野球でピッチャー向きの性格を10選まとめました。
- 神経が図太い人
- 自己中心的な人
- はっきりと意思表示ができる人
- 失敗を引きずらない人
- 割り切りができる人
- 周囲を鼓舞できる人
- 冷静に判断ができる人
- 気持ちの出し入れができる人
- 地道に取り組める人
- プレッシャーを楽しめる人
1. 神経が図太い人
ピッチャーは常にピンチの連続です。
ヒットを打たれて、あたふたしている様では、到底務まりません。
例えホームランを打たれても、「偶然だ」「まだ1点取られただけだ」と、気落ちせずに、周囲から見ても堂々としている姿を見せなければなりません。
まるで何事もなかったかのように、平然とマウンドでたたずめば、相手チームから見ても脅威に映ります。
神経の図太い人であれば、例えピンチになっても、常に前を向いて相手に立ち向かっていく事ができます。
2. 自己中心的な人
ピッチャーはバッターと対峙する為に、相手を見下ろして投げる必要があります。
バッターの雰囲気に飲まれてしまっては、打たれる確率も上がります。
自分が一番だと強い気持ちがなければ、力強い球を投げることもできません。
「自分が主役になって、チームを勝たせるんだ」というぐらいの、自己中心的な性格の方がピッチャーには向いています。
3. はっきりと意思表示ができる人
ピッチャーというポジションは、キャッチャーとの意思疎通が大事になってきます。
また、ピンチに陥った時などは、キャッチャーのサインに首を振り、自分に自信のあるボールで勝負するんだという、強い意思を持つことも大切です。
あやふやな気持ちのままでボールを投げると、球が甘くなり、打たれる確率もあがります。
そういう意味で、はっきりとした意思表示をできる性格の方が、ピッチャーには向いていると言えます。
4. 失敗を引きずらない人
ピッチャーというポジションは常にピンチの連続です。
9回を自分一人で投げ切り、ヒットを一度も打たれずに終われば
最高ですが、そういう訳にもいきません。
試合中どこかでピンチを背負う場面が必ずあり、守り切れずに失点してしまうと、
どうしても動揺してしまいます。
また、時には味方のエラーから傷口が広がり、失点をしてしまうこともあります。
しかし、失敗を引きずっていては、心が落ち着かず冷静な判断ができなくなったり、さらにミスを誘発するなど、負の連鎖が起こってしまいます。
失敗を引きずらずに、冷静にいられる人がピッチャーに向いていると言えます。
5. 割り切りができる人
ピッチャーはベンチの指示で、自分が勝負がしたくても、場面によってチームの勝利の為に、相手バッターを敬遠したり、1点を与えてでもアウトカウントを増やすといった方針に、従わなければならない場合があります。
自分の拘りを一旦横において、勝負をする。
そういう意識がピッチャーには必要です。
割り切りができる人は、ピッチャーとして好結果を生み出す重要な要素でもあります。
6. 周囲を鼓舞できる人
ピッチャーが懸命に投げる姿を、チームメイトはずっと見ています。
特に守備についているナインは、色々な心境が入り混じっている選手がいて、前の打席でゲッツーをしたり、バントミスをしたりして気落ちしている選手、また中々得点をあげれない時などは、チーム全体が沈みがちで、乗り切れない選手が出てきます。
そういう時には、ピッチングでチームを引っ張り、声を出してチームを鼓舞する必要があります。
チームを勝利に導く為にも、周囲を鼓舞できる人がピッチャーに向いていると言えます。
7. 冷静に判断ができる人
ピッチャーで重要な要素は、常に冷静にいられるかということです。
味方のエラーや、自分のミスからの失点。
また、フォームが定まらずにフォアボールを出したりした場合に、いちいちチームメイトに怒ったり、自分に苛立ったりすると、プレーに影響が出やすくなります。
人間誰でも気持ちが昂ったり、熱くなることがあるので、その場合に如何に冷静にいられるか。
それによって、ピッチングの内容にも影響が出てきます。
良いピッチングができるかどうかは、冷静でいられるかという事とイコールです。
8. 気持ちの出し入れができる人
常に冷静にいることも大事ですが、ピンチに陥った時にスイッチを入れて、「この場面を絶対抑えるんだ」という熱い気持ちを持つことも大切です。
気持ちを出し入れすることで、自分の持ち味を発揮し、良い結果に導くことができます。
冷静だったピッチャーが急に闘志を剥き出しにすると、相手バッターにもその気迫が伝わり、相手が気後れしたり、負けまいと力んで打ち損じることがあります。
場面によって気持ちの出し入れができる人は、ピッチャー向きだと言えます。
9. 地道に取り組める人
ピッチャーの練習は反復練習が多く、地道な作業が続きます。
キャッチボールでは目的意識を持って、1球1球指の掛かり具合や肩の状態を把握しながら投げますし、肩や肘のケアなども、同じ野球でもバッターとは比べ物にならない程、気を使います。
試合中に、一発逆転でヒーローになるといったこともなく、ゲームセットまで気を抜かず投げ切ることも必要です。
イメージでの派手さとは裏腹な作業が多いピッチャーには、地道にコツコツと取り組める性格が必要です。
10. プレッシャーを楽しめる人
ピッチャーは試合の勝敗に影響を及ぼすポジションとして、一番大きな影響力があり、精神的、肉体的な負担が一番大きいポジションでもあります。
常にプレッシャーに曝され、周囲の視線を一心に集め、会場にいる観客もその一挙手一投足を、固唾を飲んで見守っています。
プレッシャーに押しつぶされると、自分が自分でいられなくなり、本来の投球やパフォーマンスが発揮できずに、打たれてしまうピッチャーが多いのも特徴的です。
ピッチャーとして自分の力を出し切る為には、プレッシャーを跳ね除け、楽しめるぐらいの性格が必要です。