なにをやるにしても自分の思った通りにやり遂げなければ納得いかないというような完璧主義の人間は嫌われがちですが、どのような理由があるのでしょうか。

1. 自己中心的になりやすいから

完璧主義な人は自分の意見や考えが正しいと思っている人が多いですので、周りの人たちにそれを押しつけてしまって嫌われやすいです。

他人の意見はなかなか受け入れずに、むしろ否定することが多く自己中心的だと思われてしまって面倒くさがられるタイプです。

なんでも自分がやらないと気がすまないですし、自分がいないと駄目だと思い込んでいて自己主張がうっとうしいです。

2. 時間がかかるから

なにかをやるときに完璧主義な人がやると、適度に手を抜くことをしないので時間がかかってしまい嫌がられます。

明日やればいいかなんて思っている掃除や片付けなどを、今日中に終わらせないと気になったり、隅々までキレイにするまでやめなかったりして全部やると時間がかかってしまうときでも「まあいっか」とはなりません。

そういうことで時間がかかってしまい嫌われます。

3. 仕事仲間にも完璧を求めるから

仕事のときに少しサボったり、軽いミスをしてしまったりなどは完璧主義の人は嫌でしっかりしようとしていますが、職場の仲間がそれをするのも許せません。

誰にも失敗をしてほしくなくて完璧にやってほしいので、周りにすごく口出しします。

完璧を求めていない人たちからすれば、いちいち口出しされてもうっとうしいだけですし、そこまでやらなくても大丈夫だと思っているので完璧主義の人と仕事を一緒にやると疲れるので嫌いになります。

4. 理想の話をよくするから

完璧主義の人は理想が高い人が多くて話を聞くのが嫌がられます。

理想と現実は違うと思っている人のほうが多く、現実味のない理想の話をされると聞いていても楽しくありません。

世の中どうせ思い描いているようには上手くいかないと考えていますので聞きたくありません。

完璧主義の人は理想があっても他人にはあまり話さないで、自分の頭の中だけで考えておいたほうが周りから嫌われることはありません。

5. 性格がかたいから

完璧主義の人は性格が真面目すぎて嫌われやすいです。

完璧にしていることが好きなので、ハメを外したり失敗談を面白おかしく話したりすることがありません。

ですので話をしていても真面目な話ばかりで笑えるところがなく、話している相手は和むことがなくて疲れてしまいます。

楽しくない相手とは一緒にいてもつまらないので、だんだん周りから距離をおかれて嫌われてしまいます。

真面目なのは悪いことではありませんが、度がすぎると嫌う人は多いです。

6. 話が面白くないから

完璧主義の人は冗談を言わないので、会話をしていても面白くありません。

食事中などに何人かでしゃべりながら過ごすときなどは、楽しく過ごしたいのでかたい話はせず、盛り上がりそうな話をしたほうが食事も美味しく食べられますので面白い話をすることは大事です。

軽い冗談をまじえながら話のできない完璧主義な人は雰囲気を悪くするので嫌われやすいです。

7. 友達にもダメ出しするから

自分だけが色々完璧にこなしていればいいのではなくて、身近な友達にもちゃんとしてほしくて気になるところはダメ出しするので仲がよくても嫌がられることはあります。

完璧主義な人は友達だちの失敗にはアドバイスをしたくなって言い過ぎてしまったり、愚痴を聞かされたとき肯定の相づちをすればいいところで否定的な意見を言ってしまって友達の気持ちを悪くさせることがあります。

そういう空気を読めない発言をする完璧主義な人は友達にも嫌われることがあります。

8. 人が失敗すると怒るから

こうすれば上手くいくだろうと考えている完璧主義の人は、自分の頭の中で先の想定をしていますので、周りの人が失敗をして予定がくずれると、すごくイライラして怒ってしまいます。

完璧にできるはずだったのにと自分勝手に思っているので人を思いやる気持ちがなく、態度や言葉に出して人のせいにします。

失敗することは誰にでもあることなので大きな失敗でもないのにすぐ怒るような完璧主義の人はみんなから嫌われやすいです。

9. 融通がきかないから

完璧主義の人は約束をするときの設定が細かくて面倒くさいです。

約束の時間をだいたいなどと大雑把な時間にするのは嫌いで、きっちりと決めたがります。

予定はずれることもありますので、少しぐらい大まかにしておいたほうがいい時もあるのに、きっちり決められると焦ってしまいます。

完璧主義の人は時間に遅れられたら、理由も聞かずに相手に注意をしてしまうので嫌がられます。

まとめ

完璧主義な人は性格が几帳面なので、正確に仕事などをやりとげようとすることは良いですが、会社や学校での人間関係では上手くいかないことがあります。

周りの人たちに合わせて対応に柔軟性を持たないと、面倒くさがられて嫌われてしまいます。