つい元彼と今彼を比較してしまう女性がいます。
このタイプの女性はなかなか幸せな恋愛ができません。
そこで今回は元彼と今彼を比べないほうがいい理由を紹介していきます。
- 比較する基準が難しい
- 経済力で比べると切ない
- 学歴で比べると嫌な感じになる
- 容姿で比べるとしあわせになれない
- 個性を大切にできない
- 過去の記憶はきれいになりやすい
- 結局不満が募るだけ
- 過去は戻らない
- 元彼と復縁するのは難しい
- 別れることになる
- 今彼が元彼になる?
- まとめ
1. 比較する基準が難しい
元彼と今彼を比較する時に、どの基準で比べるか、その基準作りが難しいという問題があります。
正しい基準で比較をすることができれば役に立つかもしれませんが、ほとんどの場合が、その時の気分で比較している可能性が高いです。
人には長所と短所があります。
長所を見るようにして、短所は見逃してあげるような優しさを持たないと、男性と付き合うことは難しいでしょう。
優しい今彼の短所ばかりに目を向けるのは避けたほうがいいでしょう。
しかも今彼の短所と、元彼の長所を比較するようなことはしないほうがいいでしょう。
今彼を否定するために、元彼を利用しようと思わないことが大切です。
2. 経済力で比べると切ない
例えば今彼と元彼の経済力を比較する女性がいます。
今彼が経済的に恵まれていない時に、元彼のことを思い出して「元彼のほうがお金持ちだった」と思うと切なくなります。
元彼と一緒に行った高級ディナーを思いだし、目の前で彼と食べているファストフードを残念に思ったら切なくなります。
それまでは美味しく感じていたハンバーガーも、ほろ苦い味になるでしょう。
幸せとお金の関係はないわけではありませんが、イコールではありません。
今の彼が自分を大切にしてくれるなら、お金以外の素敵なものをもらうことができるはずです。
経済力は生まれ持った環境が重要ですし、経済力をあげるためには時間が掛かります。
経済的に恵まれていない今の彼が大幅に経済力をアップするのはなかなか難しく、しかし彼の経済力が上がるまで付き合わないというのも違うはずです。
経済力で元彼と今彼を比較してもいいことはないでしょう。
3. 学歴で比べると嫌な感じになる
学歴で今彼と元彼を比較して、今の彼が学歴が低い場合は比較している自分が嫌になるでしょう。
学歴で人を判断するのは数世代前の人たちには多いですが、現代の社会を生きている人の中には少ないです。
一握りの古いタイプの人になるのは避けましょう。
仕事やプライベートをがんばっている彼を見ながら「でも元彼に比べると学歴が低い」と思うのは、精神的に良いことではありません。
人に対してレッテルを貼ってしまい、目の前で起こっていることを正しく見られない、嫌な女性にならないようにしましょう。
4. 容姿で比べるとしあわせになれない
容姿で今彼と元彼を比較して、元彼のほうがイケメンだと思いがっかりする女性は、なかなか幸せになれないと思います。
何人かの男性と付き合っているのに、まだ男性を容姿で判断しているからです。
男性の価値の中でイケメンという要素は、ほんの一握りのものです。
それ以外の要素で輝いている男性なら、イケメンでなくても自分を幸せにしてくれるはずです。
中学生の女子なら男性を顔で判断するのも分かりますが、大学生や社会人が男性を容姿で選ぶのは恥ずかしいかもしれません。
もっと今の彼の良さを見られるように、女性として自分を磨くようにしましょう。
5. 個性を大切にできない
元彼と今の彼を比較してしまうと、どうしても「勝ち負け」や「上か下か」で男性を判断することになります。
そこには「ベスト」や「ベター」というモノサシがあるだけで、「オンリーワン」という価値観がありません。
すべての人は個性的で、良い点も悪い点も持っています。
長所に見える要素が、実は短所だったり、短所に思えることが、時には長所になったりします。
