誘えば来るけど、決して自らは誘わない友達。
何故に自分から誘ってこないのでしょう。
その心理に迫ります。
- 単に面倒くさい
- 実は微妙に嫌われている
- 楽しいことを考える企画力がない
- 誘って断られるのが怖い
- お金が掛かることはしたくない
- 暇があれば寝ていたい
- 軽く病んでる
- 遠慮がち
- 人に言えない用事で忙しい
- 寂しい人と思われたくない
- くだらないと見下している
1. 単に面倒くさい
いつも受け身でいることは、とても気楽です。
自ら誘うということには面倒くささがつきまとうからです。
計画をして、連絡をして。
スムーズにいかなければ調整して、また連絡をして。
複数人を誘うことになれば、面倒な事柄は倍増します。
そんなことは他人任せが一番と決めてしまえば、誘うという行為からは遠ざかって当たり前。
ある意味、要領がいい人。
悪く言うとずるい人ですね。
周囲の人がこの動向に気が付くと自然と疎遠にされてしまいます。
2. 実は微妙に嫌われている
気の合う友人とは機会があれば交流を持ちたいと考えるのが普通です。
でも、一緒にいても楽しくない人とは一緒にいたいと考えないのが当たり前。
つまりどちらかというと好きではない友人のことは、一緒にいても楽しくないのですから誘うことはありません。
ただし、誘われれば断るほど嫌なわけでもないのです。
友人とは言えない関係ですが、知人の範疇ではあるようです。
また、会っている最中にそんな素振りは一切見せません。
3. 楽しいことを考える企画力がない
人を誘うには理由が必要です。
飲みに行こう。
食事に行こう。
週末に買い物に行きたいんだけど、付き合って。
別に大した用事でなくても、友達と過ごすことに意味があります。
でも、友達を誘ってまでしたいことはないと考える人は誰かを誘うことはしません。
ただし誘われれば、喜んで出掛けます。
そして、人並みに楽しみます。
4. 誘って断られるのが怖い
友人として長年付き合っていれば、誘われた時に都合が悪くて断ることがあっても当たり前。
でも、断られることに異常に反応してしまう人がいます。
「断られるなんて嫌われているのかな」
「本当は誘われても行く気が無かったんじゃないかな」
余計なことを考えてしまい、どんどんと誘うことに躊躇してしまうのです。
誘われて断った本人にとってはどうってことのないことですが、こんな些細なことが気になる人にとっては見過ごせない大事件。
いっそのこと、誘わないと決めておいたほうが身のためと考えた結果です。
5. お金が掛かることはしたくない
人には言わないけれど、金銭的にひっ迫していることが考えられます。
借金なのか、それとも予定している出費があるからなのかは不明。
だから飲みにも行けない、ランチも避けたい。
遠出なんてもっての外。
ひたすらお金の掛からない生活を心掛けています。
お金のことだけに、正直に言い辛いという場合も考えられます。
6. 暇があれば寝ていたい
日頃の生活に疲れ過ぎていて、出掛ける暇があったら寝ていたいと考えるタイプです。
人が多いところに出掛けても疲れるだけ。
疲れることに時間を割く意味が解らない。
だったら寝ている方がずっと気楽。
こういった人は生きること自体に喜びが感じられず、友人がとても少ない人です。
7. 軽く病んでる
今や誰もが精神的に病んでいる時代です。
だから、調子のいい時には誰かの誘いに応じられても、いつ何時気分が落ち込んでしまうか不明なので、自分から誘うことはしません。
というよりも、誘えないのが実情です。
8. 遠慮がち
やたらと遠慮がちな人は「誘ったら迷惑かも」と余計な心配をしてしまいます。
「そういえば、平日の夜は忙しいって言ってた」
「週末は実家に帰るって言ってた」
以前の会話をきちんと記憶しているので、相手の妨げになるような誘いは迷惑だと心得ています。
ところが、そんなことばかり気にしているので、誘うことに至りません。
楽しむチャンスをいつも逃してしまう、気を使い過ぎて損するタイプです。
9. 人に言えない用事で忙しい
例え友人であったとしても、大人になれば内緒にすることもあります。
習い事だったり、家族の都合であったり。
人知れず学んでスキルアップしたいと考えれば、内緒にするのは当然のこと。
また、家族の都合でも介護が絡んでいたりすると余計な心配を掛けてしまうので言わないことも。
すると理由は言わないものの、誘うことが必然的になくなります。
10. 寂しい人と思われたくない
自分は既にたくさんの誘いがあるから、敢えて誘うほどの時間的余裕がないと装っている人は自ら人を誘いません。
自意識過剰なので、他人にどう思われているかということを異常なまでに気にします。
だから、誘われても即答で応じることは稀。
「ちょっと調整してみるね」が口癖です。
その割には漏れなく参加するというオチ付き。
11. くだらないと見下している
自分だけが素晴らしいと思っている人は、他人の思いつきをくだらないと見下しています。
だから、誘われたら嫌々という姿勢で出掛けます。
出掛けた先では見下している姿勢を隠そうともしない無神経な発言が飛び出すことも。
でも、こんな姿勢なのでいつも誘ってもらえるとは限らない残念な人。
ならば、自分から楽しいことに誘えばいいと思うのですが、実際に誘って不評を買うのは何よりも怖いのです。
その為、この人の人生で人を誘うという行為はありえません。