イランの文化や宗教・恋愛傾向を17選まとめてみました。
- イランについて
- イランの歴史について
- イスラム教について
- その他の宗教について
- イランの経済状況について
- イランの刑罰について
- イランの文化等
- イランのスポーツについて
- イランのメディアについて
- イランの風習について
- イラン人の性格について
- アメリカとの関係について
- アジア人との関係 について
- イランの交通ルールについて
- イラン人男性の性格について
- イラン女性について
- まとめ
1. イランについて
イランは、中東にあるイランイスラム共和国で、昔は、ペルシャと呼ばれていました。
首都はテヘランで歴史上でも有名な、ペルシア帝国の中心地となっていた、
ぺリセポリスがある国です。
イラン国内には、砂漠が国土の半分くらいで、世界有数の石油の産出国としても有名です。
石油は日本も輸入量が上位5位に入っています。
気候は大陸性気候のため、寒暖の差が非常に激しく夏場には、気温が45度くらいまで上がる日も沢山あり、冬場は寒さが0度くらいまで下がる日が多く1日の寒暖の差は20度位あり日本から考えると生活しづらい国です。
2. イランの歴史について
イランに旅行で行くと必ずイラン人が言ってくることはイラン革命です。
イランの歴史を振り返ると、イラク、イスラエルと仲が悪く、とてもいい関係とは言えません。
イラクとは宗教戦争、イスラエルとは異教徒の戦争になります。
革命では国が変わるきっかけとしているとイラン人は考えています。
3. イスラム教について
イランを語る上では、イスラム教を考える必要があります。
イスラム教には大きく分けると2つの派閥に分かれますが、シーア派といわれる血筋で指導者を選ぶべきとスンニ派といわれる実力があるものが指導者になるべき、があり、イランはシーア派が多い国です。
イスラム教徒には、他の宗教に改宗することは認められていませんので、改宗したことがバレルと、死刑となってしまいます。
4. その他の宗教について
ゾロアスター教やユダヤ教、キリスト教などは宗教として認められていますが、さまざまな社会的差別を受ける要因になるので、宗教的には自由がない国です。
5. イランの経済状況について
経済的には、日本で言うと大阪と同じくらいの経済状況で、国の大きさに比べると非常に国民所得が低いのが特徴です。
一般的なイラン人に給料を聞くと日本円に換算すると概ね月給2~3万円くらいです。
イランは石油産出国で世界の石油埋蔵量の約10%を占めており、石油価格が安定している時期には、国家財政も安定していましたが、最近の石油価格は下がり気味で中東各国の経済情勢も変化がでてきています。
6. イランの刑罰について
イランでは刑罰で、人体切断の刑、石打ちの刑、未成年者の死刑など、残酷、残虐な刑罰も実施される国で、世界中から非難を浴びることがあります。
罰則でのルールが厳しい国だと思います。
イランを含む中東各国では死刑執行を一般公開しており。
誰でも見ることができ、新聞にも掲載されるので、凶悪犯罪が少ないと言われています。
7. イランの文化等
イランはペルシャを含む長い歴史と文化を持っているので、美術、音楽、建築、
哲学、文学など、素晴らしい文化を持っている国で、イラン料理もトルコ系の料理の影響を受けています。
当然豚肉とアルコールは禁止となっています。
8. イランのスポーツについて
イランではスポーツも盛んです、特にレスリングとサッカーが盛んであり、人気があります。
サッカーは日本人の選手がヨーロッパで活躍していることを衛星テレビでみており、話題にされることが多いです。
日本のアニメでもサッカーのキャプテン翼は有名であり、アラビア語ではキャプテンジハードと言われテレビでも有名です。
9. イランのメディアについて
イランは報道機関が国による支配を受けており、検査、検閲を受け、許可がなければ放送できない国です。
情報の自由化が進むには時間がかかると思います。
イランの若者は、真実の情報に飢えているのですがインターネットでもイランは過剰な規制と制限をかけています。
