達が困っていても安易にお金を貸すのはNGです。
お金で人間関係はいとも簡単に壊れます。
友達にお金を貸すのはやめておいた方がいい理由を説明します。
- 返ってこないことが多い
- 友達との仲も終わる
- 他の友達も巻き込んでしまう
- 一度貸すと甘えられる
- 対等な関係には戻れない
- 家族や友達などにも迷惑をかける
- こじれると裁判沙汰になる可能性も
- 友達のためにもならない
- 他の人からも疎遠にされる
- 自分の立場まで悪くなるリスクがある
- まとめ
1. 返ってこないことが多い
友達にお金を貸すのはたとえ少額であってもすべきではありません。
ちょっと小銭貸してといって自販機でジュースを買うといったような行為であってもその後ちゃんとお金を崩してどんなに遅くても次の日までには返すかどうかで判断しましょう。
何となくそれぐらいの金額だしとなあなあになるようではお互いに金銭的にルーズであるといえます。
また貸したお金というのは返ってこないことが多く、借りたことすら忘れたふりをしたり、どうかしたら言いがかりをつけてきたなどと言って自分が悪者にされる危険性さえあるのです。
お金で人は良くも悪くも変わります。
2. 友達との仲も終わる
お金の貸し借り、これが原因で友達との仲は終わることはよくあることです。
困っている友人に自分から、あげるつもり、カンパのつもりで貸すのであればまだいいかもしれません。
ただ友人から「困っているから貸して」と言ってくるのはちょっと危険信号。
通常は家族に頼るものです。
頼れる家族がなければ銀行ローン、それが通らなければ消費者金融などで何とかするでしょう。
最初から友達頼みというのは「金利がつかない」「返済を迫られないだろう」というずるい考え、甘えがある場合があります。
ここで貸してしまうと友達との良い関係が終るかもしれない、その覚悟は必要でしょうね。
3. 他の友達も巻き込んでしまう
友達にお金を貸すのは良くない理由に、他の友達も借金騒動に巻き込んでしまう可能性があるからです。
たとえば友達にお金を貸したとしましょう、返済が遅れて催促しても返ってきません。
そうしたら他の友達に愚痴ったり、相談したり、注意をするよう呼び掛けたりしますよね。
自分みたいな被害者を出さないためにという理由で結局は自分たちの借金トラブルを周りに広めてしまうことになります。
それを聞いた他の友達たちもいい気分にはなりませんし、失望したり、返済を逃げている友達と縁を切ろうとしたり、もしくは問い詰めたりとすることでしょう。
お金の問題、トラブルというのは男女関係の問題と同じでできる限り関わりたくないものです。
関係ない友達まで嫌な思いをさせることに繋がるので安易なお金の貸し借りはしないことが一番なのです。
4. 一度貸すと甘えられる
友達にお金を一度でも貸すと、「お金を貸してくれる人」と認識されて今後もピンチの時は頼ればいいと甘えられてしまいます。
お金だけでなく、面倒なことをお願いしてくるかもしれません。
お金を貸してと平気で友達に言える人というのは図々しい性格ともいえます。
普通は恥ずかしくて言えないという人の方がほとんどでしょう。
5. 対等な関係には戻れない
友達が恥を忍んで借金を申し込んできた、ちゃんと返済はされたとしても、やはり心のどこかに負い目のようなものができてしまいます。
また貸す側もどこか見下しのような感覚が出てしまうこともあります。
そして、返済もせず逃げてしまった場合には騙されたと友達を憎むことでしょう。
お金の貸し借りをすると、どんな形にせよ対等な関係には戻れないのです。
6. 家族や友達などにも迷惑をかける
友達にお金を貸すといっても、100円単位から、万単位まで金額は様々です。
時には友達のために自分が親や他の人から借金をすることもあるでしょう。
友達を助けてあげたいという強い思いからの行動でも、自分が周りの人に金銭的に迷惑をかけてしまうのでは意味がありません。
いくら1カ月後にしっかり返済すると約束をして念書を書いても、貸している側というのは落ち着かない気分、不安な気持ちになるものです。
そんな思いを周りにさせるのは迷惑以外の何者でもないと思います。
7. こじれると裁判沙汰になる可能性も
友達にお金を貸して返ってこないというのはよくあることです。
借りた側も友達なら金利もとられない、取り立てもないと甘く見ている傾向があります。
ですが、金額が大きいとやはり返してもらわないと困ります。
当人同士では話にならないとなれば、弁護士に依頼する、最終手段としては訴えるなど話が大きくなっていきます。
また借金が戻ってきても弁護士費用、裁判費用など出費でお金を損したという結果になる可能性もあります。
8. 友達のためにもならない
安易に友達にお金を貸すことは、助けることではありません。
甘やかしにつながり、友達のためにならないのです。
借金を作る人というのは、そうやって誰かに頼って肩代わりしてもらったり、借りたりでしのいでいくようになります。
そんな風にさせないためにはきっぱりと断ることが一番本人のためなのです。
9. 他の人からも疎遠にされる
お金の貸し借りをしている人たちと関わると自分も貸してと言われそう・・・と周りからは思われます。
借りる側だけでなく、貸す側も問題がないわけではありません。
お金というのは大事なもの、だからこそ安易に貸すのはどうかと思われるのです。
他の人たちから関わりたくないとそっと距離を置かれることにもなります。
10. 自分の立場まで悪くなるリスクがある
お金を借りる人というのは、嘘を平気でつきますし、相手から面と向かって「返して」と言われてもニヤニヤして何も答えないというズルい面があります。
複数の人から説教されて返済するように言われてもちっとも堪えない、怖くも何ともないとそんなタイプです。
どうかしたら「お金をせびられている」などとんでもない作り話をしていつの間にか自分が悪い立場にされてしまう、そんなリスクもあるのです。
まとめ
以上、友達にお金を貸すのはやめておいた方がいい理由でした。
お金を貸してと言える人は一見人当たり良くいい人に見えるものです。
ですが、本当にいい人はそんなことは人に言わないもの、それを覚えておきましょう。