減点方式と加点方式の恋愛にはいくつかの違いが存在しますが、ここではそのうちの10個を取り上げます。
- スタートが異なる
- 欠点に対する注目度
- 完璧を求めるなら減点方式
- 特質の価値
- 細かなことが気になる人は減点方式
- 思わぬときめきは加点方式
- ポジティブな思考をもたらす加点方式
- 評価の上下
- 一定ラインでの合格
- 改善を求められる減点方式
1. スタートが異なる
減点方式と加点方式の恋愛はスタートの時点から大きな違いが生じます。
まず減点方式の恋愛の場合、気になる異性の良いところをできるだけたくさんピックアップし、その後欠点が見つかるごとに良い点と比較し、最終的に自分が恋愛対象として見ることができるかどうかを決定するというものです。
それとは対照的に加点方式の恋愛は気になる異性を観察し続けてその人が持っている良い特質に注目していき、最終的にその人を恋愛対象として見ることができるかどうかを決定するというものです。
多くの人は加点方式の恋愛をチョイスします。
2. 欠点に対する注目度
上記でも述べたように、減点方式の恋愛の場合はまずは相手の良い特質に注目するものの、その後は欠点に注目しなければならなくなります。
そのためこの方式での恋愛途中に相手の良い点が見えなくなり、恋愛対象として見ることができなくなることもあるのです。
対して加点方式の恋愛の場合は相手の良い特質に注目することになります。
そのためその人の本当の人となりが見えてくるようになり、好きという気持ちが強まっていきます。
3. 完璧を求めるなら減点方式
2つ目の項目でも述べたように、減点方式の恋愛の場合はどうしても相手の欠点に注目することになります。
そのためたくさんの良い特質を持っていても欠点によってそれが忘れ去られてしまうことがあるのです。
しかしこのような状況に陥らない場合、その人は欠点が少ないことを意味しています。
中には欠点と呼ばれるものが存在しないと感じられることもあるでしょう。
そのため自分にベストマッチの相手を見つけたいという場合、減点方式の恋愛の方が成功する可能性が高いと言えます。
4. 特質の価値
良い特質をたくさん培っている人がいい彼氏や彼女になれるというわけではありません。
たとえば賢い頭脳を有していたり美しいルックスであったとしても、お付き合いしている相手に優しく振舞うことができるという特質を有していなければ、痛い思いをすることになるでしょう。
逆にそれほど賢くはなく、ルックスも特別美しいというわけではないものの、お付き合いしている相手を優しく扱うという特質を有していれば、交際が上手くいくことがあります。
加点方式の恋愛の場合、一つ一つの特質の価値が比較的容易に理解できますが、減点方式の恋愛、その価値がいまいちわからなくなってしまうことがあります。
5. 細かなことが気になる人は減点方式
これまで考えてきたように、減点方式の恋愛の場合は相手の欠点にも注目します。
しかしこれは単に欠点というわけではなく、他の人にとっては何でもないことであっても、自分にとっては気に障ることを相手が行わないかどうかを見極める作業にもなります。
このような点を理解していると恋愛が長続きすることになりますので、重要なポイントであると言えます。
6. 思わぬときめきは加点方式
相手の良い特質に目を向けて恋愛対象者を見極める加点方式の恋愛は多くのときめきをもたらします。
相手の良い特質を見つけることに重きを置いていると、「この人にはこんな良い特質が備わっていたんだ」という驚きを経験することができます。
7. ポジティブな思考をもたらす加点方式
人の欠点は意外と容易に見つけることができるものです。
しかし良い特質を見つけることは決して容易なことではないでしょう。
それでもそうするように努めるなら人の動機を疑うようなことはなくなります。
また人の気持ちを理解しようとし、外見だけではなく内面を見て人を判断するようになります。
このような思考をもたらしてくれるのは加点方式の恋愛です。
8. 評価の上下
ある人を恋愛対象と見ることができるかどうかを判断するための方法である減点方式と加点方式ですが、減点方式の恋愛は相手の評価が下がる一方であるのに対し、加点方式の恋愛の場合は相手の評価がアップする一方です。
そのためどちらかというと加点方式によって恋愛が成立した場合の方がすっきりするという人の方が多くいます。
しかし3つ目の項目でも考慮したように、減点方式によって相手を見てみたもののその人のことが好きでたまらないという場合、その恋愛は本物であって恋愛対象となる人物は自分にとってパーフェクトな存在である可能性が高いといえます。
9. 一定ラインでの合格
減点方式の恋愛、合格ラインが引かれていて欠点による減点がそれを下回らなければ恋愛対象として見ることができることになります。
そして加点方式の場合も同様で、相手に自分が重要と思っている特質を有しており、それを加算していった結果合格ラインを越えれば恋愛対象となることが決定します。
このようにラインを下回るか、それとも超えるのかといった違いが双方には存在します。
10. 改善を求められる減点方式
もちろん減点方式と加点方式は対象者と恋愛できるかどうかを見極める手段の一つです。
そのため最後までこの方法を貫き通すこともできますが、欠点が分かった時点で相手に改善を求めることもできます。
この点で有利なのは欠点に注目する減点方式の恋愛です。