私達、日本人には当たり前の検索サイトや、SNSはブロックがかかっており、見ることも使うこともできません。
10. イランの風習について
イラン人は、イラン国家とイスラム教により、個人の自由を規制されており、
厳しいルールの中で生活していると思ってください。
特に女性は髪を見せることができないので、外国人でも入国時にスカーフで、頭の髪の毛を隠すことが求められます。
11. イラン人の性格について
イラン人の性格は、人それぞれですので、一概には言えませんが、一般的なイラン人は、年配者を優しく敬うことが多く、生活も質素で、困っている人を助けようという心を持っています。
家庭や家族を大事にしますし、日本人が旅行中も見知らぬ人にも親切に接してくれますし、とてもフレンドリーで、歩いているだけで、沢山のイラン人が話しかけてきました。
また観光地では一緒に写真を撮ろうと集まって来てくれました。
12. アメリカとの関係について
イランはアメリカとは核開発で外交を断絶しており、アメリカ大使館はイラン人に襲撃された歴史があり、そのせいで、アメリカ嫌いな人が多いです。
その結果、クレジットカードが使えないことと、飛行機も部品がアメリカから入ってこないので修理が思うようにいかないことがあり、墜落は多いです。
アメリカドルが両替もできるのが不思議なところです。
13. アジア人との関係 について
イラン人は、中国人を見ると軽蔑し、馬鹿にした態度をとります。
私たち日本人は別格で、友好的で、とても親切に接してくれます。
中国人と間違われて、馬鹿にされたときには日本人だと言うと態度を改めてくると思います。
14. イランの交通ルールについて
イランは、日本と比較すると交通ルールはとてもひどく、交通ルールの悪さは、世界でも10番以内に入ると思います。
イランの道路では、自動車もバイクも自由に往来し、信号もないところが多いですし、横断歩道はほとんどありませんし、車優先の国です。
15. イラン人男性の性格について
イラン人の男性の性格ですが、イラン人の男性は、とてもまじめで親切で、家庭を大事にする人が多いです。
一部暴力的で、事件や犯罪を起こしたり、街中で乱暴をはたらいたり、やりたい放題の若者などもいます。
16. イラン女性について
イラン人の女性は厳しいイスラム教徒の国でいつもスカーフをしていて、髪の毛を異性に見せることはできないため、スカーフ着用を義務付けられています。
当然肌の露出も禁じられているし、お酒も飲めないです。
電車やバスなどの交通機関も、男性用と女性用で分かれています。
日本人女性からすると、厳しいルールで女性差別と見えるでしょう。
イランでは自由恋愛は厳禁で男女が手をつないで街中を歩くことはできません。
それとイラン人女性には鼻が高い美人が多いと言われており、はっきりした顔立ちの人が多いです。
17. まとめ
まとめますと、イラン人の結婚感についてですがイランでは、一夫多妻の制度が一般的であり、男性は、複数の妻と婚姻関係になることができますが、妻の許可が必要であり、複数の妻と婚姻関係をとる男性は、少ないようです。
社会の目が厳しいですから、結婚前の男女が街中で仲良くしたり、お付き合いをしたり、話し込んだりすることができません。
女性は見た目と第一印象が重要で、深いお付き合いができないうちに結婚にいたるため、見た目で判断してしまう割合が多くなります。
また、見合い結婚でも両親が結婚相手を決めてしまうこともあり、自由な結婚は難しい国です。
また、イラン人は、子供を非常に溺愛しますが、日本のような子育ては女性の仕事と考えられていることが多く、男性の子育て参加は非協力的な場合が多いです。
子育てに積極的な男性も一部には存在しています。
親戚関係は、濃密で、結婚すると相手の親戚との付き合いが深いです。
もしもイラン人男性と結婚するならば、頻繁な親戚づきあいは覚悟しておく必要があります。
イラン人の結婚においては、離婚は少なく、欧米各国、および、日本などと比較すると離婚の比率は、非常に低いく、イスラム教の国ですから、結婚した場合はイスラム教の生活とルールに基づくことが、常に必要になります。