比較をして上に思ったり下に思ったりしてしまう女性は、男性の個性を大切にできない人です。
今の彼をそのまま丸ごと愛したほうが、幸せになりやすいかもしれません。
6. 過去の記憶はきれいになりやすい
元彼と今彼を比較する時に、元彼のほうが有利になりやすいため、不公平なジャッジをしてしまうことがあります。
なぜなら「過去の記憶はきれいになりやすい」からです。
例えば元彼がイケメンだったけれど、浮気もしていた普通の男性だとした場合も、時間が経てばイケメンで素敵だった場面ばかりが思い出されるようになります。
浮気をされて悩んだり、泣いた日の記憶はどこかに消え失せてしまいます。
覚えていたとしても、当時ほどは鮮明に覚えていないはずです。
一方で今の彼がした小さなミスに対しては、鮮明に見えるため厳しくジャッジしてしまうかもしれません。
このように記憶には修整が掛かりますので、そもそも元彼と今彼を比較するのはおかしな話です。
7. 結局不満が募るだけ
もし元彼のほうが客観的に見て素敵だった場合、今彼に対して不満ばかりが募るでしょう。
冷静に判断して、元彼のほうが上だと思えば思うほど、今彼の存在が小さくなります。
ずっと不満を持ったまま、彼と付き合い続けることになります。
元彼とは別れるだけの辛い過去や悲しい理由があり、今の彼とは付き合い始めるだけの素敵な理由やエピソードがあるはずです。
時を逆行させようとせず、今の彼だけを見た方が楽しい恋愛になるでしょう。
8. 過去は戻らない
元彼のほうが素敵だし、今の彼と別れてよりを戻したいと思っても、時間をさかのぼることはできません。
過去は戻らないのですから、元彼のことを考えても仕方ありません。
時間の流れに逆らうような、無駄なことをするのは止めましょう。
9. 元彼と復縁するのは難しい
元彼のほうが素敵だと思った人の中で、元彼と連絡が取れる環境にいる人は、今の彼と別れるかもしれません。
そして元彼と復縁することを目指して行動するでしょう。
しかし元彼は、すでに気持ちが離れている可能性が高いですし、誰か他に好きな人がいるかもしれません。
もちろん付き合っている女性がいたり、結婚をしている可能性もあります。
元彼との復縁はそう簡単ではありません。
気まぐれに今の彼と別れて、元彼にアプローチを始めたら痛い目に遭う可能性が高いでしょう。
10. 別れることになる
元彼と今彼を比較して、もしも今の彼氏が劣ると思ったら、結局別れることになるかもしれません。
元彼と比較さえしなければしあわせになっていたかもしれないと思うと、ばかばかしい話です。
そもそも彼と元彼を比較し始めた時点で、彼女の心の中に何か問題がある可能性があります。
自分が比較しそうになった時は「別れる確率を高めるだけ」だと思い、踏みとどまるようにしたほうが無難でしょう。
11. 今彼が元彼になる?
元彼と比較して、今の彼が嫌になり別れてしまうと、今彼が元彼になることになります。
次の彼氏ができた時は、今彼だった元彼と比較してしまうでしょう。
このように元彼がたくさん誕生すると、どんどん元彼という存在が強力になってしまいます。
強大な元彼グループと比べれば、今彼はどんなに素敵でも小さな存在に見えてしまう可能性があります。
元彼を増やさないためにも、今の彼氏を大切にすることが大切です。
そのためには元彼と安易に比較して、彼を傷つけたり、自分の気持ちを痛めたりしないようにしましょう。
元彼と今彼を比較することを繰り返すことの「負のスパイラル」を止めることが大切です。
まとめ
元彼は、様々な過去に付き合った男性の集合体で、それぞれの長所ばかりを集めたモンスターのような存在です。
そんな記憶のモンスターと、生身の人間の彼を比較するのはフェアではありません。
そもそも人と人を比較して優劣をつける行為自体が、女性のクオリティを下げてしまうでしょう。
目の前の彼のことだけを考えるのが正解です。