生きていく上で欠かせないものが仕事。
働く意味などよく問われたりしますが、働く理由にはどのようなものがあるのでしょうか。
- 人生においての目標
- 他人から認められる
- 自分のことを認められる
- 人との関わり
- お金のため
- 身体を動かす機会を得ている
- 心理的側面を満たす
- 世間体や政治的配慮のため
- 成長する為
- 刺激を得るため
- プライベートを充実されるため
- 人の役に立つ
- 自分の居場所をみつける
- まとめ
1. 人生においての目標
将来の夢として、未来の自分がどのような職業に就いているのかを夢見るように、仕事をするということは、人生においての目標でもあります。
自分のやりたい職業に就くために、勉強をして学校に通い、義務教育を就業すると、働きます。
働くというのは、人生において掲げられる目標達成一つということです。
2. 他人から認められる
「○○に勤めていてすごい」「仕事がデキる」「出世した」などと、仕事っぷりが周囲から評価されることは多いです。
働くということは、このように、他人からの評価を受ける上での指標にもなる要素です。
職業や肩書きで人の見る目が変わるというのは、物悲しいものですが、実際問題そうなることが多いのが現実です。
3. 自分のことを認められる
自分のことを自分で認めるということは、なかなか難しいこと。
でも、自分のことをちゃんと認められるということは、とても大切なことです。
学校では、テストの点数や成績といった分かりやすい形で、自分と向き合う機会が定期的に設けられていましたが、社会人になってから、そのように自分と向き合い自分を認めてあげられるのが、自分の仕事ぶりです。
自分のことを認めるということには、働くということは重要なポイントになってきます。
4. 人との関わり
人間、自分一人では生きていけません。
家族、友達、職場など、様々なコミュニティーに属して生きていくのです。
働くということは、人と関わりを持つということ。
この世には、人と関わらずできる仕事なんてものはほとんどありませんから、どんな仕事も、人との関りの中で成り立っています。
生きていく上で必要な、人との関わりというのを、働くことで得ているのです。
5. お金のため
生きるためにはお金が必要です。
なぜ働くのかと理由を考えたときに、ほとんどの人がお金を稼ぐためだと考えます。
実際にその通りで、労働の対価として、賃金を得るために働きます。
労働への対価として得られる賃金は、金額という形で目に見える結果として得られるいうこともあり、稼ぐということが働く意味として代表的な理由として挙げられるのです。
6. 身体を動かす機会を得ている
働くことの意味として、身体的側面から見出されることがあります。
働くと疲れますよね。
なので、働く理由として、身体を動かす機会をもてることと考えるには、いまいちピンと来づらいかもしれませんが、原始的に考えてみると、納得できそうです。
労働とは本来、生きるために必要なものとして、古来から現代に至るまでに、様々な発展と変貌を遂げてきました。
昔で言うと、食べるために働くといったように、狩りに出たり稲作を始めたりと、働くということは人としての本質的な営みであるのです。
本能的に働くこと、身体を動かすことで、疲労感とともに、生きているという実感のような満足感も得ているのです。
7. 心理的側面を満たす
日々の生活の中では、ほとんどの人が多くの時間を労働時間についやしています。
一般的には、1日8時間労働を週に5日というパターンではないでしょうか。
もっと休みが欲しいなという考え方や、働きすぎではないか、などとふと考えることもありますよね。
できることなら、働かずに一生遊んで暮らしたいなどと夢見るなんてことも。
しかし、実際に毎日が休日であれば、それほど楽しいものではないはず。
日頃、頑張って労働に費やすからこそ、休日や余暇に楽しみや幸せを見出せるものなのです。
8. 世間体や政治的配慮のため
無職の人に対する世間の声は厳しいものです。
きちんと働いているということは、そういった世間体の為という人も少なからずいるもの。
それは、家族など身内から言われてそのような概念が植え付けられているという原因もあります。
学校を出たら働くというレールに乗った人生を、当たり前のように教えられているわけですから、そんな社会で仕事をしていなければ、あの人は何をしているのだろう、なぜ働かないのだろうと、周りから不思議に思われてしまうのも仕方ありませんね。
9. 成長する為
人間というのは、成長するものです。
赤ちゃんから大人へと育っていくように、人という生き物は成長をしていくというのが、自然の法則であります。
その成長という人として欠かせないものを得られる機会が、働くということ。
働くということは、日々成長しているということ。
頭を使い、身体を動かし、進歩しています。
働くことがなければ、だらけて怠けて退化してしまいます。
身体の成長のように目に見えてわかるものではありませんが、日々、仕事をこなすことで、人として成長しているのです。
10. 刺激を得るため
働くと一言にいっても、仕事の内容は様々だと思いますが、働くことによって、日々刺激を受けています。
クリエイティブな仕事では、そういった刺激を受けるイメージは浮かびやすいと思われますが、一見、毎日同じルーティーンワークの仕事に見えても、全く同じことが起こっているということはなく、何かしらの刺激を受けています。
毎日、職場と家の往復の繰り返しだけだという人であっても、同じ時間は二度とは繰り返せないものですから、日々の業務の中から、新たなものが生まれているのです。
11. プライベートを充実されるため
仕事以外の時間を充実させるために働くというのは、一見元も子もなくなるといいますか、本末転倒といった感じにも見受けられますが、仕事とプライベートというのは切っても切れない関係です。
仕事がきちんとできていてこその、プライベートの充実です。
そのようなことから、自身の生活であるプライベートタイムをより良いものにするためにも、働くということは重要になってきます。
12. 人の役に立つ
人には、自覚があるにしてもなきにしても、元来「人の役に立ちたい」「誰かのためになりたい」という思いを少なからず持っています。
「社会貢献したい」とはっきりとした意思を持って働ける人も中にはいますが、利他の精神というのは、誰にでもあるものです。
ボランティアなど、誰かを助けることを目的として行われる活動以外でも、どんな仕事でもめぐりめぐって誰かの役に立っています。
働くことの意味には、こうした満足感を得る事も含まれています。
13. 自分の居場所をみつける
人は様々なコミュニティーに属しています。
そのコミュニティーの輪は、大人になるにつれて広がっていきます。
生まれたての赤ちゃんであれば、コミュニティーは家族など身内だけ。
そこから、進学するとコミュニティーが家だけでなく学校に増えます。
学校の中でもクラスだけでなくクラブに、バイトや地域など、成長していくに連れ、関りを持つ場が増えていきます。
こうして、自分の生きていく世界を広げていくのです。
社会人になると働くことによって、自分のまた新たなコミュニティーが増えます。
こうして、自分の居場所というものを確立していくのです。
まとめ
働くということは、毎日誰もが行っている当たり前のことですが、こうして考えてみると深いものですね。
ただ単に生きているだけでは得られない、働くことでしか得られるものがあります。
そうした働くことで得られる充実感があるからこそ、人は働くことができるものなのです。