正面から言われるとものすごい勢いで反発してくる、そんな頑固な人をうまく扱う方法を10個紹介させて頂きます。
- 正論で反論しない
- 何かトラブルがあったらしばらく冷却期間を置く
- さりげなく考え方を誘導する
- 相手が信頼している人に話を通す
- その人が持つこだわりを尊重する
- 出来るだけ1人で仕事をしてもらう
- 褒めておだてる
- そういうものだと思って諦める
- 出来るだけ相手の話を聞く
- 頭ではなく心を攻める
1. 正論で反論しない

頑固な人を相手にした時、一番やってはいけないことは正論で反論することです。
これをやると、例えその論理がどんなに正しいことであったとしても、相手は意固地になり、ますます聞く耳を持たなくなります。
そこで、なぜこの正論を聞いてくれないのか、いったいどこが間違っているのか説明してくれ、と話すと相手が反発して喧嘩になる可能性が高いので、頑固な人には決して正論で反論しないようにしましょう。
2. 何かトラブルがあったらしばらく冷却期間を置く

もともと頑固な人がさらに頑固になる時、それはトラブルが起こった時です。
トラブル時に説得を試みても、相手に無視されるか追い返されるのがオチなので、トラブルが起こった時は、数時間から数日の冷却期間を置くようにしましょう。
冷却期間を置いた後なら、相手も少しは話に耳を傾けてくれるようになるので、頑固な人を相手にする時は、急がば回れの精神で行くといいでしょう。
3. さりげなく考え方を誘導する

頑固な人に考え方を変えてほしい時、その考え方はおかしい、こちらの考え方に変えるべきだと正面から説得してもうまくいく事はほとんどないです。
なので、頑固な人に考えを変えてほしい場合、考え方を少しずつ誘導していくのがいいです。
こうすべきだ、ではなくこういう考え方もありますよ、そのやり方だとこういう得がありますよ、もちろん決めるのはあなたですけどこっちのやり方の方が得かもしれませんよ、というように少しずつ考え方を変えてもらいましょう。
4. 相手が信頼している人に話を通す

頑固な人にも、友人や信頼している人がいます。
こういう人に口添えしてもらうと、頑固な人が急にしおらしくなる場合があります。
友人や信頼している人相手にも、その頑固さを貫くのは難しいというわけです。
なので、頑固な人と話をする前に、まずその人の友人などに話を通しておき、その後で本人と話をした方がいいでしょう。
5. その人が持つこだわりを尊重する

たいていの場合、頑固な人はなんらかのこだわりを持っています。
そのこだわりに踏み込むと、このタイプの人は全力で反撃してきますので、よほどのことがない限り、そのこだわりには踏み込まない方がいいです。
例えそのこだわりのせいで、多少仕事の効率が落ちたとしても、こだわりに踏み込んだことが原因で喧嘩になるよりはいいでしょう。
6. 出来るだけ1人で仕事をしてもらう

頑固な人が一番苦手なもの、それはチームプレイです。
頑固な人が持つこだわりや一徹さが、集団の足を引っ張ってしまうのです。
そこから余計なトラブルが起こることも多いので、このタイプの人には、出来るだけ1人で仕事をしてもらうのがいいです。
なので、自分のチームに頑固な人がいたら、1人でも出来るタイプの仕事を優先的に割り振るといいです。
そうすれば、その人も100%ののパフォーマンスを発揮することができますし、
そのチームも余計なトラブルを抱えなくて済むでしょう。
7. 褒めておだてる

世の中には、褒めて伸びる人と叱られて伸びる人がいます。
頑固な人はほぼ全員が前者のタイプです。
頑固な人は叱られるとものすごい勢いで反発しますが、褒められたりおだてられたりすると、反発することも出来ないので、心に直撃してしまうのです。
ですので、部下や目下の人に頑固な人がいたら、ちょっとしたことでも褒めまくりましょう。
それをすれば、生来の頑固さも少しは緩和されるかもしれません。
8. そういうものだと思って諦める

頑固な人と一緒にいると、何でこの人はこんなに頑固でわからずやなんだと感じ、ストレスがたまることがあります。
この時、この人の性格を変えてあげないといけないとか、どこかいけないのか徹底的に教えてやろう、と考えてはいけません。
そのかわりに、この人の性格はこういうものだから仕方ないと諦めたほうがいいです。
そう割りきってしまうと心理的に楽になりますので、ストレスをためるくらいなら、これはもうしょうがないと割りきってしまいましょう。
9. 出来るだけ相手の話を聞く

頑固な人は、その頑固さが原因で周囲の人とうまくいっていない人が多いです。
その結果、人と話をしたい、私の話を聞いてほしいという欲求が溜まっています。
なので、頑固な人が話をしてきたら出来るだけ聞いてあげましょう。
そうすれば、話を聞いてくれる人には辛く当たらなくなりますし、困っている時に力になってくれることもあります。
だから、もし身近に頑固な人がいて辛く当たってくるなら、出来るだけその人の話を聞いてあげるといいでしょう。
10. 頭ではなく心を攻める

頭ではなく心を攻めること、これが頑固な人を説得するうえでもっとも大切なことです。
頑固な人はその性格上、理詰めで説得されるとものすごい勢いで反発しますが、そのかわり、心を動かされるようなタイプの説得には弱いです。
なので、頑固な人を説得するなら、理論武装をするかわりに、その人の心に切々と訴えかけてみることをお勧めします。