ナポレオンは、リーダーとは「希望を配る人」のことだとメッセージを残しています。
独自の見解なども多々ありその意味や真意はどうなのか、リーダーシップを取らないといけない人達の間では背中を押される名言だと話題です。
- リーダーが持つ存在感は不変
- 上昇志向の強いナポレオンだからこその名言
- 逆境の時こそ求められるのがリーダー
- 楽な状況下ではリーダーの役割は少ない
- リーダーまで下を向いたら終了
- 独裁者とは違う強さを持つ人
- まとめ
1. リーダーが持つ存在感は不変
リーダーの色によってチームは大きく変わります。
つまり上に立つ人の能力によって、チーム、組織は良くなったり悪くなったりもします。
つまりチームを生かすも駄目にするのもリーダーであり、メンバーの能力が不足しているからと片付けるのは時期尚早です。
ナポレオンもリーダーとは「希望を配る人」のことだと述べて、その役割をただの管理職というふうには捉えていません。
2. 上昇志向の強いナポレオンだからこその名言
フランス皇帝の座を勝ち得たナポレオンはどういったリーダーだったのか名言をバックボーンから紐解いていきます。
ナポレオンが皇帝として軍を率いた時代は、フランスが軍事的に力を見せつけていたまさに黄金期でしょう。
ナポレオン自身とても上昇志向が強く、フランスはそうしたリーダーのカラーに影響を受けています。
リーダーとは「希望を配る人」のことだは、常に高みを目指していたリーダーとしてのナポレオンの理想の自分自身でしょう。
3. 逆境の時こそ求められるのがリーダー
希望を配らないといけない時とは、チームや組織が逆境にある時です。
つまりスポーツであるなら負けている時、会社などビジネスであるなら成果が出ない時です。
戦時下ではない現代でも希望を配る人は求められています。
むしろ不利な状況下は腕の見せ所です。
希望を配るというのは未来の可能性を提示すること、ポジティブな材料で雰囲気を明るくすることで、仕事の作業能力が高いだけでは務まりません。
状況を把握してしっかり舵取りができなければ、リーダーに相応しくないのです。
4. 楽な状況下ではリーダーの役割は少ない
チームや組織が好調な時はリーダーの役割は少ないといっていいでしょう。
そのためそういった状況で成功を収めていても、優れたリーダーとは判別できません。
いい時は誰が上に立っても物事はスムーズに運び、むしろリーダーの余計な指導や指示が邪魔に感じるケースも中にはあるでしょう。
楽してリーダーを気取るのではなく、真価が試されるのはチームが下り坂のタイミングなのです。
5. リーダーまで下を向いたら終了
リーダーが物事を放棄してほかのメンバーと同じように下を向いたら、それは終了の合図です。
ほかのメンバーが奮起するということも期待できません。
逆に可能性が少ない中でもリーダーが唯一希望方法信じることで、それはほかのメンバーにも伝染していきます。
リーダーとはチームの指針、シンボルなので、いつでも背中で見せていくことをしないといけません。
どんなに苦しくても孤独を怖がらず前を向く人だということが、リーダーとは「希望を配る人」の真意でしょう。
6. 独裁者とは違う強さを持つ人
リーダーが持つ強さとはけして独裁者ではないのです。
希望を配ることは独裁者、つまりメンバーを無理矢理自分の支配下に置くことで成り立っているものではなく、メンバーが自主的についていきたいと思うのが重要なのです。
リーダーシップを取ることの意味を間違えている人は増えています。
リーダーにとってほかのメンバーは駒ではなく、きちんとした人間であることを理解していなければ希望を配っても誰も前を向かないでしょう。
独裁者とは違う強さがないと、希望を配る役割を担うことができません。
まとめ
ナポレオンの名言は現代を生きるビジネスマンにとっての後押しになるでしょう。
軍事的な強さだけではないナポレオンの、リーダーとは「希望を配る人」のことだの名言を紐解くことで、現代に足りないリーダーシップが学べるのです。