元彼に優しくされて辛い時、なぜそんな風に接してくるのかと切なくなったり腹立たしくなったりします。
元彼の心理を探って相手の気持ちを理解してみましょう。
- 別れることになってしまった罪滅ぼしをしているつもり
- 新しい彼女と楽しくやっているからこそ優しくできる
- 未練があると優しくしてしまう
- 終わったとはいえいい思い出にしてほしいから
- 復縁するつもりがないので他人行儀に親切にしている
- 嬉しいかな?ときめくかな?と気持ちをもてあそんでいる
- 周りの女子からの評価を上げたい
- 別れた後も友達としてうまくやっていきたい
- 別れた元カノに優しくできる心の広い自分が好き
- いつも彼女と続かないので別れを引きずらない
- 情があるので気になった時はつい声をかけてしまう
- とりあえず彼女ができるまでキープしているつもり
- まとめ
1. 別れることになってしまった罪滅ぼしをしているつもり
自分のせいで別れることになってしまったのであれば、元彼なりの罪滅ぼしをしているつもりなのでしょう。
自分のせいで申し訳なかったという反省の思いや、できることなら別れたくなかったとかこんなはずじゃなかったという後悔の念がその優しさに表れています。
だからといって復縁を迫るほどの図々しさもないので、自分の気持ちが納得いくまでせめて優しくしてお詫びしたいという考えです。
そうすることで苦しい気持ちから救われようとしているかもしれません。
2. 新しい彼女と楽しくやっているからこそ優しくできる
人は自分が幸せな時こそ人に優しくする余裕がありますから、元彼にも新しい彼女ができて楽しくやっているからこそそうやって優しくすることができるのでしょう。
優しくすることには深い意味などなく、ただ機嫌がよくて満たされているからこそ人に与えることができるというだけです。
そして、元カノにまで優しくしている自分を感じてますます幸せ気分になっていきます。
3. 未練があると優しくしてしまう
未練があると優しくして気を引こうとする元彼もいます。
一度終わってしまった付き合いですが、また惚れ直させようと頑張っているのです。
相手にしてくれるうちが頑張り時だと考え、避けられる前にどうにかきっかけを掴もうと必死なのでしょう。
その優しさが辛いなら気持ちが揺れ動いている証拠かもしれません。
または忘れたいのに優しくされて戸惑っているのかもしれませんね。
よく考えてその気がないならはっきりと拒絶するべきです。
4. 終わったとはいえいい思い出にしてほしいから
終わってしまった付き合いでも一度愛し合った間柄なので大切にしたい、いい思い出にしてほしいと考える人もいます。
元彼は人との縁を大事にするステキな考えの持ち主です。
また、楽しかった時は間違いなく幸せだったわけですから、その思い出まで汚したくないと考えて優しい印象を残そうとしています。
友達としてこれからも仲良くしていきたいと思っているからこそそんな気遣いもできます。
5. 復縁するつもりがないので他人行儀に親切にしている
別れてからも相手が自分に対して未練があるような時やいつまでも言い寄られて困っている時はあえて他人行儀に親切に対応するという人もいます。
優しいというよりも「ありがとうございます」「大丈夫です」と遠慮しているだけではないですか?それを「気遣い=自分への好意」と勘違いしている可能性もあるので気をつけましょう。
他人行儀に接して本音を言わず遠慮するのは優しさではありません。
また、突如他人のように振舞うのは壁を作っている証拠であり、むしろ冷たくされているのと同じことです。
6. 嬉しいかな?ときめくかな?と気持ちをもてあそんでいる
元彼に優しくされると嬉しいかな?別れた後でもときめいたりするのかな?と気持ちをもてあそんでいる場合もあります。
女性を試して楽しんでいたり、女心を研究しているのです。
遊び慣れている男性ならこんな風に別れた後まで女性を観察して振り回し、楽しみます。
