友達に裏切られた時の対処方法を10選まとめました。
- 「裏切られた!」と感じた自分を見つめる
- 自分の感情をまず受け止める
- 何を「信じて」いたのか?
- 被害者意識を捨てる
- 怒りの感情を吐き出す
- 友達はどういう気持ちだったのか考えてみる
- 友達になりきって謝る
- すべてを許してみる
- 許すことを宣言する
- 手放す
- まとめ
1. 「裏切られた!」と感じた自分を見つめる
「裏切る」という言葉をあらためて考えてみますと、「信じる」ということがまず前提としてあって、その気持ちや期待を「裏切られた」ということですね。
「信じる」というのはそもそも自発的な行為ですから、(相手から強制はできませんよね)自分の中に問題があるわけです。
言い換えれば自分の感情なので、自分自身で向き合うことができる、ということ。
ここはひとまず相手はどうあれ、です。
まず自分の感情と向き合うことが大切です。
これが問題解決の第一歩となります。
2. 自分の感情をまず受け止める
「裏切られた!」と感じて、あなたはどう思いましたか?
ショックを受けたのではないでしょうか。
「信じて」いたときのあなたは純粋な気持ちだったでしょうから、驚いたりショックを受けるのが普通です。
まずはその気持ちを受け止めることです。
例え抱いたのがネガティヴな感情でも、「自分はこう思っているんだ」と認識することは問題を解決する第一歩となります。
3. 何を「信じて」いたのか?
あなたを裏切ったと感じた友達の、何をそもそも信じていたのでしょうか?
友達の言葉ですか?言動ですか?それとも人となりや性格?
一度深呼吸して、フラットな目線に立ってみましょう。
先ほどの「自分の感情を受け止める」で一度自分の気持ちと向き合えたことでショックを受け混乱した気持ちはだいぶ穏やかになっているはずです。
穏やかほどではなくとも感情とべったり仲良しだった状態から、少し距離を置いて冷静に見つめるほうへシフトしたはずです。
そして、あらためて考えてみます。
『友達の何を信じていたのか?』
友達の言葉?言動?性格?
もしかしたらそれはあなたが勝手に思い描いていたものではなかったでしょうか。
人は自分の目を通してしか世界を見れません。
何が「事実」で、何が自分の「主観」なのかを分類することが大切です。
「主観」とは「思い込み」ともいえます。
もちろん、一言に「思い込み」というとあまり良い印象ではないかもしれませんが、良い面もあります。
同じ行動でも「なんだこの人は感じが悪いな」と感じる人もいれば、「この人はぶっきらぼうだけど根は優しい良い人だ」と「信じる」こともできるわけです。
あなたは友達の何を「信じて」いましたか?
4. 被害者意識を捨てる
「裏切られた!」という言葉は被害者意識と背中合わせです。
裏切られる前段階として信じていた自分がいたわけです。
ただこの被害者意識を持ったままではいつまで経っても「裏切られた」という気持ちに整理をつけられません。
そこに被害者意識があることを認識し、思い切ってゴミ箱に捨ててしまいましょう。
捨てられないなら一度棚に上げてみるだけでも構いません。
5. 怒りの感情を吐き出す
それでもやはり「裏切られた」という気持ちが拭い去れない場合は、オススメの方法があります。
まず、友達にされた裏切り行為をすべて紙に書き出します。
書き終えたら一呼吸おいて、その紙をビリビリに破きゴミ箱へポイしましょう。
また、同じ要領で怒りの感情をすべて紙に書き出します。
これまた思うさまビリビリに破きゴミ箱へポイッ!
単純な作業ですがこれが驚くほど効果があります。
人間は単純なもので、目に見えるものに影響されやすいのです。
例えば寝具を見たら昼間でも眠たくなるといったふうに。
その性質を利用した怒りの手放し方法です。
騙されたと思って実践してみてください。
6. 友達はどういう気持ちだったのか考えてみる
さて、怒りを吐き出して落ち着いたら次は友達の身になってみましょう。
自分を裏切った友達になりきるのですから気分が良いものではないでしょうが、これも大切なステップの一つです。
また紙とペンを用意し、裏切り行為をした時の友達はどんな気持ちだったのかを書き出します。
7. 友達になりきって謝る
友達の気持ちを書き出したら、次は友達のつもりで書いた文章を読み上げてみましょう。
意外に悪意だけではなく思い込みだったり至らないためのミスだったりするかもしれません。
理由はどうあれあなたが「裏切られた」と感じ傷ついたのは間違いのないところですから、その点について友達になりきってあなた自身に謝ってみてください。
自作自演で構いません。
8. すべてを許してみる
友達の身になって謝ったら、あなた自身に立ち返って今度は友達の謝罪を受け止めます。
紙に書くワークを行ったことで不思議と自分自身の感情から離れ俯瞰した目線で受け止められるようになっているはずです。
少なくとも最初よりは。
できるならばここで友達を許します。
自分の気持ちの中で許します。
9. 許すことを宣言する
もちろん、心の中では許せなくても構いません。
一度「私は◯◯を許します」と声に出してみます。
声に出すのが難しければ紙に書いてもOKです。
10. 手放す
ここまでやってきたら真剣に自分の心と向き合えたことは間違いありませんので、自信を持ってきっぱりと手放しましょう。
「済」のスタンプをデカデカと押すような気持ちで、「終わった」と認識することです。
事態は変わらないかもしれませんがあなた自身は向き合う前より確実に健康的な精神状態になっているはずです。
まとめ
心の負担を減らして、空いた分をわくわくするようなことに充ててください。
健康的な精神状態を保つことを心掛ければ、他者から受けるストレスに強い自分を作っていくことに繋がります。