すぐに人を頼ってしまう、責任逃れをすることが多い、そんな甘ったれな人の心理や性格についてまとめました。
- 自分で決めることができない
- つい人を頼ってしまう
- 経済面でも自立していないことが多い
- 異性にそそのかされやすい
- 優しすぎる
- 衝動的で欲望に負けやすい
- 駄々をこねやすい
- 喜怒哀楽が激しい
- 責任逃れをすることが多い
- 依存的な気質が強い
- メンタルが弱い
- 被害妄想が強い
- コンプレックスが強い
- まとめ
1. 自分で決めることができない
甘ったれな人は、決断力がなく優柔不断な性格の人が多いです。
自分で決めることができず、周囲の人に決定を委ねることがしばしばあります。
潜在的に、自分で選ばない事で、責任を放棄しようしているのです。
それゆえにリーダーシップに欠け、慕う人が少ないことがネックです。
大人として成長するためには、自分のことは自分で決めて、責任や義務を負わなければなりません
2. つい人を頼ってしまう
甘ったれな人は、我慢できないことが多く、困ってしまうとつい人を頼ってしまう傾向にあります。
甘やかされ慣れている面も強く、このくらい甘えても許されるだろうと、相手に対してナメた態度をとることも多いです。
それゆえに世話焼きな人やお人よしな人を付け込んで、利用する場合も多いでしょう。
頼りなく弱弱しい印象も強いので、守ってあげたいと思うおせっかいな人がたくさん寄ってくるのも事実です。
3. 経済面でも自立していないことが多い
甘ったれな人は、経済的にも自立していない事が多いです。
ニートだったり、家事手伝いだったりと、家族の庇護が受けられるのであれば、存分に利用し、依存することが多いです。
家族に養ってもらうのは当たり前だと感じている人も多いでしょう。
また、働いていたとしてもパラサイトシングルだったり、親の援助をたくさん受けていたりと、金銭的に甘えていることが多いです。
それゆえに、親がいなくなると、路頭に迷う人も多いでしょう。
しかしながら、病気であったり、介護であったりと、十分に働けない事情を抱えている人もたくさんいます。
4. 異性にそそのかされやすい
甘ったれな人は、異性に対して警戒心が薄く、気の緩んだ態度をとってしまう場合が多いです。
それゆえにそそのかされたり、遊ばれたり、騙されたりと、酷い目に合うこともしょっちゅうあります。
自分の甘えたい気持ちや、優しすぎる性格から、困っている異性を見るとほっとけなかったり、かまいたい気持ちも強いです。
愛情の深さもありますが、甘え甘やかすような依存的な関係になりやすいので注意しなければなりません。
5. 優しすぎる
甘ったれな人は、繊細で優しすぎるという性格も持っています。
身内や友人、恋人などが悪いことをしても、つい庇ってしまうような甘さがあります。
それゆえに、第三者から反感を買うことも多いでしょう。
そして身近な人の成長を止めてしまうことにもつながります。
悪いことは正し、諭してあげることが、本当の愛情と言えるのです。
時には、冷徹さも大切です。
6. 衝動的で欲望に負けやすい
甘ったれな人は欲望に忠実です。
衝動的な性格で、マナーやモラルに反した行動をしたり、奔放な恋愛をしたり、浪費行動をしたりと、常に危険やトラブルと隣り合わせである場合が多いのです。
その衝動性ゆえに、他者からの信頼を失い、友人や恋人が離れていってしまうこともあるでしょう。
欲求や感情をコントロールする力がなければ、大人にはなれません。
7. 駄々をこねやすい
甘ったれな人は、強引でワガママです。
自分の意見が通らないと、騒いだり、駄々をこねたりして、要求を通そうと子供のように振る舞うことが多いです。
時にモラハラをしたり、暴力に発展することもあるでしょう。
冷静に言葉で説得できず、感情が先行してしまうのです。
それゆえに、健全な友情関係や、夫婦関係が営めず、破綻することも多いです。
周囲に迷惑をかけがちなので気をつけなければなりません。
8. 喜怒哀楽が激しい
甘ったれな人は、喜怒哀楽が激しいです。
感情表現が豊かだとも言えますが、その激しさゆえに周囲を巻き込むことも多いです。
怒り狂った後に、ケロっと忘れている場合も多く、「調子のいい人」「自分の都合でしか考えられない人」
というように、非難されることも多いので気をつけましょう。
大人になってから子供のように騒いでも損をすることが多いのです。
9. 責任逃れをすることが多い
甘ったれな人は、責任逃れをすることが多いです。
すぐに他人のせいにしたがり、自分のことを省みない性格です。
環境のせいにすることも多く、自分で打開しようとはしません。
それゆえに無責任な行動を取りがちで、周囲から反感を抱かれることも多いです。
そして、他人を追及してばかりいる攻撃性の強さもまたネックといえるでしょう。
10. 依存的な気質が強い
甘ったれな人は、さまざまな欲に溺れやすく、依存的です。
恋愛依存症の人もいれば、アルコールやギャンブル依存症の人もいます。
根本にあるのはさびしさや満たされなさで、つい止められず、手をつけてしまうことが多いのです。
酷い場合は、感情と欲求をコントロールする訓練や医療的な措置を受けなければ、依存症は治らないでしょう。
自分の心や体を傷つけないようにしなければなりません。
11. メンタルが弱い
甘ったれな人は、メンタルが弱いです。
傷付くようなことを言われたり、ショックな場面に出くわすと、他人よりも落ち込みやすく、引きずりやすいです。
打たれ弱くて、トラウマを抱えやすいとも言えます。
それゆえに臆病になりがちで、他人の影に隠れてしまうような人も多いです。
緊張しやすくつねにびくびくしてしまい、適切な行動やパフォーマンスができないことも多いでしょう。
12. 被害妄想が強い
甘ったれな人は被害妄想が強い傾向にあります。
繊細でトラウマを抱いている人が多く、「私の悪口を言っているのではないか」「みんな私の敵だ。
誰も信用できない」
恐怖心や、猜疑心に囚われていることが多いのです。
それゆえに社会に適合できず、さまざまな悩みやトラブルを抱えることも多いでしょう。
メンタルトレーニングやカウンセリングを受けて、自分の負の感情の癖を直すことが大切です。
13. コンプレックスが強い
甘ったれな人は、コンプレックスが強く、そのコンプレックスを理由に逃げてしまうことが多いです。
容姿について、考え方について、能力について、嗜好についてなど、自分は他人とは違う、他人よりも劣っていて歪んでいると感じる気持ちが強いゆえに、挑戦することから逃げ甘えに走ってしまうこと多いのです。
全てを欠点や弱点として見るのではなく、そこから魅力を発見することが大切です。
まとめ
甘ったれな性格のままだと、人は成長しません。
簡単に自立することはできませんが、考え方の癖や、思いこみの激しさを少しずつ直していくことによって、甘えの姿勢やコンプレックスから解放されるでしょう。