電話だとふつうに喋ることができるのに、直接会うと電話の時のように喋ることができなくなる人がいます。
ここでは、どうして喋れなくなってしまうのか、会うと喋れなくなる人の心理を見ていくことにしましょう。
- 自意識過剰で緊張してしまう
- 相手の心理が気になる
- 自分の容姿にコンプレックスを持っている
- 視線をどうしたらいいのかわからない
- 口臭が気になってしまう
- まとめ
1. 自意識過剰で緊張してしまう

緊張してしまうために、直接会うと喋れなくなってしまう人が少なくありません。
どうして電話では緊張しないのに、会うと緊張してしまうのか。
それは「相手に見られている」という意識を必要以上に強く持ってしまうからです。
人と会って話をする場合、相手からどう見られているかを気にすることはめずらしいことではありません。
相手に不快感を与えないように配慮したり、相手が話しやすいような表情や振る舞いをしようと心がけることは、ふつうにあるでしょう。
しかし、会うと喋れなくなる人は、相手からどう見られているかを意識すぎるために、緊張してしまうのです。
それは「見られている」という意識が強すぎるためにほかなりません。
まるで、自分が舞台に立ってスポットライトを浴びているような感覚になってしまうのです。
つまり自意識過剰なため緊張してしまうというのが、会うと喋れなくなる人の心理ということになるでしょう。
2. 相手の心理が気になる

相手のことが見えるために喋れなくなるのが、会うと喋れなくなる人です。
それは、相手の表情や態度が目に入るためです。
電話の場合は相手のことが見えませんから、表情や態度が気になるということはありえません。
しかし、直接会って話す場合、目の前にいる相手の顔つきや態度などが自然に目に入ってきます。
そのため、その表情や態度から、相手の心理を推し量ろうとするわけです。
たとえば、「今、なんだかわざとらしい笑い方をしたけれど、ほんとは自分と話すことが楽しくないので、あんな変な笑い方をしたのではないか」と推測してしまうのです。
こういうタイプの人は、ネガティブに考える傾向があるため、相手の心理を悪く解釈してしまい、その結果、電話の時のようには喋れなくなると考えていいでしょう。
3. 自分の容姿にコンプレックスを持っている

自分の容姿に自信がなく、「人に見られたくない」と思っているのも、電話なら喋れるのに会うと喋れなくなる人の心理ということができるでしょう。
電話なら顔が見えませんから、自分の容姿を気にする必要はありません。
しかし、直接会うとどうしても自分の顔や姿を相手の前にさらすことになってしまいます。
そういうシーンでは、「自分の醜い容姿を相手に見られている」という意識を持つため、そのことが気になって、電話の時のように喋れなくなると考えていいでしょう。
4. 視線をどうしたらいいのかわからない

「話をするときは、相手の目を見て話しなさい」ということを、子どもに教える親は少なくありません。
確かに、人と話をするのに、相手の目をまったく見ないというのは不自然ですし、失礼なことでもあります。
しかし、相手の目をじっと凝視し続けるというのも、かえって不自然ですし、相手も話しにくいでしょう。
そのため、「人と話をするとき、視線をどうしていいのかわからない」と思っている人は多いものです。
視線の位置をどうするかという意識が強すぎると、そのことが気になって、喋れなくなるというケースも少なくありません。
視線をどうしたらいいのかわからないというのが、このケースでの会うと喋れなくなる人の心理ということになるでしょう。
5. 口臭が気になってしまう

自分の口臭を気にしている人は、人と面と向かって話をするとき、「相手に不快な思いをさせてはいけない」という気持ちから、思うように喋れないということもあります。
また、自分の口臭ではなく、相手の口臭が気になるため、電話の時のようには会話できないというケースもあるでしょう。
いずれのケースでも、「口臭が気になってしまう」というのが、電話の時は喋れるのに、会うと喋れなくなる人の心理なのです。
まとめ

電話だと喋れるのに直接会うと喋れなくなる人の心理を5種類紹介しました。
身近にそういう人がいるという方は参考になさってください。