彼女に対し、「モテる自慢」をする男性。
そう多くはないものの、案外いるものですね。
既に彼女がいて、ましてその彼女にモテる自慢をする心理とは、どういうもの?ちょっと気になりますね。
- 自らの価値を高く見せたい
- 自分にもっと魅力があると、暗に知らせたい
- 彼女に揺さぶりをかけている
- ただの「俺語り」の一環にすぎない
- 彼女に自信をつけさせたい
- 逆の立場でものを考えられない
- 作り話・勘違い・誇張表現である
- まとめ
1. 自らの価値を高く見せたい
モテると示すことで、自分の価値を高いものとして見せたい、これも男性の一部に見られる心理です。
「モテる」ことは、性別を問わず人から魅力を感じてもらえる、人に信頼される、といったことともつながりますね。
社会的な立場や収入、ルックスがどうあれ、モテる男性は何かしら魅力があるのは確かです。
それを示すことで自分の価値が高い、と女性に思わせたいのです。
恋愛で主導権を握りたい男性がとりがちな言動でもあります。
2. 自分にもっと魅力があると、暗に知らせたい
まだ付き合い始めて日が浅い場合などでは、互いの魅力を十分には知り合っていないかもしれません。
「モテる」と自慢げに示せば、女性は「そうなのか。
この人にはもっと多彩な魅力があるのかも」と感じる可能性がありますね。
ただ実際のところ、モテること、見せていない魅力があるのが事実だとしても…?「それを言うこと自体が魅力を下げている」面に気づかないのも、彼らに多い心理です。
3. 彼女に揺さぶりをかけている
ややズルい男性、少々意地悪な男性が使うのが、「モテる自慢」で女性を動揺させるテクニックです。
「そんなにモテるのであれば、私も相当努力しないとキープできない」との女性心理発生を狙っているのです。
本当にモテて魅力があれば効くかもしれませんが、「何言ってんの?この人」とか「ヘンな駆け引きみたいなことして、バカらしい」など内心では笑われているケースもあります。
4. ただの「俺語り」の一環にすぎない
とにかく自分のことを話したがる男性も、世の中には多いものです。
「自分語り」が嫌われることはそこそこ周知されているため、恋愛になりそうなとき・恋愛初期には避ける男性も多いものです。
しかし、付き合いが深まり安定してくると、安心してしまい「自分語り」がどんどん出てくる男性もいます。
仕事の話、学校の話、趣味の話、友人の話、失敗談など何でも話してきます。
となると「モテる」「モテた」などのことも、当然のように出てきてしまいます。
この場合「やや配慮不足」「単なる自己満足」とはいえるものの、これといった狙いはないので、「カワイイ男性」ととらえることもできますね。
5. 彼女に自信をつけさせたい
モテる異性をGETできれば、自信がつくのも人間ですね。
モテ系男性が控えめ女性・地味女性と付き合っている場合、「この女性は多分、あんまり自信家ではない。
自信をつけさせたい」と感じることもあります。
それ自体は、好意から出てくる気持ちです。
そこで、「モテる」と自慢げに示せば女性はどうなるでしょう。
「そんなにモテる人と付き合えるってことは、私にも何か、気づかない魅力があるのかな?」などと考えるかもしれないですね。
しかし、内心では「だから何なんですか?」といった方向に受け取られる可能性も、実際はありますね。
6. 逆の立場でものを考えられない
彼氏が「モテる」と示すことは、確かに女性にとってプラスになる面もあります。
しかし、逆に彼女から「私はモテる」といったエピソードを聞かされたらどうでしょう。
「別にそんなこと聞きたくない」とか「この間柄では、君の魅力は僕が判断することじゃないか」とか、マイナスにとらえることもあるはずですね。
男女で微妙に恋愛心理は違うため、反対の立場で考えて発言すれば正解ということでもありません。
しかし「相手がどう思うか」を考えられない彼氏も、「モテる自慢」をすることがあります。
7. 作り話・勘違い・誇張表現である
実際には自慢できるほどモテないのに、思わず作り話をしてしまう男性もいます。
「自分のポジティブな部分を見せたい」という心理が大きくなりすぎ、場合としては虚言癖に近くなることも。
また、単に愛想のいい女性にお世辞を言われたことなどを、勘違いで「モテる」と解釈してしまう男性もいます。
それを自慢するとはちょっとイタいですね。
意図的に作り話、誇張表現をするのなら、「3」「5」のケースでもあり得ることですね。
まとめ
彼氏が「モテる自慢」をする心理は、多様です。
狙いのあるもの、いわば天然のもの、好意によるものなどさまざまですね。
比較的ポジティブに受け取れるもの、そうでないもの、何ともいえないもの、という分け方も可能です。
何にせよ不快に感じる場合、それとなく指摘すれば止めてくれる彼氏も多いので、無理に我慢する必要はありません。
しつこい、ウザったい、そんなにモテるわけがないなどと強く感じる場合は、「その話をして何の意味があるの?」など、キツめに言ってみても良いでしょう。