元カノに引導を渡されてしまった元彼がいます。
失恋直後で、本当は悲しいくせに、わざと楽しそうにしている元彼を見て不思議に思うかもしれません。
この時の元彼の心理はどうなっているのでしょうか。
- 強がっている
- 元カノを気遣っている
- 事態を飲み込んでいない
- ショックが大きすぎて変なリアクションになっている
- 反射的に明るくするタイプの男性
- 元カノに対しての精いっぱいの嫌味
- 元カノに心配を掛けようと思っている
- 余裕を見せたい男心
- 別れた後も素敵な男性だと思われたい
- まとめ
1. 強がっている
「男は泣いてはいけない」という教えがある家庭で育った元彼は、失恋をしても簡単に泣いてはいけないと思っています。
そのため、泣きたい気持ちをこらえて、わざと楽しそうに振る舞っています。
本当は一歩も動けないほどショックを受けている可能性があります。
特に彼女に対して自分を強く見せたいと思っているわけでもなく、男はこうでなくてはならないというような考えのもと行動しています。
そのため強がって楽しそうにしている男性を見たら、「男の子だな」と優しく見てあげて欲しいと思います。
そして確実にダメージを負っていますので、何かしらの行動にそのことが表現されているでしょう。
動きがぎこちなかったり、言葉遣いが変になったり、まったく方向違いの場所に帰って行ったり. 。
元彼は典型的な男の子だったと微笑ましく見送ってあげましょう。
2. 元カノを気遣っている
自分が失恋で傷ついたことを知ると、元カノが気にしてしまうかもしれないと思っている可能性があります。
優しい元彼で、さらに優しい元カノの場合は、お互いがこのような気遣いをするかもしれません。
「優しい彼女なら、自分が暗くなったら傷ついてしまう。
だから明るく振る舞って心配を掛けないようにしよう。
そして明るい別れにしよう」という彼の気遣いです。
元彼は優しさゆえにとても明るく振る舞いますが、もちろん心の中では泣いています。
「ドラえもん」の「さよならドラえもん」の回で、ドラえもんが用事で21世紀の未来に帰らなくてはならなくなります。
のび太は当然嫌がり、ドラえもんは「のび太が心配で未来に帰れない. 」と嘆きます。
のび太はドラえもんに心配を掛けないため、自立することを誓います。
そしていじめっこのジャイアンにも、ひとりで立ち向かっていきました。
楽しそうにしている元彼は、さよならドラえもんののび太のような気持ちなのかもしれません。
3. 事態を飲み込んでいない
失恋したはずなのに、楽しそうにしている男性は、もしかしたら事態が飲み込めていないのかもしれません。
フラれてしまったことに気が付いていないため、ジョークを言われたと思っているかもしれません。
または彼女が怒っていることは分かっているけれど、まさか本当に別れるような深刻な事態になっているとは、思っていない可能性があります。
ちょっと鈍い男性だったり、おっとりしている男性だったり、天然タイプの男性の場合はこのようなリアクションを取った時に、事態を把握していない可能性がありますので要注意です。
別れた翌日から、普通に電話が掛かってきてしまう可能性があります。
元彼のリアクションが正常になるまで、きちんと別れたことを自覚するまで、別れ話を続けるようにしましょう。
4. ショックが大きすぎて変なリアクションになっている
彼女との別れがショック過ぎて、リアクションがおかしくなっている可能性があります。
よく、あまりにも驚きすぎると動けなくなるとか、悲しすぎると涙が出ないとか言いますが、失恋のショックが大きすぎて、楽しくなってしまっているのかもしれません。
少し元彼が心配な状況になっていますので、すぐに立ちさらずに様子を見てあげてもいいかもしれません。
しばらくするとショックが薄まり、正常の失恋のリアクションに戻るかもしれません。
そうなったら、静かにその場を立ち去り、元彼とさよならをしましょう。
5. 反射的に明るくするタイプの男性
何か悲しいことがあった時に、反射的に明るくふるまうタイプの男性もいます。
もち論女性にもそのようなタイプが多いので、自分もそうだと思う女性もいるでしょう。
楽しすぎると怖くなったり、幸せすぎると幸せが過ぎ去った後のことを考えてふと不安になる人がいますが、このようなタイプの反射的に真逆のことを考えてしまう癖があるのでしょう。
このように失恋というとても悲しいことがあったからこそ、反射的に楽しそうにしてしまう人はいますので、このような行動はそれほど珍しくないかもしれません。
6. 元カノに対しての精いっぱいの嫌味
いちばん多いのが、元カノに対する嫌味の意味で、楽しそうにする男性かもしれません。
「お前なんかと別れられて良かった」という嫌味を、失恋直後に楽しそうにすることで元カノに伝えようとしています。
元彼からすれば、自分ができる精いっぱいの元カノへの攻撃かもしれません。
しかしたいていの場合、元彼が強がってこのような行動を取っているとすぐに分かってしまうはずです。
なので、特別な感情を抱くこともないでしょう。
「かわいそうなやつだな」と思ったり「別れて正解だった」と思うだけではないでしょうか。
男性からすれば、別れ際にこのようなみっともない行動を取らないように注意したいものです。
7. 元カノに心配を掛けようと思っている
失恋をした時は、元カノに対して怒りの仕草を取ったり、落ち込んで無口になったり、泣いてしまったりという行動が自然です。
それなのに楽しそうにしているのは変です。
元カノが素直な常識人の場合、「元彼が私のせいでおかしくなってしまった」と心配してしまうかもしれません。
元彼はそんな元カノの真面目な性格を知っていて、あえておかしな行動を取り、心配を掛けようとしているのかもしれません。
恋愛中の元彼もちょっとトリッキーな行動を取りがちな人だったかもしれません。
8. 余裕を見せたい男心
元カノに対して、楽しそうに振る舞うことで「余裕を感じてもらいたい」と思っている男性もいます。
これは元カノに対する攻撃的な態度ではなく、癖のようなものかもしれません。
男性は女性よりも強い存在でいたいという理想が、このような行動を取らせてしまっているのです。
悪気はありませんので、元カノになった直後の女性も、悪く思わないであげて欲しいと思います。
「余裕を見せたいんだな」と思って、その行動をスルーしましょう。
社会的な立場が高い男性は、余裕を見せる癖がついていますので、このような行動を取りがちです。
9. 別れた後も素敵な男性だと思われたい
失恋をしても楽しそうに振る舞うことで、別れた後も「素敵な人だった」を思われたい男性もいます。
すでに別れを切り出されることを予期していた男性が、「フラれても明るく振る舞い、好印象を残して別れよう」と心の準備をしていた可能性が高いです。
あまりにも切り替えが早く見えて、元カノからすると素敵というより気味が悪く見えてしまうこともありますが、予期していたのですから切り替えが早くてもおかしくありません。
別れても素敵な男性だったと思われたいと思うことは悪いことではありません。
元カノも素敵だなと思わなくていいので、まあいい人だったな. と思って別れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
失恋後にわざと楽しそうにしている男性は、事態が飲み込めていないか、強がっている可能性が高いです。
しばらく様子を見ていると、ショックを受けていることやダメージを受けていることが言動から読み取れるようになるはずです。
ほとんどの男性は、女性よりも精神的に弱いと思われます。
元彼は楽しそうにしているだけで、十分傷ついている可能性が高いですから、傷を増やすような行為は避けてあげましょう。