娘が結婚したがっている相手が自営業の男性だとわかると心配になって反対する母親がいます。
それはなぜなのか、心理を知って改めて結婚を考えてみましょう。
- 働き手としていいように使われ体力がもたなそう
- 儲かっているのは今だけかもしれない
- 休みが少ないので子どもを寂しがらせてしまいそう
- 借金や人手不足などで協力をお願いされるのが嫌
- 娘の学歴や資格などが無駄になってしまう
- 経理の知識を得たり近隣住民との人間関係などが大変そう
- まとめ
1. 働き手としていいように使われ体力がもたなそう
自営業の男性との結婚となると娘が働き手としてあてにされているような気になり、体力面で心配になる母親もいるのではないでしょうか。
特に子供の頃から風邪を引きやすい虚弱体質であったならなおさらです。
できることならなるべく負担の少ない短時間のパート勤務をしてもらいたいですし、娘が望む仕事を選べるようにしてあげたいと思っています。
2. 儲かっているのは今だけかもしれない
自営業の男性は経済的には何の心配もないと強調してくるでしょう。
しかし、自営業は不安定な仕事であり、儲かっているのは今だけかもしれません。
安定した収入が得られる会社勤めとは違って儲けるためにはその分たくさん働かなければならない場合が多いものです。
母は娘を思って慎重に結婚を考えますから、今儲かっていると嬉しそうに言う男性を見るとよけいに心配になってしまいます。
3. 休みが少ないので子どもを寂しがらせてしまいそう
自営業は休みが少なかったり固定化されないことも多く、いつか子どもが生まれてもあまりかまってあげられないのではないかと考えてしまいます。
参観日や運動会に見に行ってあげられないようであれば可愛い孫が可哀想に思えてきますし、家に帰った娘がその後すぐに取り掛かるのは子どもの面倒ではなく家事だったりすることも多いでしょう。
自分もそんな母親だったなら母親が苦悩することも想像できてしまいます。
4. 借金や人手不足などで協力をお願いされるのが嫌
自営業は資金がかかりますから、何かあった時に借金をお願いされるかもしれないという心配もついてまわります。
母は自分に借りに来られたり連帯保証人になってほしいなどと頼まれるのも怖く、娘が借金返済のために悪戦苦闘する姿も見たくはありません。
また、人手不足が起きると手伝ってほしいと言われてしまう可能性もあります。
母は自分の時間も大切にしたいという本音もあるのです。
5. 娘の学歴や資格などが無駄になってしまう
せっかく娘のためにお金をかけそれなりの学歴を残せたとします。
資格なども取得し、キャリアウーマンとして充実した毎日を送ってきた娘が自営業の男性との結婚を選ぶとなると母は娘の能力やかけてきたお金&時間が無駄になってしまうように思えて仕方がありません。
自営業の男性でもそのまま仕事を続けてくれていいと言ってくれるようであればそこまで反対しないかもしれませんが、相手方の親がどう思うかという点も娘の母は気になってしまいます。
6. 経理の知識を得たり近隣住民との人間関係などが大変そう
自営業の男性をサポートするとなると経理の知識を得たり近隣住民とのコミュニケーションを図る必要もあるでしょう。
それが妻の役目となるのだとしたら、娘にそれが勤まるのか母親は心配になってしまいます。
あまり賢いとは言えない娘には向いていないように思えますし、人付き合いが苦手な娘にも合っている嫁入り先とは思えないということもあります。
まとめ
娘の結婚となるとあれこれ心配になってしまうのが母親というものです。
それが自営業の男性ならなおさら、お金や休みの心配に加え娘が本当に後悔しないかなど考え出して「普通の相手にしておけばいいのに」なんて思ってしまいます。
母に心配された時は母の心理を想像してみましょう。
そうすれば結婚というものが時間をかけてでもじっくり考えるべき大切なことだと気づかされます。
母はいつだってそんなヒントをくれる存在なのです。