「あなたは、あなたであればいい」とは、ノーベル平和賞も受賞した、マザーテレサの言葉です。

この言葉の意味や真意を考えてみましょう。

1. 自分を知り、自分を愛する事は大切

「自分の事は自分が1番知っている」 これは、正解でもあり、不正解でもあります。

自分はこういう人間だと決めつけて物事に取り掛かるのは、本当の自分の姿にモザイクをかけているのと同じ事でしょう。

自分に対しての固定観念を取り払う事で、本当の自分が見えてきます。

そして、自分のしたかった事や、自分の性質が見えてくると、自ずと自分自身が愛おしく感じられるのです。

自分を愛せるようになると、思考もポジティブになり、今までと同じ世界が輝いて見えるでしょう。

2. 相手の全てを大きな愛で受け入れる

「あなたは、あなたであればいい」と大切な人には是非言ってあげたい言葉です。

言われた相手は、どんなに心が楽になるでしょうか。

大切な人を思うなら、変わってほしいと願うよりも、ありのままの相手を信じ、ありのままの相手の姿を受け入れてあげましょう。

この一言で、緊張がほぐれ、本来の力を発揮出来るはずです。

「頑張って!」と応援されるより何倍も頑張る力が湧いてくる言葉でしょう。

3. 自然な姿は美しい

見栄や欲を捨て、飾らない姿を人前で晒すのは、実は勇気の要る事です。

鎧を脱いでありのままの姿になれた時、心は軽やかになり人に優しく出来るようになるでしょう。

自然な姿は、人間が1番美しく居られ、多くの人から愛されます。

自分を高く評価してもらう為に、見栄を張って着飾るよりも、不要な物は捨て、ナチュラルな自分でいる事が、幸せな愛を手に入れる近道です。

4. 誰かと比較しなくて良い

美しい友人に嫉妬して卑屈になったり、他の子のように好きな人に上手にアプローチ出来ない。

自分にイライラする事はないでしょうか? 容姿や能力を誰かと比較する事はからは、何も生まれてきません。

比べるとしたら、過去の自分と今の自分を比べてみましょう。

その時々に気づく事があるはずです。

そして誰かの良いところを見つけたら、羨むのではなく、認めるのです。

素直に相手を受け入れてられると、ダメな自分も楽に受け入れられるようになり、次第に柔らかな表情の愛され体質へと変わっていくでしょう。

5. 幸せの形は人それぞれである

人と違う事を恥じる事はありません。

みんなが出来ることが出来なくても、みんなが良いと思う事を良いと思えなくても、自分の心が動かされるものに真っ直ぐ向き合える事は、この上ない幸せを感じる事が出来ます。

人の価値観は十人十色、幸せの形は人それぞれ違うのです。

独身だろうが、年の離れた彼だろうが、誰も味方してくれない恋であろうが、思い通りにいかない恋でも幸せと感じる心は間違いでは無いのです。

人の目を気にせずにありのままの自分が選ぶものには、唯一無二の価値があるのです。

6. 幸せを見つけるのはあなた次第

好きな人に気持ちを伝えて、例え結ばれなかったとしても、気持ちを伝えられて良かったと思えたは、清々しく次のステージに進めるでしょう。

誰もが羨む彼と念願叶って結婚出来たとしても、我慢ばかりで常にイライラしている人は、幸福なのでしょうか。

いつも、心に幸せを探すアンテナを張っていれば、小さな幸せを見逃さずに済みます。

つまり、ありのままの自分の心に耳を傾る事で、本当の幸せを手繰り寄せることが出来るのです。

まとめ

心が穏やかで無い時や、気分が落ち込んだ時、この言葉を思い出してみましょう。

自分を励まして心を元気にする事で、周りにも元気のおすそ分けにもなります。

そして、1番大切な人が落ち込んでいるとき、そっとこの言葉をかけてあげましょう。

相手の気持ちに寄り添う優しさが届けられるでしょう。