嫌なことから逃げるような人はどのような心理からそうしているのでしょうか。
世渡り上手なのか、たまたま運がいいのか、真相を知って参考にしてみたいものです。
- 現実を受け止めきれない
- 自分を信用できず悪い結果しか想像できない
- 少しでも楽をしてのんびり生きていたい
- 周りにいいように利用されて損をしたくない
- 人嫌いなためすぐに不公平感を抱いてしまう
- 周りから見られる自分を過大評価している
- まとめ
1. 現実を受け止めきれない
嫌なことをやってみようとせず逃げてしまう人は現実を受け止めきれない器の小さい人物です。
精神的に弱く、経験も浅いため、「やってみればなんとかなる」とか「やるしかない」という決心がつきません。
そして、逃げる経験ばかり積んできた結果、すぐに逃げることばかり考えるようになってしまいます。
ごまかしたり人に押し付けることばかり上手くなり、そんな自分は世渡り上手で賢いだなんて思っていたりもします。
2. 自分を信用できず悪い結果しか想像できない
自分を信用できなければ嫌なことに挑戦しても悪い結果しか想像できません。
そのため、最初から「どうせできないだろう」「自分より適した人がいるはずだ」と逃げてしまいます。
自分を信用できるようになるにはどこかでそんな自分を変えようとするしかありませんが、その機会が少なく変える気もないようなら無理ですし、そんなやる気のない姿を見せてばかりいると誰も求めなくなっていきます。
そしてますます自分を諦めてしまいます。
3. 少しでも楽をしてのんびり生きていたい
「どうせ生きるなら精一杯やろう」というタイプではなく「どうせなら楽をして生きていこう」と考える人もいて、極力嫌なことを避けてのんびりやっていく道を選びます。
マイペースかつずる賢い人物だと思われやすいのですが、嫌なことを率先してやる人のことを冷ややかな目で見ながらこれでいいと納得していることでしょう。
逃げれることは逃げておいた方がいいに決まっていると思っているので考えを変えさせるのは難しそうです。
4. 周りにいいように利用されて損をしたくない
人を信用できない疑り深い性格の人なら、自分が嫌だと思うことをするように言われるとそれが「いい経験」ではなく「押し付けられている」と受け止めてしまいます。
そして、周りにいいように利用されて損をしないようにと考え、自分を守るために逃げ出してしまいます。
周りにいる親しい友人や親などがこのようなタイプの人であっても逃げるようにアドバイスしてしまうので同じ結果となりがちです。
狭い人間関係で生きており、そこを信用し過ぎて他を信用できずにいます。
5. 人嫌いなためすぐに不公平感を抱いてしまう
人嫌いな人は周りと自分をすぐに比較して不公平感を抱いてしまい、嫌なことがあると「どうして自分ばかり!」とか「あの人がやってもいいじゃない?」などと不満を持ちます。
その結果人とトラブルになりやすく、言葉にしなくても態度に表れてしまうので嫌煙されるようになり、嫌われてしまってからはさらに堂々と嫌なことから逃げるようになります。
人からどう思われようとどうでもよくなってしまった人間は大胆な行動も抵抗がありません。
6. 周りから見られる自分を過大評価している
周りから見られる自分を過大評価していると、「私がこれをやるのはイメージに合わない」とか「周りをがっかりさせてしまう」などと勝手に考え、きついことや汚いことなどはやるべきではないと判断するようになります。
イケメンや可愛い女性に多いタイプですが、周りがのせ上手でチヤホヤしてばかりいるとこんな風になってしまうのも仕方がないのかもしれません。
嫌なことから逃げても当然許されると思っているので叱るとムキになって反論してきそうです。
まとめ
嫌なことから逃げる人はずる賢い人ばかりではなくこちらが知らないコンプレックスを抱えている場合もあります。
逃げるのではなくどうしてやろうとしないのか、そっと問いかけて見守ってあげられる存在になりましょう。
そうすればそんな人も今回ばかりはやってみようと勇気が湧いてくるかもしれませんし、みんなが意欲的になってくれると自分の身を助けることにも繋がるはずです。