好きな本のジャンルはラノベ!
気がつくとラノベばかり読んでいる、そんなラノベが好きな人によくある心理や理由をまとめてみました。
- 小説よりも読みやすいから
- 小説と漫画の両方を楽しめる様な感覚になれるから
- 漫画が好きで、それをノベライズ化したものにも興味があるから
- ファンタジーやSFなどのジャンルが好きだから
- 魅力的で個性溢れる様々なキャラクターに惹かれるから
- ラノベが漫画化やアニメ化などされて、様々なメディアで楽しめるから
- 特定の作家の作品が好きで読み続けているから
- 自分自身も創作に興味があり作家になりたいから
- 小説よりも、より非現実的で刺激的な展開に面白さを感じるから
- 読書が好きで様々なジャンルを読みたいから
1. 小説よりも読みやすいから
一般的には、小説よりもライトノベルの方が読みやすく、特に若者にとっては、読書を始めるきっかけにもなりやすいです。
漫画のような面白おかしい展開や会話劇に、壮大な世界観に、惹かれていきます。
とはいえ、最近では、ライトノベルだからといって小説に劣るということは一概に言えません。
様々な知識や表現、ロジックなどが織り込まれており、大人でも読みふけってしまう魅力あります。
また、鬱鬱としたシビアな展開が続くため、『ダークノベル』と評される作品もあります。
2. 小説と漫画の両方を楽しめる様な感覚になれるから
ライトノベルは、小説でありながら、漫画のような内容と展開を楽しめる作品が多いです。
ラノベは、画があるとしても、表紙や挿絵程度で、あとは読み手側の読解力と想像力で、
キャラクターの動きや、場面の展開を想像します。
画や会話だけでは表現しきれない、背景や、歴史、登場人物の微妙な心の動きまで、
文章によって細やかに表現することができます。
ラノベは、漫画で観るよりもより繊細に作品を感じられる可能性があるのです。
3. 漫画が好きで、それをノベライズ化したものにも興味があるから
漫画からライトノベルへ、ノベライズ化したものが好きだという人もいます。
漫画はもちろんのこと、それを文章にしたものに興味があり、手にします。
原作だけでは、表現できなかった、場面や時代の背景や、キャラクターの精神分析など、細かい面で原作の補足をするようなノベライズ作品が多いので、より、原作を楽しめるというのが魅力的です。
また、ゲームを原作にノベライズ化したものも多く、ゲームと一緒に楽しむ方もいます。
4. ファンタジーやSFなどのジャンルが好きだから
ファンタジーやSFなどのジャンルが好きな人も、ライトノベルを読む傾向にあります。
ラノベは、そうしたジャンルを取り扱ったものが多く、ライトな文体や表現、そして会話展開などによって、
よりそうしたジャンルの面白さを引き出します。
鬼気迫るバトルシーンや、壮大で不可思議な世界観、生き生きとしたキャラクターなどの魅力を、ラノベは最大限に生かすことができます。
また、多すぎず、適度にイラストがあることによって、より読み手の作品へ想像力も増すのも良い点です。
5. 魅力的で個性溢れる様々なキャラクターに惹かれるから
ラノベの面白さは、作品の登場人物にあります。
魅力的で、個性的なキャラクターに惹かれ、読み続けている人も多いでしょう。
小説では描けないような、漫画的で過激だけど面白い、そんなキャラクターも多いです。
作品だけではなく、そうしたキャラクターそのものへのファンも多くいるのです。
6. ラノベが漫画化やアニメ化などされて、様々なメディアで楽しめるから
ライトノベルは、漫画化やアニメ化、グッズ化などがされやすく、様々な方面で楽しめるのも魅力的です。
文章で読んでいた時よりも、動きや展開が可視化することで、より深みが増し、作品を楽しめるという良さがあります。
しかしながら、時に原作やキャラクターが好きなあまり、他の媒体に展開した時、がっかりする人も多いです。
「漫画になったのに上手く表現しきれてない」「アニメの声優の声がキャラクターのイメージと違う」
「実写化とかしなくていいのに...」など、原作を愛する方には、そうしたメディアミックスに幻滅する人もいるのです。
7. 特定の作家の作品が好きで読み続けているから
ラノベ好きな人の中には、特定の作家のラノベが好きで読み続けている人もいます。
その作家特有の言い回しや、言葉の選び方、知識、論理、キャラクターの個性や会話劇などを、常に楽しみにしており、新刊を待ちわびている方はたくさんいます。
仮に同じような世界観や背景でも、作家によって大きくその作品は変わるのです。
そうした面白さがライトノベルにはあります。
8. 自分自身も創作に興味があり作家になりたいから
ラノベ好きな人の中には、自分自身も創作に興味があり、作家になりたい人もいます。
ラノベにはそれぞれ個性があり、様々な世界観や、展開があります。
そうした作品を読むことで、より創作意欲が沸いてくることがあります。
とはいえ必ずしも、ラノベ作家になりたいというわけではなく、漫画家や、小説家、アニメーター、イラストレーター、音楽家など、様々な芸術面でラノベが刺激になることがあるのです。
9. 小説よりも、より非現実的で刺激的な展開に面白さを感じるから
ラノベは、小説と比べて、より非現実的で刺激的な展開が多いです。
そうした点に面白さを感じ、ラノベをたくさん読む人も多いでしょう。
漫画的な面白さだからといって、小説に劣るわけでもありません。
ラノベばかり読んでいると、バカになる、読解力が落ちる、というのは偏見です。
ラノベであっても学ぶことも、読む量も多いですし、時に小説よりも難解で考えさせられるものもあります。
結局、どちらが優れているか、ということではありません。
何を読むにしても、何かしらは吸収できますし、逆に何も吸収できない時もあります。
最終的に、読み手側の姿勢によって変わるのです。
10. 読書が好きで様々なジャンルを読みたいから
読書そのものが好きで、ラノベもたくさん読むという人もいます。
ラノベは子供の、若者の読み物、と決めつけてはいけません。
誰でも手にすることができるものです。
かといって、万人受けるものでもありません。
それは、ラノベに限らず、全ての作品に言えることです。
ライトノベルには様々な作品があります。
人の好みはそれぞれ、そこから得るものもそれぞれです。
何を読むか、何を選ぶのかは、その人次第であるのです。