スマホの普及率が上がるにつれて、人とのコミュニケーション方法として電話やメールよりもLINEというツールを利用する人が増えています。
それは恋愛においても重要な役割を担うこともあれば、課題を多く含んでいるという側面もあります。
たとえば好きな人に告白をして、もしも失敗してしまったときその後の対応をどうするかと困ってしまうことがあるからです。
今回はこのテーマについて、注意点を書いていきます。
- トーク履歴の扱い
- 告白を冗談にしてしまわない
- 自虐的にならない
- ブロックしない
- あくまでも丁寧に
1. トーク履歴の扱い
LINEではそれぞれの相手とのやりとりの記録がひと目で分かります。
きっと告白前には、相手の気をひくように絵文字やスタンプを上手に使っていたり、もしかしたら読み返したときに“恥ずかしい"と感じてしまうようなことを送っている可能性が高いでしょう。
それを告白が失敗した後に見るのは、とてもツライことかもしれません。
だからといって、LINEでの態度を急に変えたりしないようにしましょう。
なぜなら「気まずい」と感じているのは、告白をされた側も一緒だからです。
恋愛は最後まできちんと相手を気遣うことが重要なのです。
恋愛は始めるときより、“終わるとき"を慎重にしなくてはなりません。
それにもしかしたら、一度失敗しても「次」がやってくるケースだってあるからです。
それでも履歴を見るのが恥ずかしく感じたり、ツライと思うなら一旦トーク履歴を消去してみましょう。
相手にもそうして欲しい場合には、きちんと誤解のないようにお願いするとよいでしょう。
たとえば「こないだは私の気持ちを聞いてくれてありがとう。
ちゃんと返事もくれてありがとう。
きちんと私が気持ちを整理して、アナタとの関係を“友だち"になれるようにまたイチからよろしくね。
そこで一つお願いがあるんだけど、LINEの私とのトーク履歴を一旦消してほしいの。
履歴が残ってるとちょっと恥ずかしいっていうのも正直あるんだけど、アナタとイチから友だちとして出発するために、お願いします」
このように、感謝と素直な気持ちを綴るとよいでしょう。
2. 告白を冗談にしてしまわない
告白を失敗した後は、どうして告白なんかしてしまったのだろうと後悔する気持ちが強くなってしまうことがあります。
そういった気持ちから「なかったことにしよう」と行動を起こす人がいます。
それはいけません。
告白に失敗したということは、悲しいことですが「失敗」つまり「フラれた」ということはきちんと自分の好きという気持ちを相手に伝え、それに対して相手側からきちんと「返事」をもらったということです。
それなのにそれを冗談にするということは、相手の「気持ち」を踏みにじるということになってしまうのです。
告白に失敗して悲しい気持ちは分かりますが、きちんとその事実を受け止めてLINEでその告白を汚すことがないようにしましょう。
3. 自虐的にならない
告白に失敗した後は、悲しいや恥ずかしい気持ちからついつい自虐的な内容のLINEになってしまうことがあります。
しかしこれはやめましょう。
相手からすると、自分が気持ちに応えられなかったことで「自暴自棄」にさせてしまったのではないかと感じてしまいます。
また、LINEは言葉よりも“文字"で残ることで視覚的にもその影響力というのは大きくなってしまうのです。
それはそのメッセージを受け取った側だけでなく、送った方にもダメージを与えるのです。
4. ブロックしない
急に態度を変えないということは鉄則です。
ブロックするというのは、もってのほかです。
LINEではブロックされても、メッセージは送れているという風な表示になっています。
しかしいつまでも「既読」がつかなかったりすると、ブロックをされたと相手に分かってしまうのです。
そうなれば、これからの相手との関係性は「友だち」としても冷え切ってしまうのです。
5. あくまでも丁寧に
告白を失敗して気まずいからこそ、丁寧にLINEでのやり取りをしましょう。
告白を失敗してしまうと、相手とのコミュニケーションの取り方というのはとても考えどころではあります。
しかし失敗して悲しいや恥ずかしいという感情のままに、LINEでのやり取りをしないようにすることが大事なのです。