私たちの関係って微妙。
何を期待されて、どんな関係と思えばいいのでしょうか。
友達以上恋人未満、且つ体の関係なしについて考えてみました。
- 母性を期待されている
- 今までに出会った中で最高の相性
- 師弟関係
- ペットのような存在
- 幼馴染
- 元カレ・元カノ
- 尊敬する存在
- 店の常連
- 教師と教え子
- 上司と部下
1. 母性を期待されている
現在の事情により、自分を最大限甘やかして愛してくれた母親と一緒に過ごすことができない。
そんな切ない思いを抱えている時にまるで女神のように現れた女友達。
自分の母親とは似ても似つかないけれど、何故だか懐の深さが母親を彷彿とさせる。
そんな女友達には定期的に会いたくなり、悩みがあれば相談し、あれこれと愚痴りたくなるもの。
その女友達も「甘えてるんじゃない」と突き放したようなことを言うものの、甘えられれば無下にできないわけですね。
少々アンバランスではあるものの、ひとつの友情の形です。
2. 今までに出会った中で最高の相性
異性同志ではあるものの、なんだか今までに感じたことのない相性の良さを感じる。
そんな男女は恋人になるよりも、友人になる確率が高いでしょう。
相性が良いのならば恋人同士になっても上手くやっていけると思うかもしれませんが、それは大きな間違いです。
恋人としての相性と友情を育む人間としての相性の良さは全くの別物。
3. 師弟関係
なんとなく一方的に「この人に従えば間違いないだろう」と思われて、懐かれている関係。
男性が師匠とは限らず、女性が姉御のように慕われるパターンもあります。
こういった関係性が、この期に及んで恋人関係になる可能性は限りなくゼロに近いでしょう。
ボケとツッコミの役割にしっかりと別れている場合は、お笑いのコンビのような感覚なのかもしれません。
4. ペットのような存在
自分のことを絶対に否定しない存在と何の遠慮もなく寛ぐのは至福の時です。
そんなペットのように無条件で、しかも黙って受け入れてくれる相棒がいたら理想的ですね。
でもこういった関係は同性とは築けません。
男性と女性という組み合わせだからこそ、実現可能な関係です。
そして、ペットと飼い主の関係そのまま。
つまり双方が恋愛関係になることは不可能と諦めたほうが賢明です。
5. 幼馴染
小さい頃から一緒に大人に叱られて、一緒に大きくなった幼馴染であれば、いまさら恋愛感情を抱けないのは致し方ないことでしょう。
キスなんて顔を合わせただけでも吹き出してしまい、笑いが止まらない事態が容易に想像できます。
これはお互いに関係の変化を敬遠したくなるケースではないでしょうか。
ただし、全てを承知しているからこそ、今後のことは分かりません。
熱烈な恋愛には発展しないことは想定内ですが、結婚相手としては理想的とも言えます。
6. 元カレ・元カノ
以前は恋愛関係にあったものの、今では何でも素直に打ち明けられるいい関係。
もちろん、以前はキスもする間柄でしたが、いまではそんな気持ちにはとてもではありませんがなれません。
また、お互いのことを熟知しているのでダメ出しも的確です。
そしてアドバイスにも無駄がありません。
毒舌であったとしても、そこには大きな愛が存在するので問題なし。
友達でもなく、恋人でもないけれど、一番正直に話せる相手であることもあります。
まるで家族のような気安さがあり、安心感をもたらしてくれる貴重な存在です。
7. 尊敬する存在
豊富な知識を持ち合わせていたり、技術に長けていたりすると性別に関係なく尊敬してしまいます。
そのスキルを慕って一緒にいる男女には恋愛感情はありません。
どちらかが淡い好意を持っていることは考えられますが、これ以上発展することはまずありません。
8. 店の常連
行きつけのお店のスタッフとお客という関係も一筋縄ではいきません。
なんとなくいい雰囲気で、周囲からも「付き合っちゃえばいいのに」と冷やかされるものの、実際の当人同士にはその気はゼロ。
お金を払う行為が間にある限りは、一般的な男女のようにはいきません。
でも、お互いに「付き合うのも悪くはないかな」程度の好意を抱いています。
何かの拍子に付き合い始める可能性は否めません。
9. 教師と教え子
教師と元教え子のカップルは珍しくはない世の中になりました。
でも、教師側のモラルが高い時には、やっぱり今でもタブーとなります。
教師側はあくまでも可愛い教え子。
教え子側は教えを請う相手。
それぞれの立場をきちんとわきまえていれば、恋愛関係に発展することはありません。
10. 上司と部下
双方が独身であれば恋愛関係になってもまったく問題ありません。
でも、あくまでも仕事上のパートナーと割り切って、より良く長い付き合いを継続していこうと思うなら、恋愛関係にならないほうが正解。
どちらかが命令を出し、それに従う関係であっても時には衝突が避けられません。
そんな時に恋愛関係になると事態がより拗れてしまいます。
また、周囲の同僚などに大きな迷惑を掛けてしまうことも考えられます。
社内恋愛は一般的ではありますが、大きな仕事を成し遂げようと考えている職場だからこそ、恋愛感情を持ち込まないとルール化していることもあるのです。