影で友達と噂しながら馬鹿にしている可能性もあるので、こんな男には優しくされても喜ぶ様子は見せたくないですね。
7. 周りの女子からの評価を上げたい
別れたのに元カノに優しくする男って懐が広いと感じたりします。
そうやって元カノの周りの女友達からの評価を上げて褒められたいとか、新たな出会いがあるかもしれないと期待しているのかもしれません。
手っ取り早く次の出会いを求めるなら身近な女性をターゲットにするのも当然です。
さらに別れたことを近くで見ている元カノの友達に気に入られればフリーだと宣言する必要もないのでとっかかりやすいと考えているのでしょう。
8. 別れた後も友達としてうまくやっていきたい
別れた後も気を遣ったり避けたりせずに友達としてうまくやっていきたいと考える人もいますね。
元彼もそのタイプなら優しくするのも頷けます。
そこにもう一度気に入られようとか罪滅ぼしのような画策はなく、純粋に友達として親切にして人間関係を良くしたいと思っているのです。
元カノも同じように割り切れるタイプならうまくいきますが、引きずるタイプの場合はなかなか理解できない感じかもしれません。
9. 別れた元カノに優しくできる心の広い自分が好き
別れた元カノに優しくできるなんて、自分は心の広いヤツだなぁと酔っているのでしょう。
特に自分が別れの原因になったわけじゃないなら優しくするのもなかなか難しいことですが、それでも優しくしてくる元彼はよほど懐の広い男になりたいという思いが強いのでしょう。
無理してまで自分に酔って満足し、「こんな自分なら他の女の子も放っておかないから大丈夫!」と自分を慰めたりしています。
10. いつも彼女と続かないので別れを引きずらない
今回だけではなく何度も彼女と続かないことが多かった元彼なら別れに慣れていて引きずらないのでしょう。
だからもうきっぱりふっ切れて女性に対して普通に優しくしているだけです。
あまりにも自然体なのであればもはや「元カノ」という意識すらしていないのかもしれませんね。
別れてしまえばどの女性もみな同じくらいに考えているので、それが辛いと感じる女性の気持ちなどわかるはずがありません。
11. 情があるので気になった時はつい声をかけてしまう
情にもろい男性なら一度深く知り合った相手を適当には扱えず、優しくしたり「最近どう?」などと声をかけたりしてしまいます。
そして、困っていたら相談にのってあげようとか元気がないと慰めてあげたいと自然に思ったりもします。
異性としてというよりも人間として助けたいというだけです。
人がいい人間なら相手が女性でも男性でも知り合うと同じように優しくするはずです。
12. とりあえず彼女ができるまでキープしているつもり
いつ元カノと復縁できてもいいようにキープするつもりで優しく接してくる場合もあります。
しかし、とりあえず彼女ができるまでの話で、彼女ができた途端にキープは必要なくなります。
そして優しくもしてくれなくなり、急に連絡がつかなくなったりもします。
こちらの様子を見ながら嫌がっている様子がないことや次の彼氏がまだいないことなどをわかった上で優しくしているのでずるいですね。
足元を見ながら自分が寂しくならないように保険をかけているわけです。
まとめ
自分が原因で別れることになった場合なら元彼に優しくされてほっとすることもあります。
自分のせいで…という罪悪感が少しだけ軽くなるからです。
しかし、優しくされることで「こんなにいい人なのに傷つけてしまったなんて…」とますます罪悪感でいっぱいになることもあり、その感情は複雑です。
また、相手が原因で別れたのであれば今さら優しくしてくる元彼にイライラしたり、まだ未練があるような時は気持ちを振り回されて苦しみます。
優しくするという行為はこのように残酷でもあります。
まずは元彼の心理を探ってどういうつもりか予想を立ててみてください。
そして、自分にも優しさを受け入れたいという気持ちがあるのか再確認してみましょう。
いやならいやときっぱり伝えることが自分への優しさとなる場合もあります。