次男と結婚するメリットやデメリットにはどんなものがあるのでしょう。
婚活でも長男より人気が高いのは次男です。
それは女性たちが次男にどんなイメージをもっているからなのでしょう。
長男と結婚した場合と比較して考えてみましょう。
- 義理の両親との同居がない
- 義理の両親の介護を免れやすい
- 財産が入りにくい
- マイホームと墓は必ず購入する必要がある
- 土地に縛られやすい
- 親戚の客を招く必要がない
- 祖父母から資金を援助されにくい
- 長男夫婦に比べて自由に生きやすい
- 子供を祖父母宅に預けられない
- 長男のお嫁さんより出過ぎたことをしてはいけない
- 一から財産を築く必要がある
- 子供のイベントなどで、祖父母をいちいち呼ぶ必要がない
- お金は自分たちのことだけに費やせる
- まとめ
1. 義理の両親との同居がない
次男と結婚する最大のメリットは、義理の両親と同居する必要がないというところです。
結婚相手の実家には長男夫婦が住んでいたり、あるいは独身の長男が住んでいる確率が高いため、次男夫婦と同居するという発想はあまりありません。
同居をする必要がないので、姑に意地悪をされる必要もありませんし、小言を言われてストレスを溜める必要もないのです。
一緒に暮らすとそれだけで気を遣うので、同居しているお嫁さんには苦労が顔にでている人もいます。
そういった点でも次男のお嫁さんはストレスを溜めにくく、充実した毎日を楽しく送ることができます。
2. 義理の両親の介護を免れやすい
次男夫婦は同居しないのが一般的なので、当然、義理の両親の介護も免れやすいです。
義理の両親の介護をするのは同居をしている長男のお嫁さんの肩にかかりやすく、そういった意味では次男夫婦は楽です。
義理の両親が倒れたとしても、たまに休みの日に顔を出してお見舞いにいく程度ですむので、日常的に面倒を見なくてはならない長男のお嫁さんに比べたら、かなり負担が小さく、楽観視していられます。
3. 財産が入りにくい
次男夫婦のデメリットとして、財産が入りにくいという場合があります。
祖父母の代で築き上げててきた財産は、大部分が長男夫婦の手に渡ります。
そればかりか、長男夫婦がメインで介護をしていたという理由で、実家の財産を全て放棄するように言われる場合もあります。
同居や介護を免れやすい分、祖父母が残した財産が入りにくいのは仕方がないことなのかもしれません。
4. マイホームと墓は必ず購入する必要がある
同居をしていない次男夫婦は、マイホームと墓は必ず購入する必要があります。
祖父母が持っている墓や土地は、同居している長男夫婦のものになるのが当然の成り行きだからです。
先祖代々の所有してきた墓や土地に縛られることがなく自由に建てられることはメリットですが、その反面、墓とマイホームを購入しなければならず、お金がかかります。
5. 土地に縛られやすい
マイホームや墓は自分たちで建てられるので、どこに行こうが、どこに建てようが、祖父母にうるさく言われることがありません。
自分たちの思うままに、自分たちの将来だけを見据えて、好きなところを選んで購入することができます。
また、子供に対しても、先祖代々の土地を引き継がなくてはならないなどの重圧をかける必要がなく、人生の選択肢を広げてあげやすいというメリットがあります。
6. 親戚の客を招く必要がない
祖父母と同居していると、お盆やお正月の帰省シーズンに、結婚相手の兄弟や祖父母の兄弟などの親戚が訪ねてきやすいです。
ということは、一緒に同居している長男のお嫁さんは、帰省でやってきた親戚の面倒をみなければなりません。
次男と結婚したお嫁さんは、どちらかというと、帰省するという遊びに行く側なので、気は遣うでしょうが、長男のお嫁さんのことを考えれば負担はかなり軽いです。
7. 祖父母から資金を援助されにくい
次男夫婦のデメリットとして、祖父母から資金援助を受けにくいというものがあります。
子供の入学式、子供の教育費、成人式などのイベントなどで資金を援助されにくいということはもちろん、普段から子供にお菓子を買ってもらったり、床屋に連れてもらったりといった祖父母からの援助がありません。
祖父母と同居している方が恩恵を受けやすいので、そういった意味では次男夫婦は恩恵を受けにくいです。
8. 長男夫婦に比べて自由に生きやすい
同居している長男夫婦の場合、祖父母の目が長男夫婦に向けられやすく、何かと口出しをされることがあります。
しかし、次男夫婦の場合は、同居していない分、祖父母に口を出される機会が少ないです。
そのため、旅行に行く計画や子供の教育方針、自分たちの将来設計などについて、自分たちの思うように選択して実行することができます。
9. 子供を祖父母宅に預けられない
次男夫婦の場合、同居はしていないので、祖父母に子供を託しにくいです。
そのため、次男夫婦のお嫁さんが働くときは、保育園を利用するほかありません。
保育園を利用すると、お金がかかることはもちろん、ちょっとした熱ですぐにお迎えをしなくてはならず、仕事に支障が出てしまう時がたくさんあります。
祖父母に面倒をみてもらえると、熱を出そうが関係なく安心して見てもらえるので楽です。
そういった意味では次男夫婦にとってデメリットになります。
10. 長男のお嫁さんより出過ぎたことをしてはいけない
旦那の実家に帰省すると、そこには長男夫婦のお嫁さんがいます。
そこで次男のお嫁さんは、長男夫婦のお嫁さんのサポートをしながらも長男のお嫁さんの顔をつぶすような出過ぎたことをしてはいけません。
例えば、料理を何品も作るとか、掃除を率先してやり過ぎるといったことです。
喜ばれると思ってやっていることでも、やりすぎると、鼻につくことがあります。
長男夫婦のお嫁さんよりも少し出来の悪い嫁を演じた方が、お互いに過ごしやすくなります。
次男のお嫁さんとして、そういった点に配慮し気を配ることは、次男と結婚する上で仕方のないデメリットです。
11. 一から財産を築く必要がある
次男夫婦は、祖父母の財産をあてにできないので、一から財産を築き上げる必要があります。
お墓の購入、マイホームの購入、そして子供の教育費など、さまざまな出費に見舞われながらも、しっかりと財産を築き上げなくてはいけません。
12. 子供のイベントなどで、祖父母をいちいち呼ぶ必要がない
次男夫婦のメリットとして、子供のイベントに祖父母をいちいち呼ぶ必要がないということが挙げられます。
子供のイベントに祖父母を呼ぶと、運動会なら祖父母の分まで料理を作る必要があったり、それ以外のイベントにおいても何かと祖父母の分を準備しなくてはなりません。
次男夫婦の場合は同居していないことが多く、祖父母と関わることが少ないため、イベントにおいてもいちいち祖父母のことを気にする必要がありません。
13. お金は自分たちのことだけに費やせる
次男と結婚するメリットとして、入って来たお金を自分のことだけに使えるというメリットがあります。
同居している長男夫婦の中には、毎月一定のお給料を祖父母に渡していたり、食事を買ってきて面倒を見ている人もいます。
次男夫婦の場合、同居をしていないことが多いので、そういった意味ではお金を自分たちの思うままに使うことが出来るので、次男と結婚するメリットになります。
まとめ
次男と結婚するメリットとデメリットを挙げてみましたが、いかがでしたか。
次男との結婚は自由が手に入りやすいが、お金が貯まりにくいという点が特徴として挙げられます。