偽名を使う人がいますが、それには様々な理由が存在します。
なぜそのような行為に走る人がいるのか、その心理についてお伝えします。
- 用心深い
- 悪さを企む
- 本当の自分を表現
- 嫌な経験をした
- 不思議を装う
- 自由にコメントできる
- 近づくための手段
- 状況に見合ったコンタクト
- 人を信用できない
- 様子をうかがう
- ネット上の拡散を懸念
- 探偵
- 違った自分に慣れる
- まとめ
1. 用心深い
偽名を使う人の多くは用心深い性格です。
もし本名を知らせて何らかのトラブルに巻き込まれた場合、取り返しのつかない状況に直面することがあります。
このような状況を回避するために、偽名を用いるのです。
しかし用心深さがエスカレートすると人を信用しない人と言う印象を与えたり、何か悪いことを企んでいるのではないかという誤解を生じさせることもありますので、注意が必要です。
2. 悪さを企む
上記でも少し触れましたが、偽名を使う人の中には何らかの悪さを企む人もいます。
たとえば偽名を用いてソーシャルネットワークを利用し、コンタクトを取る人たちを欺く人がいます。
このような人は相手の反応を見て面白がったり、中にはお金や物をだまし取ろうと考える人もいます。
このタイプの人は偽名という隠れ蓑によって人を傷つけるために、態度を改める必要があります。
3. 本当の自分を表現
友人や同僚などからはおとなしい人として知られているものの、本当は何事にも情熱を持って行うという人がいます。
しかし本当の自分を表現することが難しく、いつもおとなしく振舞ってしまうという人も少なくありません。
このような人は偽名を用いてソーシャルネットワークなどを利用し、その日の出来事や自分の思いを熱く語るのです。
4. 嫌な経験をした
これまで本名を知らせたことで嫌な経験をしたことのある人は、偽名を用います。
1つ目の項目でも述べましたが、本名を知らせてトラブルに巻き込まれると厄介な状況が生じることがあります。
多くの人はこのような状況を避けるために偽名を用いますが、実際に嫌な経験をしたことのある人はこの点に関してよりシビアに行動します。
5. 不思議を装う
何となくミステリアスな雰囲気を醸し出したいと感じている人がいます。
このような雰囲気はかっこよく見えるために、自分もそのような存在でありたいと願うのです。
こうした雰囲気を醸し出すためにできる簡単な方法の一つは偽名を用いることです。
たとえばソーシャルネットワークなどを用いて誰もが観覧できるメッセージ欄に素晴らしいコメントを載せ、多くの人から共感を得るものの偽名によってその存在を明かさないようにするなら、ミステリアスな印象を与えることができます。
6. 自由にコメントできる
これまで考えてきたように、誰もが自由にコメントできるソーシャルネットワークを用いる人が大勢います。
しかしこのようなコメント欄に自分の本名で投稿してしまうなら、思いもしないようなところでその人の様々な評判が立つことになります。
こうした状況を懸念するなら、ソーシャルネットワーク上で自由にコメントするこはできません。
しかし偽名を用いるならそのような状況を避けることができます。
7. 近づくための手段
ソーシャルネットワーク上で偽名を用いて素晴らしいコメントを残すと、この人はいったいどのような人物なんだろうという疑問が生じてきます。
そしてその人物についてもっとよく知りたいという感情が芽生えることがあります。
このような感情をコメント観覧者に抱いてもらうために、偽名を用いる人がいます。
パーソナルインフォーメーションが少ないほどその人についてもっと知りたいという感情は強くなる傾向にありますので、偽名は大きな効果を発揮します。
8. 状況に見合ったコンタクト
現在、偽名を用いるシチュエーションとして一番多いのがソーシャルネットワークにおけるアカウントを作成するときです。
偽名を用いていくつものアカウントを作成し、インターネットを介して見知らぬ人とコンタクトを取るのです。
しかしコンタクトを取る人物は様々で、ただ騒ぎたいときにコメントを述べ合いたいという場合もあれば、真剣なやり取りを行いたいという場合もあります。
このように状況に応じて使用するアカウントを使い分けている人がいます。
9. 人を信用できない
人をなかなか信用できない人も偽名を用いることがあります。
1つ目の項目でも少し触れましたが、用心深さはエスカレートすると人を信用できない心理へと発展していきます。
しかしもともと人を信用できないという性格の人もいます。
そのような人はためらいなく偽名を用い、自分をプロテクトするのです。
このタイプの人は友達が少ないのが一般的です。
10. 様子をうかがう
ソーシャルネットワークなどを用いれば見知らぬ人とのメッセージの交換が頻繁に行われるようになります。
しかしそのような人たちがどのような性格なのかをすぐに見極めることは容易ではありません。
恐れく自分とはかけ離れた性格の持ち主であれば、そのような人との付き合いは切ってしまいたいと思うことでしょう。
そのためまずは偽名を用いてメッセージのやり取りを行う人の性格を見極め、付き合いが長くなりそうな人にのみ本名を教えるというスタンスを取る人がいます。
11. ネット上の拡散を懸念
インターネットの普及に伴い、多くの人がいつでもどこでも見知らぬ人とメッセージの交換を行えるようになりました。
それに伴って情報の漏出も増え、自分の知らないところで個人情報が漏れてしまうということも生じえます。
こうした状況を懸念し、少しでも個人情報を守ろうという意識から偽名を用いる人がいます。
確かに現在の状況を考慮すると、こうした点を思いに留めておくことは正しいと言えます。
12. 探偵
ソーシャルネットワークを使用してのやり取りは様々な状況で役に立ちます。
中には探偵のようにある特定の人物についての状況を知るためにソーシャルネットワークを用いる人もいます。
そのような人は当然のことながら本名を名乗ることはしません。
また別の人物を装って対象人物から情報を得ることに努めます。
このような状況で役立つのが偽名なのです。
13. 違った自分に慣れる
誰にでも憧れを抱く人物が存在します。
しかしそのような人物と同じように振舞いたいものの、自分には到底無理と感じている人もいます。
しかしその発言についてであれば真似ることができるために、ソーシャルネットワークを用いて行動に移す人もいます。
その際に自分の気に入っている名前を用いてコメントを作成し、違った自分を満喫するといい人がいるのです。
まとめ
偽名と聞くとあまり良い印象を受けないという人が多いことでしょう。
しかし用心深さや違った自分を表現するという仕方で用いられることもあり、偽名は使い方によっては大きなメリットをもたらすものなのです。