ボールとの距離感をつかみやすい、下半身がしっかりしているなどの、野球のセンスのある人の特徴についてまとめました。
- 動体視力にすぐれている
- 下半身がしっかりしている
- 肩から背中周りにかけて柔軟性にすぐれている
- 器用である
- 頭が良い
- 体力がある
- 握力がある
- 足が速い
1. 動体視力にすぐれている
野球のセンスがある人は、動体視力にすぐれいます。
守備にしろ打撃にしろ、動いているボールを正確に捉えなければ、上手く扱うことはできません。
守備の時は最短距離で、ボールが転がる地点を予測し動かなければなりません。
打撃の時は、ボールの速度はもちろんのこと、ゾーンや変化なども見極めて打たなければなりません。
そうした視力と共に、ボールの動きを予測する力や経験値も必要なのです。
2. 下半身がしっかりしている
下半身がしっかりしている人は野球のセンスがあります。
特に打つ場合は、腰からお尻にかけて筋肉を増強し鍛える必要があります。
ある程度なら太ることもアスリートには大切なのです。
もちろん贅肉ではなく、筋肉を増やす努力をしなければなりません。
たくさん食べてたくさん動くことが必要でしょう。
プロの選手は腰回りから、お尻、太ももにかけてががっしりしています。
反面、ふくらはぎはほっそりとしていることが多いです。
打つための筋力作りをしているからなのです。
3. 肩から背中周りにかけて柔軟性にすぐれている
野球のセンスがある人は、柔軟性にすぐれています。
特に、肩から背中周りの筋肉が柔軟であると、ケガをしくく、良いボールを投げやすくなります。
いくら力があっても、肩周りが硬いと力みやすくなり、思うようにボールに力を伝道することができません。
思わぬ暴投や失投、悪送球などに繋がるでしょう。
特にピッチャーはこの柔らかさが必要で、さらに長い腕のしなりもあると効果的です。
4. 器用である
野球は様々な道具を使うスポーツです。
ある程度器用さがなければ、野球をすることはできないでしょう。
ボールを握って投げる、グローブでボールを獲る、バットでボールを打つ、など基本的な動作は全て道具が必要です。
バットコントロールや、ピッチングコントロール長けた人がセンスがあると言えるでしょう。
5. 頭が良い
野球をするには、頭の良さが必要です。
単に座学で、知識があるだけでは意味がありません。
学校の成績が良くても、野球が上手く結果が出せない人も多くいます。
いかにルールを理解し、利用するか、状況に応じてどう作戦を練り、どう動くか、とっさの判断ができ、行動できるか、など多くの分野に渡って脳を使うスポーツが野球なのです。
通り一辺の作戦では負けてしまうでしょう。
特にキャッチャーや監督はそうした立案力が必要ですが、他の野手や投手も、考えて行動ができなければ、ゲームを作ることはできません。
6. 体力がある
野球のセンスを生かすには体力が必要です。
いくら技術力やセンスにすぐれていても、体力がなければ生かしきることはできません。
トレーニングを積まなければケガをしやすくなりますし、多くの練習をしなければ技や経験、思考は身に付かず、実践では役に立たないでしょう。
たくさんのキツイトレーニングや練習に耐えられる体があることもまた、才能の1つなのです。
7. 握力がある
野球をする時は、ある程度握力が必要です。
バッティングは握力と言うよりも、バットスイング時の腕力や、柔軟性、下半身の力など方が必要です。
しかし、ピッチングの時は握力が大いに必要になります。
ボールの速さや変化をコントロールする時は、さまざまな握り方をしなければなりません。
その時に握力や指の力弱いと、思うようにボールを操ることができなくなるのです。
手が大きいこともまた、大切でしょう。
8. 足が速い
野球をする時は、足の速さも大切です。
単に短距離走が得意なだけでは足りません。
ベースランニングをいかに早く、的確に行い、次の塁を狙える人が、野球には必要なのです。
盗塁をする時は、速さだけではなく、投手や、捕手のクセや思考を読み、味方のバッターとも連携しながら成功させなければなりません。
そうした走塁技術や走塁センスに優れた人が重宝されるのです。
野球にはさまざまな能力が必要です。
センスはもちろん大切ですが、最終的に必要なのは、練習に耐えられる体作りをすることです。
どんなに上手くても、ケガをしてしまえばおしまいです。
頑丈な体であることもまた才能であり、努力し続けられることが、最高の能力なのです。