「○○があなたの悪口を言っていたよ」とわざわざ自分の悪口を告げ口してくる人には、ほとんどの場合悪意があります。
悪口を教えてくれる人の心理についてまとめました。
- 正義感が強く曲がったことが嫌いだから
- おしゃべりで秘密を守れないから
- 悪口を言った人のことが嫌いで評価をさげたいから
- 悪口を言った人を潰したくて友人を仲間に入れて徒党を組みたいから
- 周りの人間が険悪になるのを面白がっているから
- 遠回しに悪口や非難を本人に伝えたいから
- 本当は悪口を言われた本人のことを嫌っているから
- 悪口を言っていた人を下げて、自分の好感度を上げたいから
- わざと敵を作って、友人を作りたいから
- うわさ話が好きで、話を膨らませるのが好きだから
- 他人を傷つけることが好きだから
- 自分にコンプレックスがあるから
- 他人を扇動し、あやつりたいから
- まとめ
1. 正義感が強く曲がったことが嫌いだから
正義感が強すぎる性格の人は、悪口を告げ口することが多いでしょう。
陰でこそこそするのは許せない、正々堂々と勝負すべきと思い、フェアな環境でなければならないと、悪口を本人に教えるのです。
しかしながら、このような行為はかえって火に油を注ぎ、争いのタネにしかなりません。
悪口を言われた本人を傷つけることにもなるでしょう。
時には、口を閉ざすことも大切なのです。
自己満足な正義感に浸り、周囲の関係を荒らすのはやめましょう。
2. おしゃべりで秘密を守れないから
おしゃべりな性格で、秘密を守れない人も、悪口を告げ口する場合が多いです。
黙っていることができず、すぐに秘密をばらしてしまうので、信用に欠けます。
話してては楽しいけど、軽薄で浅はかな人だという評価を受けることも多いです。
深い親友関係を結ぶことができず、本質的には孤独な人も多いでしょう。
口は災いの元ということを心に刻まなければなりません。
3. 悪口を言った人のことが嫌いで評価をさげたいから
悪口を言った人が嫌いで、その人の評価を下げたい場合は、悪口を告げ口することも多いでしょう。
これは姑息な方法であり、悪口を言われた側の人の心を想いやっていません。
ただ、自分の名誉や復讐心のために、周囲の人間を利用しているのです。
そして、一番評価が下がるのは、告げ口をした自分自身であるということを、気付いていない場合が多いのが問題です。
4. 悪口を言った人を潰したくて友人を仲間に入れて徒党を組みたいから
悪口を言った人に敵対心を持ち、潰したい場合は、仲間を増やすために、告げ口をすることもあるでしょう。
たとえ信頼し合っていなくても、共通の敵ができると、人間と言うのは協力し合って、叩こうとしてしまうことが多いのです。
時には、悪口を言っていたこと自体が嘘であっても、まことしやかに告げ口することで、憎悪が生まれ、多くの人たちが徒党を組み、団結してしまうこともあります。
しかし、憎悪で結ばれた組織と言うのは、ネガティブな気持ちがお互いに向いてしまう場合も多く、内輪で争いが起き、自滅してしまうことも多いのです。
5. 周りの人間が険悪になるのを面白がっているから
周りの人間を振り回し、関係が悪化するのを、蚊帳の外で楽しんでいるような、性格の悪い人もいます。
「自分はどちらの味方でもあるし、嫌いとは断言しない」
など、煙に巻くような言い方で、第三者的な態度をとるのが特徴です。
告げ口をして、争いの火種を持ってきたのに、自分自身は無関係な善人だと、言ってのけるでしょう。
面白がる表情や態度が見られたら、即刻縁を切った方が良いです。
こういう人間は問題ばかり起こしてしまうのです。
6. 遠回しに悪口や非難を本人に伝えたいから
本人に対して思っていることや、感じていることを伝えられないがために、他人が言った悪口に便乗して告げ口をするタイプの人もいます。
