目に見える結果が全てではなく、プロセスも大事だと考えている人もいます。
そのような人の考え方を集めてみました。
- 結果から人間性までは見えない
- 努力を継続することに意義があると考えている
- 勝ち負け、優劣を競いたくない
- 毎日を楽しく過ごすことが幸せ
- 能力が高いことを重視していない
- 結果を求めるあまり色々なことを犠牲にするのは嫌
- やれるだけのことをやったという満足感が大事
- 結果だけで判断するのは短絡的だと思っている
- 不器用だけどコツコツ頑張る人でありたい
- 計画的に物事を進めていけるかどうかも重要
1. 結果から人間性までは見えない
結果より過程を大事にする人の考え方は、人間性を見たいという気持ちが大きかったりするのです。
つまりある一つの仕事を二人の人に与えたとします。
仕事の成果として上の人の方が仕事ができると通常は考えられます。
でもその結果を出すのに、要領よく何人かの人間を使っていただけかもしれません。
また相手の足を引っ張ったり、妨害していたかもしれません。
一方成果を出せなかった方は自分一人の力で頑張っていたかもしれません。
結果はあくまでも結果しかわかりません。
そこまでのプロセスを見て初めてその人の人間性なり、仕事への姿勢がわかるのです。
2. 努力を継続することに意義があると考えている
結果よりも過程を大事にする人の考え方は、自分を高めたいという気持ちが強いです。
要領よく結果を出せることは才能に恵まれていて素晴らしいものですがそういう人は少ないでしょう。
ほとんどの人は、毎日地道な努力をして力をつけていくのです。
なかなか結果に繋がらなくても、毎日の努力を継続する、それこそが大事でとても意義のあることなのだと考えています。
3. 勝ち負け、優劣を競いたくない
結果で判断しようとする人は負けず嫌い、勝ち負けにこだわる傾向があります。
一方で、結果よりもそれまでのプロセスも大事だと考える人は、あまり勝ち負けにこだわらず、また執着心もそこまでないものです。
どちらかといえば、マイペースで、人と競うことよりも自分が満足を得られるか、納得がいくかを大事にします。
4. 毎日を楽しく過ごすことが幸せ
結果より過程を大事にする人は、仕事でも生活でも現状に満足することを知っています。
上を目指さないというわけではありません。
ただいきなりの高望みはしません。
日々できることを一生懸命すればいずれ結果は出ると考えています。
また、毎日を楽しく過ごすことが幸せだとも思っています。
結果ばかり求める、例えばお金がもっと欲しいと思うあまり仕事のことばかり考え続ければ、今に満足できていないという不満ばかりが頭に浮かんでしまいます。
それよりも今日明日と一生懸命その日にできることをしていると、過程に満足して自分を肯定してあげる方が幸せです。
5. 能力が高いことを重視していない
結果を出せる人を重視する上司、会社は多いでしょう。
ですが、そればかりにこだわると人間らしいやりとりや、人間関係が築けなかったりもするのです。
結果より過程を大事にする人は能力が高いということを重視していないのです。
どんな人であっても、ミスはありますし、それはフォローできるからです。
いくら結果が出せるからと言って、性格が悪かったり、扱いづらい性質だと周りが人間関係で苦労します。
それよりも不器用でもミスがあっても人間味があって一生懸命な人の方が好ましい、そう考えています。
6. 結果を求めるあまり色々なことを犠牲にするのは嫌
結果より過程を大事にする人は、結果を求めるあまりに色々なことを犠牲にしたくないという考え方を持っています。
時間、お金、人間関係、理想の結果を得るためにそういったものを捨ててしまう人だっています。
そこまでする必要があるのかと疑問に思います。
できる範囲で頑張ればいい、犠牲を払ってまですべきではない、嫌だと感じているのです。
7. やれるだけのことをやったという満足感が大事
結果より過程を大事にする人は、自分はやれるだけのことはやった、最大限の努力はできたと自分に対して満足感を持てるかどうかが大事だと考えています。
結果的に負けであった、足りなかった、としてもです。
自分が満足できればそれでいいのだという、潔さも持っています。
8. 結果だけで判断するのは短絡的だと思っている
単純であまり考えない人は、目に見える結果だけで全てを決めつけてしまうところがあります。
そこに至るまでの、事情などは全く考慮しないのです。
人というのは上辺だけではわかりません。
結果だけでなく、そこまでに至る過程までもしっかりと見なければならないのです。
結果だけで判断するのは短絡的だと考えています。
9. 不器用だけどコツコツ頑張る人でありたい
結果より過程を大事にする人は、不器用だったりもするのです。
そして、実力も足りていないこともあります。
それは承知の上でコツコツと頑張り続けることができる、そうありたいと考えています。
ですから、人から見て大した結果は残せないこともありますが、本人としてはそこまでの努力や頑張りを重視していますのでそれでいいと考えることができるのです。
10. 計画的に物事を進めていけるかどうかも重要
結果より過程を大事にする人は、結果がダメであってもそこまでの過程で判断します。
それは人に対しても、自分自身のことであってもです。
計画的に物事を進めていたのであれば、結果はダメだったとしても相手を責めることもありませんし、自分自身をダメだと決めつけることもありません。
一番嫌なのが何もしないままでいることなのです。
ですから、結果が出せなくても行動していた、頑張っていたという事実があれば納得できるのです。