの華やかで優雅な花を咲かせます。

目を見張るように美しい花は、1日で枯れてしまいます。

和名は「孔雀サボテン」です。

花言葉:「艶やかな美人」「儚い美」「儚い恋」「一途な恋」「繊細」「快楽」

6-2. ゲッカビジン

6月〜11月に白い花を咲かせます。

ゲッカビジンは夜に花を咲かせるのが特徴で、花が一夜で萎んでしまうことから美人薄命という言葉の由来にもなりました。

気品溢れる豪華な大輪の白い花が、夜の暗闇に浮かびあがる様子はとても幻想的で、この世のものとは思えない美しさがあります。

甘い香りを漂わせて一夜限りの花を咲かせるゲッカビジンには、愛好家も多くいます。

神秘的なイメージがあるため、数々の俗説が生まれました。

和名は「月下美人」です。

花言葉:「艶やかな美人」「儚い美」「儚い恋」「秘めた情熱」「強い意志」

6-3. シャコバサボテン

10月〜1月ごろに、赤、白、ピンク、オレンジ色などの色鮮やかな花を咲かせます。

肉厚な葉が連なる様子が蝦蛄を思わせることから、「蝦蛄葉サボテン」と呼ばれるようになったとされています。

花言葉「ひとときの美」「美しい眺め」

6-4. ウチワサボテン

メキシコ原産のサボテンで、丸くて平たい茎が連なるようにして育ちます。

日本でもポピュラーな品種で、食用にもなることでも知られています。

花言葉「燃える心」「あたたかい心」「偉大」「枯れない愛」

7. サボテンに似た植物(原種、園芸品種・花言葉など)

サボテンに似た植物(原種、園芸品種・花言葉など)
  • ハナキリン
  • ユーフォルビア・オベサ
  • ユーフォルビア・スザンナエ

7-1. ハナキリン

マダガスカル原産の多肉植物で、草丈は20cm〜2mほどです。

がっしりとした太い茎には鋭いトゲが沢山生えており、その先端にピンク色の可愛らしい小花を咲かせます。

観葉植物として人気の品種です。

7-2. ユーフォルビア・オベサ

サボテンに似たお饅頭のような丸型の多肉植物です。

南アフリカに自生しており、「キリン玉」「バスケットボール・プランツ」とも呼ばれている大変に珍しい品種です。

7-3. ユーフォルビア・スザンナエ

南アフリカ原産の多肉植物です。

サボテンに似た深緑色の球型をしており、全体がトゲで覆われています。

ドラゴンボールとも呼ばれ、とても人気のある品種です。

まとめ

サボテンは品種によって形も性質も様々です。

どれも個性的で、育てていると日増しに愛着が湧いてくる植物です。

水やりのタイミングさえ間違わずに栽培すれば、丈夫に育って綺麗な花も咲かせてくれます。

年間を通して入手できる手軽さもありますので、お気に入りの1つを探してお部屋に置いてみてはいかがでしょうか。


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