いうなれば偽善者であり、臆病者でもあります。
中には悪口を言った事実を偽造してまで、告げ口をする人もいるでしょう。
告げ口をした本人はオブラートに包んだ言い方だと思っているようですが、このようなやり方は姑息で嫌味でしかないので、やめましょう。
7. 本当は悪口を言われた本人のことを嫌っているから
明確に、本人のことを嫌うがために、悪口を告げ口する人もいます。
さも、自分は味方だ、思いやりのある友人だという態度を取りますが、実際は大嫌いでしかたなくて、じわじわと傷つけて縁を切ってやりたいという敵対心や嫌悪感や憎悪に満ち溢れているのです。
さっと縁を切ってしまうタイプよりも、執念深く、性格が悪い人だと言えるでしょう。
8. 悪口を言っていた人を下げて、自分の好感度を上げたいから
自分の好感度を上げたい人が、他人の欠点を指摘して下げることもあります。
この場合は悪口を言った側と、悪口を言われた側の両者を下げることによって、優越感を抱き、自分は優しい正義の味方だという評価を得たいのです。
しかしながら、本当に思いやりと正義感のある人は、悪口の告げ口なんてしません。
知っていいことと、知らなくていいことを分かっている、良識と優しさと冷静さを兼ね備えた人なのです。
ですから、告げ口をする人は一番に評価の下がる卑怯な人なのです。
9. わざと敵を作って、友人を作りたいから
友達のいない、卑屈で孤独な性格の人も、告げ口をすることで、悪口を言われた側に取り入って、友人になろうとします。
しかしながら、このような行為はかえって信用をなくします。
取り入ったとしても、支配されたり、利用されたりする腰ぎんちゃくに終わることもあるでしょう。
卑怯で姑息なヤツは嫌いだと、嫌悪感をぶつけられることも多く、結局、友人ができずに孤独に過ごすことが多いのです。
10. うわさ話が好きで、話を膨らませるのが好きだから
告げ口をする人は、噂話が好きな人が多いです。
身近な人間関係から、芸能人のゴシップまで、下世話で刺激的な情報を求める傾向が強いです。
時に尾ひれをつけ、話を膨らませて、伝えることも多いでしょう。
それゆえに口の軽い、信用のない人だと、周囲から侮られ、嫌われることも多いのです。
11. 他人を傷つけることが好きだから
シンプルに他人を傷つけることが好きな人も、悪口を告げ口することがあるでしょう。
しかしながら、告げ口と言うのは、一つの手段でしかなく、様々な手法を使って、他者の心を傷つけて楽しみます。
愛情を上手く表現することができず、愛しているからこそ傷つけたいといったような
歪んだ欲望を抱いている人もいるのです。
12. 自分にコンプレックスがあるから
自分にコンプレックスがある人は、告げ口することで、周りの人間の評価を下げ、歪んだ優越感に浸ることが多いです。
自分に自信がなく、いつも誰かの影に隠れている人も多いでしょう。
しかし、遠慮しているのではなく、陰険かつ姑息に、自分を持ち上げようと裏工作をしているのです。
13. 他人を扇動し、あやつりたいから
告げ口や悪口というのは、時に人を扇動することに役立ちます。
自ら争いのタネを増幅し、ばらまくことで、民衆の憎悪や憤怒を煽り、紛争や戦争を呼び起こそうとしているのです。
争いによって、自分が間接的に利益を得られる場合や、単に暴動や紛争を望み、人が醜く争う姿を見たい場合に、言葉を巧みに操る人がいるのです。
小さな人間関係一つでも、このような醜悪な扇動者というのはいる者です。
まとめ
悪口の告げ口をして良いことなどほとんどありません。
憎悪が膨らみ、争いが大きくなり、関係が崩壊するだけなのです。
組織や仲間内の平和を保ちたいのであれば、口を慎むべきです。
そして、告げ口をして楽しんでいるような人は無視した方が安全なのです。