「一旦は告白の返事を保留されたものの、後になってからOKされた」こんな経験はないでしょうか。
あるいは自分でも、意識的・無意識的にしたことがあるかもしれないですね。
このような言動をとる人の心理とは、どんなものでしょう。
- 別れきれていない恋人がいる
- 他にも気になっている人がいる
- 「交際することの面倒さ」を考えている
- 恋愛の嫌な思い出について、考えている
- 相手の人となりをチェックしている
- 反射的に保留してしまった
- プライドが返事の邪魔をしている
- まとめ
1. 別れきれていない恋人がいる

「もうほとんど会うこともなく、連絡もほとんどない。
しかし、はっきりと別れていない」こういった恋人がいる人では、告白の返事を一旦保留した後、関係にケリをつけてからOKをすることがあります。
言ってみればとても当たり前で誠実な行動ですが、告白した側としては、そこまで想像がつかないことも多いですね。
「どう考えてもいいムードだけど、なぜか保留された」というときは、しつこくせずしばらく待ってみるのも手なのです。
2. 他にも気になっている人がいる

複数の異性から同時にアプローチされていたり、気になる相手が複数いる場合など、告白に即答するのは難しいものです。
もちろん、一方的なアプローチを複数受けているなどでは、その人自身に気が多いわけではありません。
よくモテる人ではどうしても起きてしまう現象です。
3. 「交際することの面倒さ」を考えている

恋愛は楽しいものですが、定期的にデートをするなら時間やお金も相応にかかります。
メールのチェックなども、特に恋愛初期では、うっかりミスのないよう細かに行うことでしょう。
また交際が長期化すれば、同棲したり、果ては結婚を考えたりすることも、視野に入ってくるかもしれません。
告白してきた相手に好意があっても「交際することそのもの」をためらってしまう人もいるのです。
よくよく考えた結果「ひとまずOKするか」となる人も多いんですね。
4. 恋愛の嫌な思い出について、考えている

「3」とも関連しますが、恋愛は、上手くいって結婚等に至るか、きれいに別れられるかのどちらかでないと、「嫌な思い出」にもなりやすいものです。
「こんなことなら、友達のままが良かった」ということも多いでしょう。
告白してきた相手について考えているのではなく、「またなにか嫌な思いをするのではないか?」との考えから、返事を一旦保留し、考え直してOKする人もいます。
5. 相手の人となりをチェックしている

「何となくいい感じだ」とは思っても、仕事や学校、家庭、友人関係、経済状況などについては、わからないものですね。
共通の友人などを頼り、「どんな人か」をチェックしてから返事をする人もいます。
軽い付き合いでいいと思っているなら、そこまではしませんので、ある程度真剣味があると考えられますね。
6. 反射的に保留してしまった

告白がいささか唐突であった場合など、「一旦返事を保留する」のは、珍しいことではありません。
恋愛以外のことでも、突然の提案には口ごもってしまう人は多いものですね。
まだ付き合いが非常に浅いとか、あまりよく話したことがなく片思いであるなどでは、一旦この状況が起き、告白された側の心境変化があってOKが出る場合があるのです。
7. プライドが返事の邪魔をしている

ルックスや経済力、話術などに長けている人では、恋愛についてもプライドが高く、簡単には告白に応じない傾向も出がちです。
しかしながら、そういった人でも、俗にいう「ハイスペック」な相手にしか惹かれないかといえば、そうではありません。
「やっぱり、どことなく魅力があるな」などと感じ、ワンテンポ遅れて返事をしてくることがあります。
最初から諦めてしまっては損ですよ。
まとめ

「告白の返事を一旦保留する」ことは、特に「脈ナシ」のサインではありません。
即答はできない事情・心理状態があるとしても、少し遅れてOKを出してくることはおおいにあります。
全般に、「何か考えている」「何かの事情を解決してから、OKしようと思っている」など、やや時間を要している状態が多いので、急かさないことが大事です。
「しつこい」と思われる言動はとらず、ゆっくり待ってみる姿勢も大事ですね。
とはいえ何ヶ月も待っていてNGだったというのも困りますから、一定期間後に一度確認し、それで無理ならきっぱり諦めるなどの姿勢も、告白した側には求められます。
「脈ナシではない」と考えて前向きに行動しつつも、その辺りの節度は保ちましょう。